怪獣たちとの子育てときどきハンドメイド -5ページ目

怪獣たちとの子育てときどきハンドメイド

我が家の4匹怪獣の子育てのおはなし。
ハンドメイドのおはなし。
大騒ぎの毎日の中で、ふと気付いたことなどを書いています。

先日、次女と長男の診断結果を聞くためにアーチルに行ってきました。
結果は「発達障害(自閉症スペクトラム)」と出ました。
正直、「やっぱりそうか・・・」と思う気持ちと、安心した気持ちがあります。


次女は、IQがとても微妙なところで、平均には今一歩届かず、かといって療育手帳をもらえるほどの数値ではないので、いわゆる「グレーゾーン」ですが、あきらかに発達障害であり、学習に影響が出ていることがわかりました。少々多動の部分もあるらしいのですが、それが「いや!」とか「暑い!」と言って教室を出てしまっていたところに出ていたようです。しかし、3年生になってからはほぼ落ち着き、最近は普通に教室でみんなと一緒に勉強しています。これまでの勉強の遅れはあるものの、本人も遅れは理解しているので、自分なりに頑張っている姿があり、今後はもっと変わっていくのではないかと思いました。

 

長男は、IQは平均値内で、学習についてはまだ特に問題はありませんでした。
確かに計算も得意、ひらがなやカタカナ、アルファベットは3〜4歳で覚え、5歳の段階でマスターしていました。しかし、物や色へのこだわりが少々強いのは気づいていたので、そこが特性として出ているのでしょう。多動もあり、食事中も思い立つと席を立つことが多いです。また、相手の気持ちを考えるということが苦手で、いまいち理解できないという部分もありました(テストの結果)。
話がいつも長いのも気になっていたのですが、先日担当していただいた方を話をしていて納得したことが。私と同じなんです、長男の話やこだわりが。たぶん、私も診断こそされなかったけど、長男と同じ発達障害なんだと思います。
話が長いのは、その時の光景を頭に動画のように思い出しながら、事細かに話していくから。途中で面白い部分があると、そこを細かく話してしまうので、何を話したかったのか忘れてしまう。長男もそういうことが多々あって、何を言いたいのかわからないことがありました。でも、「私と同じなんだ」と思うと、行動のパターンもなんとなく同じ。片付けの仕方も似ている。全てが同じではないけど、傾向はかなり似ています。
長男はまだ小1なので、学習での問題はこれから出てくるでしょう。友達との付き合い方も。相手の話を遮ったり(相手のことを考えることができないので。これは、私も反省)、嫌がっているのを楽しんでいると勘違いしたり(夢中になると、周りが見えない)、そこから誤解されることもきっと増えるでしょう。

これからの私たち親ができることは、「次女も長男も、長女も、三女も、私たちの宝物なんだよ。大好きだよ。」を伝えていくこと。
そして、一つ一つ教えていくこと。怒らずに。理解できるように。
一度ちゃんと受け止めて、どうしたらいいか一緒に考えて、導いていく。
大人になった時に、自分で対処できるように、工夫を教える。

私も、自分で片付けてどこにしまったのかわからなくなったり、自分が決めた場所にあった物が無くなってイライラが爆発したり、気持ちにムラがあったり、一つのことに集中すると周りが見えなくなったりすることが、これまで何度もありました。その都度反省したり、そうならないように工夫して、ここまで生きてきました。
診断こそ受けていないけど、自分がこれまで経験したことを、二人だけでなく、子ども達に伝えていきたいと思います。
 

そして、やっぱり「ドラム」を教えたい。リズムを身につけることの大切さを教えたい。絵の描き方も教えたい。楽しい世界がこの世にはたくさんあることを!その中で、子ども達が「これだ!」と思えることに出会えたら!きっと、つらいことがあっても乗り越えていける!そう私は信じています。

