先日書いた
こちらの記事を読んで…
少し、勘違いされやすい部分が
あるようなので補足します。
まず、退屈のステージを
誤解する人が多いみたいなのですが
これ、言葉選びが難しいなぁと
感じているところでもあるんですけど
このステージを表面的な
言葉尻だけでとらえて、
「（思考で）退屈だ～！」と
感じているからと言って
退屈のステージにいるとは
限らないんですよね。
私は直接お話ししていれば、
その人が今どこのステージの
どこらへんにいるのかが
比較的すぐ分かるんですけど、
その人が発する表面的な言葉で
判断してるわけではなく
その言葉の裏の感情や
エネルギーを読み取っているので、
なかなかそれを
傾向化するのが難しいです
なので、一つの参考程度に
してほしいのですが
退屈のステージにいる人の
一番の特徴としては
心の状態が、
まあまあ楽 に
なっているということです。
そりゃ人間ですから
多少の揺れはあるけれども
基本的な情緒は落ち着いているし、
悩みと言える悩みも特にない。
まぁ今のままでも悪くはないし
現状にもある程度、満足しているし
ただ、なんとなく、暇だなぁ～
なんとなく、空っぽな感じ。
これからどうしようかな～～？
という、混沌とはしていても
あくまで軽いエネルギーです。
例えるなら、ギアが
ニュートラルに入っていて
どっちに行ってもいいんだけど
目的地が定まらない…
何か打ち込めるものが
見つかればな～～
みたいな、
自分の中のエネルギーを
少し持て余してるような状態です。
そういう人は、感情のベースに
（ある程度の）満足感があるんですよね。
退屈のステージにいる人が
よく口にするのは、
「特にこれといった悩みはないんですけど…」
「すごい困ってるわけではないんですけど…」
今のままでもいいけど、
なんとなく、暇だなー。
というニュアンスの『退屈』です。
なので同じ 『退屈』 を
感じているとしても、
感情的なベースとしての
不満・怒り・批判
不安・自責・怖れ
これらを感じている割合が
まだまだ多いのだとしたら
その人がいるのは
我慢・抑圧のステージです。
我慢・抑圧のステージにいる人の
「退屈」という言葉には、おもに
現状への不満が滲み出ています。
周りの人間に対して、
今いる環境に対して、
社会に対して、
親に対して、
過去に対して、
自分に対して、
強い 不満なり 不安なりを
抱いているならば
それは、その人は
まだまだ癒しが必要な段階だし
思考のマイルールで
がんじがらめになっている状態だし
何よりも、自分の人生に対する
舵取りの感覚を掴んでいく
必要があります。
↑このシフトチェンジが
一番心の変化をもたらします。
これがあるかないかで、
世界が一変するのです。
で、退屈のステージにいる人は、
基本的にはこの自分軸を
取り戻している人、とも言えます。
（だからこそ、心が楽になるので）
もちろん、この「ステージ」というのも、
そんなクッキリハッキリ境界線で
分かれてるわけではないし
昨日までは我慢・抑圧！今日から退屈！
そして一方通行で戻らない！とか
そういうものでもなく
「過渡期」と書いたように
それはグラデーションだし、
常に変動してるものでもあります。
行きつ戻りつしながら
３歩進んで２歩下がる、という感じで
少しずつ変わっていくものです。
私自身も、体調やメンタルが
落ちてる時などは一時的に、
我慢・抑圧のステージに戻ってしまって
ついつい、自分責めてたり
不安に駆られたり
という時もあります。
昔の癖でね。
だけど、被害者意識から抜けた人は
もうその世界には戻れないように
多少ブレたとしても
いったん自分軸を掴んだ
感覚があると、
気付くのが早くなるし、
元に戻るのも早いです。
あ、やっちまった。
と気付いたら、元に戻すだけ。
そして、退屈のステージなり
自己表現のステージなり
自分の好きな状態を
主体的に選択することが
できるようになるのです。
だから、究極的には、
自分が今どこのステージにいるかって
あんまり重要じゃないんですけどね。
（じゃあなんでこの記事書いた？
って突っ込まれると、困るけど
笑）
だって、
どこのステージにいたとしても
やることは同じですし。
①（本当はやりたくないのに）
辞めるのが怖いから
やってることを、辞める。
②（本当はやりたいのに）
やるのが怖いから
やってないことをやる。
そして、
その大前提として
自分の人生の
幸せの責任は、
自分でとる！
という主軸を
しっかりと持つことが
鬼大事です。
自分の人生が退屈なのを
誰かや何かのせいにしてる限りは、
いくら①と②をやったとしても
幸せにはなれませんからね
というかこの前提があれば、
①と②は放っといても
人は勝手にやるのです。
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七咲佳那