【日本語字幕·ナレーション付予告編 キノフィルムズチャンネル 2021/7/29公開:1分30秒】
【作品紹介:Wikipediaより引用】
『クーリエ:最高機密の運び屋』は2020年の英国のスパイ スリラー映画。監督はドミニク・クック、主演はベネディクト・カンバーバッチ。キューバ危機において重要な役割を果たしたとされる実在の英国のスパイで電気技師のグレヴィル・ウィンの半生を描いている。
【あらすじ:Cinemarcheより引用】
1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発。世界中を震撼させたこの危機に際し、戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンでした。
仕事柄、東欧に出張が多いため警戒されにくいという理由で、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼でスパイに抜擢されたウィン。彼に課せられた任務は、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官オレグ・ペンコフスキーと接触し、機密情報を持ち帰る“運び屋(クーリエ)”でした。
核戦争回避のために命を懸けた2人の男は、次第に政治体制を超えた友情と信頼で結ばれていきます。しかし彼らには、やがて過酷な運命が待ち受けているのでした…。
『007』や『ミッション·インポッシブル』といったアクション スパイ映画とはおよそ対極にある、地味な地味なスパイ映画。何しろベネディクト·カンバーバッチ演じる実在の人物グレヴィル·ウィンは、東欧に機械や設備等を売る平凡なセールスマンだったことが理由(ソ連当局に怪しまれない)で、MI6及びCIAにスパイとしてスカウトされるのだ。
ベネディクト·カンバーバッチは、スーパーヒーローであれィ稀代の悪役であれ、天才科学者であれ、カウボーイであれ何でも演じられるカメレオン役者、現代英国を代表する男優のひとりだが、今回は平凡なセールスマンの役。
初めはおどおどしていたが、段々と経験を積むに連れ、風格の様なものが出て来るのだが、そういう表現がカンバーバッチという俳優は抜群に上手くリアリティがある。
最後には、ソ連側の相方のペンコフスキー (メラーブ·ニニッゼ) が不味い立場になりつつあるのを助けるために、わざわざ危険を犯してソ連に再び赴く。この行為自体は映画上のフィクションらしいが、危険な任務を共有したペンコフスキーとウィン (カンバーバッチ) に友情が芽生えるのが、この映画の大きな見所のひとつになっている。
【2021年日本公開映画「私のオススメ作品」】:「すばらしき世界」「春江水暖」「ノマドランド」「街の上で」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「明日の食卓」「茜色に焼かれる」「JUNK HEAD」「1秒先の彼女」「夏への扉」「デュー あの時のキミとボク」「Arc アーク」「プロミシング·ヤング·ウーマン」「ライトハウス」「キネマの神様」「サマーフィルムにのって」「太陽の子」「返校 言葉が消えた日」「狐狼の血 Level 2」「ドライブ·マイ·カー」「かば」「テーラー 人生の仕立て屋」「恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター」「先生、私の隣に座っていただけませんか?」「モロッコ、彼女たちの朝」「浜の朝日の嘘つきどもと」「クーリエ: 最高機密の運び屋」
【スタッフ·キャスト等:Wikipedia()より引用】
監督:ドミニク·クック
脚本:トム·オコナー
撮影:ショーン·ポビット
音楽:アベル·コジェニオウスキ
グレヴィル·ウィン 英国の技師·ビジネスマン 当時頻繁に東欧に出張していたことからMI6に雇われる:ベネディクト·カンバーバッチ
オレグ·ペンコフスキー (英語名: アレックス) ロシア連邦軍参謀本部情報総局大佐:メラーブ·ニニッゼ
エミリー·ドノヴァン CIA職員:レイチェル·ブロズナハン
シーラ·ウィン グレヴィルの妻:ジェシー·バックスリー
シーラ·ウィン グレヴィルの妻:ジェシー·バックスリー
上映時間:1時間52分
英国公開:2021年5月17日
日本公開:2021年9月23日
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鑑賞日:2021年9月28日
場所:TOHOシネマズ日本橋
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