明日は東口で仙台七夕飾りのレクチャーをします。子ども達も一緒に。

右手は負傷してますが💦頑張って作り方教えますよ〜。


きっと、このブログを読んでくれた方は「大変だね」と思ってくれるでしょう。
でも、発達障害があってもなくても、子育ては大変なんですよね。ただちょっと個性的な子ども達が私を選んで生まれてきてくれただけのこと。
私もこれまで「個性的」と言われてきたので、まぁ、いっかな。
人と同じでいる必要はないし。自分が自分らしく生きていければいいなぁと。
そんなセリフが言えるようになったのは、40歳過ぎてからかも。
きっと、若いころからしていた「自分探し」の答えを、子ども達が教えてくれたんだな。その答えを私に届けてくれるために、私を選んでくれたのかもしれないな。
このブログを書いていて、すごく納得してしまった。

ありがとう、私の愛しい子ども達。

そして、愛しい旦那様。

あなたに出会えたから、私が私でいていいんだって思えるようになったんだと思う。

 

私は、幸せだな。

よし、毎日を楽しもう!

 相変わらず不登校の長女。

先日、尿検査でひっかかり、再検査のため病院へ行きました。

初めての採血にきっとドキドキしていたのでしょう、そんな気持ちを和ませたくて、いつもの親子漫才で笑いながらの病院でした。

検査結果は後日学校へ届くので、それまでは「生活リズムを正そうね」(←人のこと言えませんが💦朝は起きてるぞ。)と話、先日の家出の話をしながら、内緒で二人でマック(チビ達にバレるとうるさいので)。我が家の新顔ラフェスタ君の、便利なテーブルを使って、Monkey MajikのDVDを見ながらのお昼ご飯でした。

まさかその後家族で幸楽苑に行くことになるとは、この時は想像もしてませんでした💦

おかげで、お腹がきっつ~💦

長女といろんな話をしている中で、やっぱり心配なのは進学。

親としては、学校の成績よりも、将来娘が幸せで暮らせればOKなのですが、

やっぱりやりたい仕事をしてほしい。

私も小学校からの夢を叶えて、叶えるためには両親の支援があったから。

専門学校に入学して、沢山学び、沢山の友人と出会い、沢山遊んだから。

そんな楽しい日々を娘にも経験してほしい。

夢を叶える日々を充実させてあげたい。

 

現状、不登校で中間テストの点数はボロボロ(なぜか、国語と英語はある程度点数を取れたけど)。このままでは希望の高校があっても、入学は難しいのでは・・・。

 

そんな事を考えていたら、友人から素敵な高校の話を聞き、早速調べてみました。

なんでも、不登校気味だった卒業生で、元美術部で、入選したりと実力もある女の子が入った高校。校風がとても自由で、服装も髪型も自由。まるで大学みたいな雰囲気だと、その子も元気に登校しているようで。

確かに、とても綺麗な学校で、なにより「美術科」がある!
いいなぁ。私も通いたかったな~、この高校。

8月には中学生対象の美術科の講習もあるようで、娘に

私「行きたい?イベントあるけど、行きたいなら予約するよ?それとも、今年一年デッサンを頑張って、来年行く?」

娘「行きたい!だから、今年はデッサン頑張る!」

私「よし、わかった!一緒にデッサンやろう!そして、この高校に入れるように勉強もやっぺ!」

娘「うん。頑張るお!」(←だから、「お」はやめなさいって。)

先輩の作品や学校の様子の写真を見て、今年度の入試問題を見て、俄然やる気が出たようです。

私「じゃあ、まずは掃除だな。片付けないと勉強もできないよ。今日の大掃除終わらなかったしね」

娘「う、うん💦がんばるお。じゃ、まず寝る。おやすみ!」

私「おやすみ~(逃げたな・・・)」

でも、一つ一つ目標が見つかると、具体的に頑張る内容が見えてくるから、娘にはいいのかもしれない。評定平均値が4.3 なので、学校の試験で平均点より上をとっておかないといけないし。これから頑張れば、大丈夫!きっと行けるよ!

 

その前に、少しリハビリだな。

適応指導センターというところに、しばし通う話もした。

本人も「楽しそう~」と、乗り気。

ただ、ここに通うことで学校の成績を下げるわけにはいかないので、しっかり勉強もしないとね。

 

なんだか私もやる気が出てきたぞ。

娘と一緒に頑張ろう!

よし!夢に向かって、クエスト始めっぺし!

