先日、次女と長男の診断結果を聞くためにアーチルに行ってきました。
結果は「発達障害(自閉症スペクトラム)」と出ました。
正直、「やっぱりそうか・・・」と思う気持ちと、安心した気持ちがあります。
次女は、IQがとても微妙なところで、平均には今一歩届かず、かといって療育手帳をもらえるほどの数値ではないので、いわゆる「グレーゾーン」ですが、あきらかに発達障害であり、学習に影響が出ていることがわかりました。少々多動の部分もあるらしいのですが、それが「いや!」とか「暑い!」と言って教室を出てしまっていたところに出ていたようです。しかし、3年生になってからはほぼ落ち着き、最近は普通に教室でみんなと一緒に勉強しています。これまでの勉強の遅れはあるものの、本人も遅れは理解しているので、自分なりに頑張っている姿があり、今後はもっと変わっていくのではないかと思いました。
長男は、IQは平均値内で、学習についてはまだ特に問題はありませんでした。
確かに計算も得意、ひらがなやカタカナ、アルファベットは3〜4歳で覚え、5歳の段階でマスターしていました。しかし、物や色へのこだわりが少々強いのは気づいていたので、そこが特性として出ているのでしょう。多動もあり、食事中も思い立つと席を立つことが多いです。また、相手の気持ちを考えるということが苦手で、いまいち理解できないという部分もありました(テストの結果)。
話がいつも長いのも気になっていたのですが、先日担当していただいた方を話をしていて納得したことが。私と同じなんです、長男の話やこだわりが。たぶん、私も診断こそされなかったけど、長男と同じ発達障害なんだと思います。
話が長いのは、その時の光景を頭に動画のように思い出しながら、事細かに話していくから。途中で面白い部分があると、そこを細かく話してしまうので、何を話したかったのか忘れてしまう。長男もそういうことが多々あって、何を言いたいのかわからないことがありました。でも、「私と同じなんだ」と思うと、行動のパターンもなんとなく同じ。片付けの仕方も似ている。全てが同じではないけど、傾向はかなり似ています。
長男はまだ小1なので、学習での問題はこれから出てくるでしょう。友達との付き合い方も。相手の話を遮ったり(相手のことを考えることができないので。これは、私も反省)、嫌がっているのを楽しんでいると勘違いしたり(夢中になると、周りが見えない)、そこから誤解されることもきっと増えるでしょう。
これからの私たち親ができることは、「次女も長男も、長女も、三女も、私たちの宝物なんだよ。大好きだよ。」を伝えていくこと。
そして、一つ一つ教えていくこと。怒らずに。理解できるように。
一度ちゃんと受け止めて、どうしたらいいか一緒に考えて、導いていく。
大人になった時に、自分で対処できるように、工夫を教える。
私も、自分で片付けてどこにしまったのかわからなくなったり、自分が決めた場所にあった物が無くなってイライラが爆発したり、気持ちにムラがあったり、一つのことに集中すると周りが見えなくなったりすることが、これまで何度もありました。その都度反省したり、そうならないように工夫して、ここまで生きてきました。
診断こそ受けていないけど、自分がこれまで経験したことを、二人だけでなく、子ども達に伝えていきたいと思います。
そして、やっぱり「ドラム」を教えたい。リズムを身につけることの大切さを教えたい。絵の描き方も教えたい。楽しい世界がこの世にはたくさんあることを!その中で、子ども達が「これだ!」と思えることに出会えたら!きっと、つらいことがあっても乗り越えていける!そう私は信じています。
明日は東口で仙台七夕飾りのレクチャーをします。子ども達も一緒に。
右手は負傷してますが💦頑張って作り方教えますよ〜。
きっと、このブログを読んでくれた方は「大変だね」と思ってくれるでしょう。
でも、発達障害があってもなくても、子育ては大変なんですよね。ただちょっと個性的な子ども達が私を選んで生まれてきてくれただけのこと。
私もこれまで「個性的」と言われてきたので、まぁ、いっかな。
人と同じでいる必要はないし。自分が自分らしく生きていければいいなぁと。
そんなセリフが言えるようになったのは、40歳過ぎてからかも。
きっと、若いころからしていた「自分探し」の答えを、子ども達が教えてくれたんだな。その答えを私に届けてくれるために、私を選んでくれたのかもしれないな。
このブログを書いていて、すごく納得してしまった。
ありがとう、私の愛しい子ども達。
そして、愛しい旦那様。
あなたに出会えたから、私が私でいていいんだって思えるようになったんだと思う。
私は、幸せだな。
よし、毎日を楽しもう!

