オリンピック終わりましたね。
パラリンピックはこれからですが、世の中がすでにオリンピックは終了した〜という雰囲気に違和感を感じます。
実は、オリンピックほとんど観てません💦
時間帯的なところもありますが、一生懸命観ていたのは旦那だけ。
私はオープニングすら観てません、好きなのに。
でも、たまたま吉田選手の試合の再放送は観ました。
一生懸命試合に挑む姿、結果銀メダルという輝かしい成績を残したのに、「ごめんなさい」と泣き崩れる姿に、感動と同時に「頑張ったよ!謝ることないよ!」と、旦那と涙しました。きっと、彼女には大きなプレッシャーとお父さんへの大きな気持ちがあったのでしょう。でも、きっと吉田選手のお父さんだったら「がんばったな」と声をかけてくれたんじゃないかなぁと思います。
エンディングは、ネットや再放送で観ました。
特に、日本のPRタイムの映像は素晴らしかった!
アニメのキャラクターが登場したり、東京オリンピックのオマージュがあったり、いろいろな隠れた意味があったりして、とても素晴らしかった!
そして、音楽監督は「椎名林檎さん」!20代の頃、彼女の歌に出会って、大きな刺激を受けました。車の中では基本的にはMonkey MajikかFMなんですが、時々林檎ちゃんも聴きます。長女にも、林檎ちゃんのアルバムやら槇原敬之さんやMonkey Majikのアルバムを渡していたので、部屋で聞いていたようです。
以前、車の中で「ここでキスして。」をかけた時に、「この曲好き!」と娘が言っていたので、昨日旦那が不在の時間帯に、林檎ちゃんのアルバムを出して、娘と一緒に聴いていました。こんな日がくるなんて、あの頃は考えなかったなぁ・・・なんて思いながら、私は熱唱(笑)「よく歌えるね〜」と、娘は尊敬の眼差し(?)。彼女は自分が歌が下手だと思っているみたいで。そんなことないのに。でも、喉で歌っているのは間違いないな、もったいない。いい声しているのに。
そんな中、話題はやっぱり不登校の話に。
最後は二人で大泣きしてしまったのですが、もちろん結論は出ない。
でも、先ほど「不登校ナビ」というサイトをたまたま見つけて
http://futoko-support.com/feelings-puberty/
読んでいたら・・・どのページにも、昨夜娘と話したような内容が!
そして、今の状況もまさしくその通り!!!
なんていうか、私の中のモヤモヤが少し晴れました。
すっきりとはいかないけど、救われた気持ち。
同時に、私の考えは間違っていたわけじゃないんだ。
自分の経験から対応していたのは、それでよかったんだ。
無理に学校に行きなさい!って言わなくてもやっぱりいいんだ!
不登校は子どもだけの問題じゃない。私たち親の問題でもある。
大切な大切な私たちの子供達。どの子も同じように大切。
だから、長女が思い悩む姿はどうにかしてあげたくて、でも、親だからって全てを知っているわけじゃない。お互い一人の人間。何を考えているかなんて、わからない。
でも!悩んでいるなら、誰かに聞いて欲しい、聞かなくてもいいからそばにいて欲しい。そう思うなら、お母さんはいつでもそばにいるよ。いつだって、あなたのことを考えているよ。それだけは知ってて。
昨夜は、娘にそんなことを伝えました。
そして、毎日いつものように「ごはんだよ〜」「出かけるよ〜」「一緒に行こう」。
私と娘の不登校の日々はまだまだ続くと思うけど、でも、今の娘の行動が正常な成長の一つだから、本人の思い悩む日々を知っているから、今はそばにいる日々をお互いに感じながら、時々は楽しみながら生きたい。
よし!
世の中は夏休みだというのに、我が家の長女はやっと部活を始めました。
今まで何度か参加していた「美術部(という名の漫画・イラスト部)」。
実は仮入部のままでした。
二泊の予定で実家へ帰った先日、二日目の夜に
長女「明日帰るの?」
私「なんで?」
長女「いや、部活があるから。」
私「え?行くつもりだったの?入部届け渡さないから、行かないのかと思ってた。」
長女「いや、Rが来いってうるさいから・・・。」
私「じゃあ、明日お父さんと先に帰ったらいいさ。お母さんはもう一泊するから。」
長女「え〜〜〜〜〜・・・わかった。」
意外とすんなり、父親と先に自宅へ帰宅。
翌日、いつも何かと気にかけてくれている親友のRちゃんを迎えに行って、そのまま部活へ参加したようです。もちろん、入部届けもしっかりお父さんにハンコを押してもらって。
私が下の子供たちと夕方帰宅した時は、居間で爆睡してました(笑)
でも、楽しかったのかな?