先月末に、愛車ラウムが昇天し、続いて旦那の愛車イプサムも現役を終了。立て続けに2台の車を購入しなくてはいけない!貯蓄のない我が家にとっては、重大事件💦いや、貯蓄しておけって話ですけどね💦毎月努力はしているんですけどね💦いやはやお恥ずかしい^^;

 

毎日のように、価格.comやらGooやら、カーセンサーなどを検索しまくり(価格.comは、6つの車情報サイトを検索してくれるはずなんですが、検索してもヒットしない情報もあるんですよ~。その時はやっぱり各サイトを探すのが一番有効です)、探していました。

旦那の車が引退する前に、まずは私の車を探しに。以前から目をつけていた中古自動車屋へ。

希望の車がないかどうか話していたら、まだナンバーのついている車で、車検が再来年の2月まであって、スタッドレスも夏タイヤもセットになっている車が!私の希望ではスライドドアと7人乗りは外せなかったんだけど、旦那が「いいね、これ」と即決💦

え~っと、自分が乗りたいのでは?と内心思いつつ購入。

 

◉日産ウィングロード Gリミテッド。


運転席のホールド感が、なんだか懐かしい感じ。

旦那と二人で乗ると、なんていうか若い頃を思い出す。

デートしている感じ(笑)
年式は新しくないし、1500ccでトルクも小さいけどいい走りです。

ステーションワゴンなので、荷物は本当に積めます。

しかし、スライドドアじゃないので、子ども達の乗り降りは本当にヒヤヒヤ💦

 

1台目が決定して、数日で納車されたので、

今度は旦那の車を探す日々。

 

旦「税金も安いし、オレは軽自動車でいいよ~。普段はお母さんが乗ればし。」

私「いや、あのね~、子ども達を連れて出かけることが多々あるので、私の普段乗りは軽では無理なんだよ~」

旦「なんで?保育所の送迎くらいでしょ?イベントの時は車を入れ替えればいいじゃん。」

私「そうでもないんだってば~。結構4人連れて出歩くことが多いんだよ~💦」

 

いまいち普段の様子を理解していない旦那。

まぁ、いない時間が多いから仕方ないけどね💦

買い物行くにも、お迎えに行くにも、仕事やイベントに行くにも、結構な頻度で4人を連れて出かけている事実を把握していない。こういう旦那さん多いんじゃないかな~。

で、いつの間にか、私の車を探すことになっていた。

最初に買った車は、やっぱり自分が乗る気だったのか・・・。

まぁ、荷物は積めるけど5人乗りだしねぇ。

いちいち大量の道具を下したりするの大変だし、なによりビスが落ちていたりして旦那の車は結構散らかっているので・・・。

 

サイトで検索して、車屋に見に行って、いい車だけど総支払額以外に経費がかかりすぎて却下。また検索サイトとにらめっこして、何台かピックアップ。

希望のメーカーではなかったけど、希望のスライドドア、3列シートの車を候補に。

旦那が休みの時に一緒に行って、エンジン音や外装、内装などを一通り確認。

一番の重要確認ポイントは、「お母さんの足が届くか」(苦笑)

はい、身長小さいんです。148cmしかないんです。だから、車種によっては足が届かない💦そして、太っているので座席を前に出しすぎるとお腹にハンドルが当たって、無理な状況に・・・。
独身の時に、友人からスープラを借りていた時も、すごく楽しかったけど、バケットシートで足が届かず💦背中にクッションを置いて運転するという悲しいオハナシが・・・。

全てをクリアして、内装や外装もチェックして、決定!
契約して、翌週末の先日納車されました~。

 

◉日産ラフェスタ 20S Pセレクション パノラミックルーフレス仕様


正直、見た目は営業車っぽくてあまり好きじゃない。
色が赤だったら良かったな~。発売当時標準であったけど、台数があまりなかった・・。あっても、日産車の赤はあまり発色が良くないし、年数を経過すると色褪せてくるしね💦車のカラーリングはトヨタが一番だと思うなぁ、私は。

車内は、思った以上に広くて、トヨタ・イプサムに乗っていた旦那も「広いね!」と驚いてました。
フロントガラスも大きくて、サイドミラーも大きいので、とにかく運転しやすい。

