クリストファー•ノーラン 「メメント」 (2000) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【日本語字幕付予告編 めちゃつよチャンネル 2020/4/19公開:1分57秒】




【作品紹介:「Wikipedia」より引用】メメント (映画) - Wikipediaリンクja.wikipedia.org


メメント』(原題:Memento)は、2000年に公開されたアメリカ映画。クリストファー・ノーラン監督作品で出世作であり代表作の一つ。監督の弟であるジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』が元になっている。

ストーリーを終わりから始まりへ、時系列を逆向きに映し出していくという形式を取りながら、妻を殺した犯人を追う男性を描く。

その革新的な内容が口コミで広がり、封切り時に11館だった上映劇場が500館以上に拡大し、10週目にして全米チャート8位にランクインした。また、アカデミー賞において脚本賞、編集賞にノミネートされるなど、興行的にも批評的にも高く評価された。

2017年には2000年代の映画としては4作品目(劇映画としては初)となるアメリカ国立フィルム登録簿に追加された。



【あらすじ:「Google検索」(右矢印)より引用】

前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンス。

ロサンジェルスで保険の調査員をしていたレナード。ある日、何者かが家に侵入し、妻がレイプされたうえ殺害されてしまう。その光景を目撃してしまったレナードはショックで前向性健忘となってしまう。

彼は記憶を消さないためポラロイドにメモを書き、体にタトゥーを刻みながら犯人の手掛かりを追っていく......


【結末までのネタバレありのあらすじ:「hmhmふむふむ」ネットをご参照下さい。】



【時系列順•ネタバレありのあらすじは「映画レビュー集」をご参照下さい。 (右矢印)】



【感想】

以前からずっとずっと観たかったクリストファー•ノーラン監督の第2作をついに見ることが出来た。非常に複雑な時系列描写で判り難いが、大きく言うとカラーのパートでは現在から過去に遡って物語が描写されていき、白黒のパートではより過去の出来事が普通に時系列順に物語が語られ、映画のラストの或る時点で両者の時間が合致する。 (もう少し詳しくお知りになりたい方は、「Wikipedia」(上矢印)をご参照あれ。)

思えば、クリストファー•ノーラン監督は、「インターステラー(2014)で相対性理論的時間を描き、「ダンケルク」(2017)で3つの場所(陸•海•空)での時間軸を別々に描き、TENET テネット 」(2020)では時間を逆行させ、「インセプション」(2010)では夢の世界の中ではあるものの、自由自在に幾つもの物語を同時並行的に展開させた。

そんなノーランは、第2作にして既に時間をテーマとした作品を手掛けていた訳だが、これは弟のジョナサン•ノーラン(「メメント」の原作者であり、「メメント」「インターステラーダンケルク」の脚本を執筆)の影響も大きいのかもしれない。

後のノーラン監督の超大作とは違い、あまりお金は掛かっていないと思われるが、アイディアだけで映画はこんなにも面白くなる。DVD📀等を購入して繰り返し繰り返し観たくなる映画🎞だ。

2000年公開の映画でありながら、2017年に早々とアメリカ国立フィルム登録簿に登録されたこと(2000年代公開の作品としては4作目)は、本作品の評価の高さを物語る。



【スタッフ•キャスト:「映画.com」より引用】






【上映時間•公開日:「Wikipedia」(上矢印)より引用】

上映時間:1時間53分
米国公開日🇺🇸:2000年9月3日
日本公開日🇯🇵:2001年11月3日
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鑑賞日:2021年6月23日
場所:早稲田松竹



クリストファー•ノーラン監督作品リスト】

① フォロウィング(1998)
メメント (2000)
③ インソムニア (2002)
④ バットマン ビギンズ(2005)
⑤ プレステージ(2006)
⑧ ダークナイト ライジング(2012)
⑪ TENET テネット (2020)
題名が太字の②⑤⑥⑦⑨⑩⑪は、鑑賞済の作品。⑥⑦⑨⑩⑪については、題名をクリックすると私の感想記事に飛びます。





No.11440    Day 4421