クリストファー•ノーラン「インセプション」(2010) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?





【IMAX/4D特別予告 ワーナー•ブラザース公式チャンネル 2020/7/30公開:2分19秒】








【イントロダクション:映画.comよりの引用(右矢印)】

人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」という最高難度のミッションが与えられる。

主人公コブにレオナルド・ディカプリオ、共演に渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジほか。

第83回アカデミー賞では作品賞をはじめ8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、音響録音賞 と技術系の4部門を受賞した。2010年製作・公開。

2020年8月には、ノーラン監督の「TENET テネット」公開にあわせ、IMAXおよび4Dでリバイバル公開。IMAXでは、「インセプション」公開10周年を記念してIMAXデジタルリマスター版で上映される。




【ストーリー:結末までのネタバレありのあらすじをお読みになりたい方はWikipediaをご参照下さい(右矢印)】





【感想:ネタバレ無しビックリマーク

2014年公開の「インターステラー」を観てクリストファー•ノーラン監督の世界に魅入られた私。


2017年9月11日の記事



2010年に「インセプション」が公開された時点では、脳内にノーランのノの字も無い私は、「インセプション」を観るのは初めてだ。これを観るまでは、映画の情報は出来るだけ頭に入れない様に、気をつけていた。お陰で、今回最新作「TENET(テネット)」公開のプロモーションの一環として「インセプション」のリヴァイヴァル、しかもIMAXデジタル リマスター版を、まっさらな頭で観ることが出来た。

キューブリックの「2001年宇宙の旅」(1968)の様な難解さはこの映画には無い。

2018年10月20日の記事



考えてみれば「インターステラー」も「ダンケルク」も、ストーリーの解釈が観客の数だけある様なことは、一切無かった。

ただ難解ではないが、ストーリーの展開は大いに複雑で、戸惑う人も多いだろう。何しろ夢の中でさらに夢を見てまたさらにと4階層も夢の中に潜って行く。映画は、それら第1〜4階層の夢を同時並行的に描くのでそれぞれの階層のこの場面の出来事が何だったのかはてなマーク混乱し出すと映画の展開に付いて行けなくなる。幸い私は最後まで何とか付いて行けた(笑)

ちなみに「ダンケルク」で見られた3つシチュエーションをそれぞれの時間軸で行ったり来たり描く手法に共通するものがある。どうも重層的に映画を進めるのがノーラン監督はお好きな様だえー

上述の様に殆ど予備知識無しで本作は観たので非常にスピーディでミステリアスな映画の展開を大いに楽しめた。冒頭から日本語が聞こえたのにもびっくりびっくり 字幕版ではなく間違えて吹替版を観に来てしまったのかと一瞬ひやっとした(笑)    世界に誇るバレット•トレイン新幹線新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前東京東京タワー京都神社も登場するしノーラン監督の日本好きも相当なものの様だ。
クレジットでもレオナルド•ディカプリオの次、世界のKen Watanabeの堂々ぶりも嬉しい。

まあ夢の話で哲学的に難しく考えようと思えば幾らでも考えられるだろうが物語の構成は混み入っているものの私は極めてシンプルにこの映画は深い悲しみに傷ついた主人公コブ(レオナルド•ディカプリオ)の再生の物語なのだと思う。



【スタッフ•キャスト等】

製作:クリストファー•ノーランエマ•トーマス「クリストファー•ノーランの妻」
監督•脚本:クリストファー•ノーラン
撮影:ウォーリー•フィスター
美術:ガイ•ヘンドリックス•ディアス
音楽:ハンス•ジマー
特殊効果:クリス•コーボールド
視覚効果:ポール•フランクリン
キャスト:
コブ (レオナルド•ディカプリオ)
サイトー (渡辺謙)
アーサー (ジョセフ•ゴードン=レヴィット)
モル (マリオン•コティヤール)
アリアドネ (エレン•ペイジ)
イームス (トム•ハーディー)
ユスフ (ディリープ•ラオ)
ロバート•フィッシャー (キリアン•マーフィー)
ピーター•ブラウニング(トム•ベレンジャー)
マイルズ(マイケル•ケイン)

上映時間:2時間28分
米国公開アメリカ:2010年7月16日
日本公開日本:2010年7月23日
第83回アカデミー賞:撮影賞視覚効果賞音響編集賞録音賞
鑑賞日目:2020年8月31日
場所:TOHOシネマズ新宿スクリーン10(IMAXレーザー)H列18番





No.10890    Day 4077





【9月4日】