前車がトヨタ・ラウムだったので、「(車両の)長さがかなり変わるからバックモニターないとダメじゃない?」と旦那は心配していましたが、なんのなんの!ラウムよりも後部の確認しやすいっす。でも、バックミラーはあった方がいいかもね。保育所の送迎時を考えると(真後ろに小さい子供がいたら、全くわからない!)。センサーもついてないので。

収納も多くて、子連れで移動の多い私には最適の車です。
CVTが心配だったけど、問題があった車両ではないし、メンテナンスさえ怠らなければ、大丈夫(のはず)。
荷物も3列目のシートを使ってもある程度置けるし、フラットにすれば全く問題なし。タープも荷物も余裕で置けます。これでイベント出店も余裕(笑)ラウムも小さいわりにかなり荷物を積めた車ですが、やっぱり大きいと違うなぁ。
2000ccで、トルクも旦那のより大きいので、坂道も結構余裕。
ヴォクシーも候補に上がったけど、今回はこの車で良かったかな。
トヨタ大好きなんだけど、予算が低かったので💦次回はトヨタ車に乗れるように頑張るわ!

 

いや~、それにしてもよく買えたわ。ほんと、ウチの経済事情ではありえない💦
旦那がかなり頑張ってくれたからだな、感謝感謝。

一昨日、予定より1日早く上がって、車屋から一人ドライブ。

試乗すらせずに購入を決めたという、恐ろしい夫婦(笑)

車屋さんもびっくり!

「こんな短時間で決めたお客さん、いませんよ~。初めてです~」

とっても親切で一生懸命な車屋さんでした。

旦那も「いい人でよかったね」と大満足。

 

新車で買う場合も、中古車で買う場合も、相性とかありますよね~。車も人も。担当の営業の人がイマイチだと、本当に買う気なくすもんなぁ。

 

我が家の大切な足となる2台の日産車。
これから沢山走ってもらうぞ!

昨日、担任と支援学級の先生からアーチルへ持参する書類を確認するのに、

学校へ行き、内容を確認して、学校側では内容をコピーして、原本はそのまま封筒へいれて封をしました。私の手元にはコピーはない状態。

次女は、2年の頃から1日の様子を補助の先生(教員ではない)が、毎日細かく書いてくれて、それをノートに貼り、家に持って帰ってきて、私が内容を読み、次女へのはげましを書いたり、先生への連絡や出来事などを書いて、また学校へ持っていく。というやりとりをしていました。

しかし、アーチルへの書類をまとめるので、という名目でノートを持って帰らなくなりました。毎日プリントを1枚持参するのみ。一度先生へ連絡したのですが、書類を作るのに必要なので。との一言。

明日、アーチルに行くので、ノートを持たせてください。とお願いしたはずなのに、今日持って帰ってきません。
「なんで?」と、担任に電話をしました。

 

私「昨日もらった書類は、あくまでも学校側で次女に対してしている対応のまとめですよね?でも、毎日の様子を書かれているノートがなければ、明日話をするときに困るんですけど。」そう伝えました。
担「そうなんですが・・・。一応、あのノートは学校で保管するということになったので」
私「(そんなの聞いてないし💢)でも、あのノートは先生と保護者との情報の共有ですよね?普段学校にいるときは、先生が指導に役立ててもらって構わないんですが、私にも次女への指導で役立てるために、あのノートを活用する権利はありますよね?」
担「そうなんですが、個人情報にも関わることなので・・・」
出た!個人情報!何かを履き違えてるよ!そうじゃないだろ!
個人情報って言えば、なんでもOKなわけじゃないんだよ~。
だから、クラスの連絡網とか作れないんだよっ!

結局、上からの指導なのかわからないけど、1年以上続いているノートのやりとりはやめて、毎日プリントの公開のみ。私は、これまでの成長の記録は見ることも活用することもできない。親なのに!自分の子どもの情報なのに!
私「正直、昨日いただいた内容では、次女は何もできない子としか思えませんよね。だからこそ、ノートを持参して普段の様子を説明したいと思ったんです。前回も持参しているから、そこからどう変わったのか話すつもりでいたので、前回電話でお話ししたときに、そう言ったと思うし、先生も了承しましたよね?」
担「いや、私は了承していませんし、お父さんに電話して、書類を作るのでそれでいいですか?とお聞きしたら『その方がいいですね』と言われましたよ。」

私「アーチルに行くのも、話すのも私です。主人は作りますと言われたら、そうですね、いいですねっていうじゃないですか。でも、前回ノートは必要なときに渡してくれるって、言ってましたよね?」

担「いや、言ってないです。」

 

いい加減にしろよー!!!言ったっつーの!なんなんだ、圧力?若い担任だから、屈するのか?必要なときに渡すって、前回約束したけど、支援学級の先生と、補助員の先生に相談しないと決められないってさー、なんなんだ。
もしかして、この間の「日本は戦争大好きなんだよ」発言のクレームを書いたからか?