先日、Facebookで「義務教育」について友人が投稿していたのを読んで、私の疑問をコメント。
しかし、その後にコメントされていた方の文章を読んで、私は保護者としてだめなのかもしれない・・・と考えてしまいました。
「義務教育」は「教育を受ける義務」ではなく、『「教育を受ける権利」を親(保護者)は守らなくてはいけない「義務」』。子供は権利を有するのであって、その権利を守らなくてはいけないのは、私の役目。なのに、「行きたくないなら行かなくてもいいよ」なんてセリフを子供に言ってしまう私は、親失格なのかな・・・。
でも、指定された中学校に行くことだけが「教育を受ける権利」を主張する先ではないと思うんだよね。フリースクールだったり、個人授業だったり、教育を受けることはできる。学校へ行って身につけて欲しいのは「友人との思い出」「中学生という年齢でしか経験できない、輝かしい日々の思い出」なんだよね。勉強ができるかできないかは、本人の頑張り次第だし。でも、今の日本では「登校した日数」「テストなどでの点数」が大きな評価となり、個人個人の特性が生かされるようになるのは・・・ないのかな・・・。
娘は、学校へ行かなくてはいけない。勉強を頑張らないと高校へも行けない。
自分が進みたい道を歩むためには、前に進まないといけない。
・・・十分に理解している。でも、何が邪魔しているのか、前へ進めない。
私はその手助けをしたい。だから「行きたくないなら、行かなくてもいい。でも、自分の夢を叶えるために必要なことはやらないといけないよ。」そう伝え続ける。
まずは、部活をはじめた。私にできることは「デッサンのレッスン」。
そして、美術部員としてコンクールに出せるように探す!
先生への交渉を手伝う。
娘の自信になるように!
今の私が娘のためにできること。それを一つ一つクリアしていきたい。
アーチルの診断結果が出た翌日、今度は長女の担任+学年主任の家庭訪問でした。
2週間も前から家中廃棄→掃除→片付け→廃棄→掃除→片付け→整理整頓→仕上げの掃除・・・疲れました💦右手が自由に使えないって、本当に本当にしんどい!!!
横にそれました💦
さて、20分ほどの家庭訪問。もちろん学年主任まで来るのは、長女が不登校だからでしょう。
欠席が多いと、公立高の受験ができない話や、支援学校への通学について(通学しても、出席にはならないので、結局は本来行くべき中学に登校しないといけない)、仮入部のままの部活について、今後の話をしました。
学年主任の先生とは、先日中学校に用事があって長女と行った時に話しかけられたので、顔は知っていたのですが、名前もわかりません💦っていうか、最初に挨拶して欲しかった。心配してくれているというよりは、なんというか言い方全てが私は釈然としない。私には「登校しなければ、学校側ではこういう対応になりますよ」というふうにしか聞こえなかった。実際はそうじゃないのかもしれないけど。
以前から書いているけど、行きたくないなら行かなくてもいい。と、私は長女に伝えている。ただし、自分がやりたい夢を叶えるためにしなくてはいけないことは、しようよ。そこだけだ。
それに、我が家には私立に行かせる余裕はこれっぽっちも無い。今後、旦那の仕事や私の仕事がいきなり収入が増えるならわからないけど、あと5年で還暦を迎える人に、無理はさせられない。そこは申し訳ないけど、理解してほしい。こういう家庭の事情を理由に、進学先を限定するのは申し訳ないけど、実際に無理なので。
前回のブログで書いた高校は、正直かなり狭き門。
これからちゃんと登校するだけでなく、成績も上げていかないと到底無理。
でも、目標にするのは自由だ。それを頑張りのバネにするように話して欲しかったなぁ。先生方。「このままじゃ無理だよ」じゃなくて「じゃあ、がんばってみようか!一歩一歩進んでみようよ!」でしょ?
実際、今後長女がどうしたいのかは、本人にもわからないだろう。
もちろん私も。
でも、とりあえず夏休み中部活に参加して、宿題をやって、週に何回か放課後学校に顔を出す。そして、支援学校にまずは見学。実際、楽しそうなんだよね〜。
友達がたくさんいる場所に自分がいられなくてしんどいのは、何より長女だ。
私は実は勉強よりも、友達との思い出を共有してほしい。
放課後のたあいのないおしゃべりや、好きな子の話、部活で頑張ったこと。
そんな、いつか大人になった時に、友達と共有できる思い出を作ってほしい。
実際は、中学の時の友達全員と大人になっても付き合いが続くことはあまりない。
でも、心には残る。楽しい思い出も、つらい思い出も。そして、それが成長につながると私は思う。
学校から帰ってきた長女が「ただいま!お母さん〜、ちょっと聞いて〜」なんて会話を楽しみたいな〜って思う。でも、それが支援学校でも作れるなら、これまでの友人以外にも友達を作れるなら、それもいいな〜とも思う。同じ悩みを持つ同士。きっと仲良くなれる子がいるだろう。
家庭訪問は、家中を掃除するのにいいきっかけになった。正直、その程度だった。
すでに、私と長女で考えていたことを、あらためて学校側から提示されただけだった。でも、それもいいきっかけだ。
夏休みは始まったばかり!
あっという間に終わってしまう!
だから、楽しもう!
旅行に連れていくとかはできないけど、我が家らしく、私らしく。
だな。
