心理カウンセラーの七咲佳那です
こちらの記事の続きです
あの頃もし、ほんの少しでも
私の気持ちに寄り添ってくれていたら
よく頑張ってるね、
あなたはいいお母さんだよって
ハグしてくれていたら
毎日の育児と、それをする私の心理状態、
ひいては娘の心理状態までも
全然違ったものに
なっていただろうなぁと思うのです
ただこれ↑は、私の中の女性性が
私の中の男性性に思っていたことでもある
当時、いつ寝て いつ起きているのかも
分からないような生活が何年も続いていて
心身ともにフラフラになりながら
目の前の小さな命を守るのに必死だった
当時すでに夫婦関係には
影が差していたし（早っ）
それゆえの心労も半端なかったんだけど
それでも、何でもないようなフリをして
娘と二人っきりになった時に
声を上げて大泣きしたこと何度もあったなぁ
一度だけ、産後３か月くらいの時に
自分の中の何かがプッツンして
ヒステリーを起こしたんだけど
ひとり１階の洗面所で思いっきり叫びながら
物に当たってワーワー怒って泣いてたら
その時の声と物音を
２階にいた元旦那さんに聞かれて
後から言われたのは
「トラウマになるくらい引いた」と。。。
その時、ああやっぱりヒステリー（怒り）は
出しちゃいけないんだってすごく傷ついた
でも、今思えばそれって、
私が私にヒステリーを許してなかったし
自分で自分に引いていただけなんだよね
だからそれが許されない、責められる、
そのままの感情を受け入れてもらえない
現実になっていただけ
昨日の勉強会で、話が出たんだけど
人は 自分が持っている前提を
ポジティブ・ネガティブに関わらず
人生の経験に基づいて
どんどん強化していくんだって。
つまり、ネガティブな前提を持ってる人は
年を取ればとるほど
それがどんどん強化され、
傷が深く深くなっていく。（恐ろしい...！）
当時の私は
ほーらやっぱり、私はひとりぼっち
ほーらやっぱり、私は助けてもらえない
ほーらやっぱり、私は分かってもらえない
ほーらやっぱり、私は裏切られる
ほーらやっぱり、私は愛されない
ひたすらこれらの前提を確かめるように
一人で頑張って、一人で我慢して
その前提を裏付けるような出来事ばかりを
引き寄せて、現実に創りだして
自分の傷に自分で塩を塗り込むような
ことを繰り返して、
その傷をさらに悪化させてたんだよね
あの頃はあの頃で一生懸命生きてたけれど
でも無意識に自分を追い込んで虐めてた
心理のことを何も知らなかったとはいえ、
自分には本当に可哀そうなことをしてたと思う
だからね
そんな過去の私を、
助けに行ってあげなきゃと思ったの
疲れ果てた暗い表情
子どもの泣き声が部屋に響いて
心の中は大嵐
一時間でいいから一人になりたい
ゆっくり邪魔されずに眠りたい
ピリピリイライラ、今にも爆発しそうで
でもグッと堪えて「いいお母さん」をやろうとしてる
タイムマシンなんかに乗らなくても
過去の傷ついた私は、私の中に生きている
今でもありありと思い出せる
そんな私をイメージの中で
抱きしめに行きました
娘に八つ当たりして怒鳴らないといられないくらい、
あなたは頑張ってきたんだよね
わかるよ、怒鳴りたくなることもあるよね
そんなに完璧なママを目指さなくていいんだよ
あなたはじゅうぶん、いいお母さんだよ
もう自分を責めなくていいんだよ
そんなになるまで無理させてきてごめんね
一人で頑張らせてしまってごめんね
これは、今の私が過去の私に
かけている言葉だけど
未来の私が今の私に
かけている言葉でもある
娘を怒鳴ってしまうことは今でもあるし、
というか、しょっちゅうだし
そんな自分を責めて苦しくなることもある
でも未来の私に、こんな言葉をかけられて
共感されて、抱きしめてもらったら
なんだか めちゃくちゃ癒されたよ
そうすると現実でも、
そういう癒されるような出来事が
起きるから不思議。
自分が自分にしていることが
世界から自分に返ってくる、というのを
更に実感した出来事になりました。
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