我が子の学校での状況を知るためのノートで、その件について本人が悩んでいて、発信源が補助員だって言ってたから、「やめてください」って書いただけでしょ?教育の現場って、そうやって臭いものに蓋するの?問題と思えるならば、全て封印するの?

私「先生がどういう風に言われているのか、私は教員の職場の状況はわからないので、理解できませんが。親が自分の子どもに関わる情報を共有できないのは、納得できません。学校側でしか使用しない内容ならまだしも、私にコメントを書くように言っている内容で、そのまとめのノートを見られないのは、どう考えてもおかしいでしょ?」
担「そうなんですが、僕の一存では決められないので・・・」


結局、明日のアーチルはノートなし。学校側から渡された、学校側から目線の書類のみ持参。結局、都合悪いことは見せないってことなんだね。これからは、毎日画像で保存しよう。そこまでこっちで努力しないとだめだってことなんだね。
一人の子どもの成長に関わる大切なことで、あるだけ資料を持っていきたいと話したはずなんだけどな。

ものすごくがっかりして、モヤモヤしています。
結局、事務的なやりとりってことなのかな・・・。

土曜日は長女の13歳の誕生日でした。
しかし、私と大げんか!
原因は、何度呼んでも2階から降りてこず、ネットばかりやっているので、私がWiFiのパスワードを変更してつなげなくしたこと。
普段は、自由に使わせているのですが、それは約束を守った場合の話。
約束とは、午前中は1階で一緒に家事をやったりして、お昼を食べたら勉強しよう。というもの。
自分の時間にネットをしようがそれは長女の自由。
でも、最低限朝ごはんはみんなで食べよう!そして、今日1日の予定をお互いに確認しようと話していました。
守ったのは1日のみ・・・。あとはずーっと自由気ままにしている長女。
自分のことすらしないので、怒りました。

ネットがつながらないことに対して、

「だから!ネットつなげって言ってんだろう!このクソババア!」
ときたもんだ。

まぁ、口が悪い。でも、全然むかつかない。なんでだ?

 

誕生日会は翌日の予定だったので、その日は晩御飯も一緒に食べずに2階へ。

 

翌日、やっぱり起きてこない長女については、放置。

日曜日だし、私も久しぶりに寝坊したので(二度寝💦)。

やること満載だったので、旦那に「ケーキ取りに行かないと!」と催促され、なんで私ばかりが忙しいのよっ!と少々イライラ。

そんな中、次女や長男が「お姉ちゃんがいない!!!」

正直・・・「またか。友達の家にでもだまって出かけたんだろう。」そう思っていました。ところが、7時になっても8時になっても帰ってこない。

ケーキを取りにいきつつ近所を探して、受け取ってからも探しながら自宅へ戻る途中、実家の母から電話。

 

「あ、私。あのね、ルナがいるんだけど。」
「え?いないよ?」
「だから、こっちにいるんだけど。」

「・・・はい?え?なんで?」

「自転車で来たのよ。」

「は~?今、探してたんだけど(イマイチ状況を理解できていない私)」

「だから、自転車でこっちに来て、さっき近所の人に送ってもらったのよ。」

「え~~~~~!!!!いや、ちょっと待って、自転車でって何時に出たの?お昼には家にいたよ」

「3時頃出たって言ってたよ。で、途中で疲れ果てて、近所の人が乗せてくれたのよ。」

「は~。まずは、無事なんだね?わかった。じゃあ、家に着いたらまた電話するから。」

「じゃあね、とにかく無事だからね。」

「はい。ありがとう。」

 

おわかりでしょうか?

長女は、自転車で6時間近くかけて、実家に向かったのです。

車でも1時間以上かかる場所へ、自転車で6時間弱!どんだけ根性あるんだよ!

私にだって絶対できない。いや・・・似たようなことはしたけど。そんな遠くに行ける場所がなかっただけで、やっていたかも。

娘も私も長女。下に妹二人。長女はさらに弟もいる。

あれこれ頼まれていやだったから、お姉ちゃんでしょ!っていうのが嫌だったから、年齢に対応したことをそれぞれに頼んできた。

でも、思春期に入りつつある今、不登校である自分についても考えてしまったんだろう。

「ドコカ トオクヘ イッテシマイタイ。ダレモ イナイ バショヘ」

そう思ったんだろうな~。
お金も持っていない(持っていたお金は、プリカに使ってしまった)。

持っていたのは、DSとハンカチとティッシュ?

コンビニでフリーのWiFiを使おうと思っていたんだろう。

最初から遠くへ行くつもりだったのか、本人には聞いていない。

 

一晩、私の母と犬と同じ部屋に眠ったけど、眠れなかったらしく、早朝に起きてきたらしい。父が話していた。父は厳しい人なので、ひっぱたいてやろうと思ったと昨日言っていた。でも、しなかった。よかった。ここで怒られたり、叩かれたりしたら、長女はますます行き場を失ってしまう。かと言ってしょっちゅう家出して実家に行かれても困るけど、もうしないだろう。体力的にかなり無理をしたようだから。

 

昨日、小学生の子供達と保育園の三女を早めに迎えに行って、家族全員で長女を迎えに行った。

旦那にも「お父さん、会っても怒らないでね。」とお願いして。

その時の私は「心配かけて!」と怒りそうな気持ちもあったけど、まずは抱きしめてあげよう。きっと、しんどかったはずだから。その一つだけを考えながら、自転車で通ったであろう道を眺めながら。

 

実家の事務所でなにやらくつろいでいる長女。

その姿を見て近づいてくる私に、きっと「怒られる!」と思っていたのだろう。

いきなり抱きしめられて「無事でよかった!」と大泣きする私に「そ、そんないきなり泣かれても💦」と娘の方が冷めた感じの対応。でも、しばらく抱きしめて大泣きしたので、逆に事の重大さを感じたのかもしれない。

 

自宅に帰る途中、言葉少なめの長女だったけど、家に戻ってからみんなで1日遅れた誕生会。と言ってもケーキを食べただけだけど。

自分のチョコレートプレートを妹たちに分けて、翌日の中間テストの勉強をすると2階へ。夜中に起きてきて

「わかんね~!まじやばいよ。死んだわ~」なんて言っているから、

「だから、一緒に勉強しようって言ったじゃない。一夜漬けでやっても明日に響くから、とりあえず寝なさい。」

「うん。今の自分ができることでやってみるよ。」

たった一晩の出来事だけど、結構成長したな。

きっと明日は大丈夫!

 

・・・え~と、3校時目からの登校・・・すでに、1教科は終わってる・・・。

でも!行った!自分で決めて、行った!前進だ!よし!

担任の先生のために学校に行くんじゃない。

お父さんとお母さんのためでもない。誰かのためじゃない。

自分のために行くんだよ。そこが大事!自分の夢のために!

 

そういや昨日帰る車の中で、お父さんに

「不登校で学校に来ないのに、成績優秀とかって、かっこいいよね」と言われて

「何それ、かっこいい!学校行ってないのに、成績優秀!マジかっこいい!」

「だね(授業聞かなくてわかるんかー!というツッコミは入れないでおこう)」

 

テストは受けないといけない。

学校いかないといけない。勉強しなくちゃいけない。

わかっている。でも、教室に入れない。学校に行けない。

友達(女子)とも、うまくいかない人がいる。ケンカしたし。

先生は来なさいっていうけど、そんなことはわかってる!

でも、いけないんだよ。自分でもどうしたらいいのかわからない。

なんで自分はこうなちゃったのか。自分でわかんないのに、どうしたらいいかなんて、わかんない!

遠くに行きたいな。もう、ここからどこかに行きたい。

友達も親もいない場所に行きたい。

 

昔、中学生だった私もこんなこと考えていたな。

ゆっくりでいいよ、ゆっくり進もう。