ラジャ
インドの辺境の町に住む青年。
市場で店を出して生計を立てており、店の品物をみるからに、果物屋っぽい。
ミーナのカレー屋がいつも大繁盛なのを羨んでおり、ミーナからも「もっとお客さんがくるようにガンバッテ!」と、激励されていた。
羨んでるといっても、妬みや嫉みなどの感情ではなく、素直にミーナを尊敬するような優しい言い方であった。
ミーナに励まされるシーンも、照れ笑いのようなレスポンスをしており、2人がとても仲が良いのが分かる。
気の強いミーナがお姉さんで、柔和なラジャが弟のような印象も受ける。
現状恋人では無さそうなので、幼なじみと推定。
時々市場を荒らしに現れるケンブリッジマンが襲来した時は、地鳴りのような音だけで襲来を察知し、危機をミーナに知らせたり、ケンブリッジマンに抵抗するために住民の先頭に立つ勇敢さを見せる。
今まではケンブリッジマンの横暴な租税の徴収に従っていたが、住民達が団結し徹底抗戦を決めた。
が、超人レスラーのケンブリッジマンに市場の仲間とアミールとタナールがやられてしまう。
ラジャも角棒でケンブリッジマンに殴りかかるが、角棒がへし折れるだけであった。
ケンブリッジマンは抵抗の代償として、ラジャに必殺技の『キングダムヘイル』というスープレックス技を放ち、血塗れの重傷を負わせる。
地面がひび割れるほどの衝撃を伴う必殺技をくらい、人間のラジャが生き残れたかどうかは謎である。
海外ドラマ・ウォーキングデッドの悪役の『ニーガン』を見習うならば、人は死ねば生産を失うが、生きていればいろいろなものを生産できる。
だから殺さずに恐怖で従わせる統治をしていた。
ケンブリッジマンもまがりなりにも統治を任されている立場にあるので、殺人は控えるのではないかと考えられる。
(だからこそカレクックがケンブリッジマンを殺害した時に、人々は悪党ケンブリッジマンよりも殺人鬼カレクックに恐怖したのではないでしょうか?)
シンを介抱した後のミーナの明るい笑顔が、ラジャ達が死んでいないという裏付けにもなると思います。
なんとかこの善良な若者、ラジャには生き残ってもらい、ミーナと幸せな未来を掴んでもらいたいと切に願う。
ミーナ
ミーナ
インドの辺境の町に住む美しい女性。
市場にて祖父とカレー屋を営んでおり、そのカレーは絶品で自他共に認める最高の味。
ミーナは「インドで1番のミーナの美味しいカレー」と称し
客は「ミーナのカレーを食べると他の店にはもう行けねぇや」と言わずほど。
ナンで食べるインドカレーと、米にかける欧風のカレーライスも販売している。
マトンとチキンとホウレンソウ(サグ)カレーがおすすめらしい。
旅の途中のシン(のちのカレクック)がミーナの店の前を通った時、ミーナの美しさに一目惚れしてめまいを起こしてしまうのを見て、旅の疲れで倒れ込んだと勘違いしてすぐに介抱に動いたり、ケンブリッジマンに倒されたシンを介抱して家に泊めたりなど、とても明るくて善良な人間。
シンにカレーを食べさせようとするが、カレーが苦手な事を知るとすぐに甘いチャイを用意してあげたり、気がきく。
とても気が強く、ときどき市場を荒らしにやってくるケンブリッジマンが現れると、率先して抗議に参加するが、そのせいでケンブリッジマンに標的とされる。
最初はその美貌故に屋敷のメイドに勧誘されるが、それを拒絶。
おそらくその断りの腹いせのため、次の来訪ではミーナは大麻所持をでっちあげられ、お店を乱暴に解体され、逮捕状まで出される。
お店を壊されて泣きながら抵抗するも、ケンブリッジマンに殴られて倒れ込んでしまう。
それを見て怒りを感じ、ミーナのためにカレクックとなったシンは恐ろしい残虐殺法でケンブリッジマンを惨殺。
「もう大丈夫だよ、ミーナさん」
と笑顔を見せるシンに対し、ミーナは恐怖に慄きシンを拒絶してしまう。
シンは愛する人、守った人々に恐怖の感情を向けられ、残虐超人カレクックとして外道の道を歩む事になってしまう。
ミーナがシンに対して少しでも感謝の言葉を発していれば、シンの未来は変わっていたかもしれない。
気が強くて明るくて優しいという完璧に近い女性ですが、残虐殺法で殺人を犯したカレクックを抱擁できる許容量はない。
これは仕方のない事ですが、人間女性としてはまったくもって普通の反応ですね。
ちなみにミーナという語はサンスクリットにおいて『魚』という意味があり、また女性の名につけられる語である。
インドの女優でも同名の女性がおり、ひょっとしたらこの女優をモデルにしているのかもしれません。
読切 超人血盟軍、結成秘話 感想
うっほ!
うっほ!!
うっほです(^-^)ニクッ
新型コロナでキン肉マンの連載が読めないので、援護射撃的にキン肉マンを盛り上げようと、毎日記事を更新しております(^^)
今週のキン肉マンは読切『超人血盟軍、結成秘話』です。
それではザクッとしたストーリーと感想を。
ドイツのベルリンに集まったアシュラマン、ブロッケンJr.、バッファローマン、ザ・ニンジャの4人。
彼らはキン肉星の王位争奪戦の候補者の一人、キン肉マンソルジャーにチームメイトとしてスカウトされていた。
ブロッケンJr.とバッファローマンはソルジャーの人柄に惚れ、サバイバルマッチ参戦を決めていたが、アシュラマンとザ・ニンジャはソルジャーを胡散臭い男と称し、チームの参加を拒否するつもりであった。
去ろうとするアシュラマン達の前に「何としても残ってもらう!」と、キン肉マンソルジャーが現れる。
一体何を考えているのかと、ザ・ニンジャが心を読もうとするが、ソルジャーの心の中は野心などまったくない「無」であった。
それでも、正義と悪魔の混成軍を作って何を目論んでいるのか気になるアシュラマンは、力ずくで口を割ろうと、ソルジャーに襲い掛かる!
格闘の攻防の中、必殺技の阿修羅バスターを仕掛けるが、綺麗に首を抜かれて外されてしまった!
このはずし方はかつて対戦したキン肉マンのはずし方と同じであった。
ソルジャーの風格に、私欲のために王位を狙う他の運命の王子とは異なるものを感じたアシュラマンは、技と技の応酬の中でそれがだんだんと確信に変わっていく。
必殺技の竜巻地獄をソルジャーに放つが、渾身の竜巻地獄をソルジャーは避けてしまい、ベルリンの壁の物見櫓に当たり、それは砕けて瓦礫となってアシュラマンに降りかかる!!
瓦礫に埋もれたアシュラマンだったが、なんとザ・ニンジャ、ブロッケンJr.、バッファローマンがアシュラマンを瓦礫から庇ったのだ!!
そう、ソルジャーがこの4人を集めた理由は、馴れ合いの友情ではないプライドの高い者が集まった時にできるイビツな円こそが強固な力を生み出すという確証があったからであった。
瓦礫に埋もれ血塗れになったザ・ニンジャ達に、ソルジャーはマスクの下から溢れる光を照射させると、彼らの傷はみるみる治っていった。
その様子を、アシュラマンだけが目視していた。
そしてアシュラマンはソルジャーの正体に感づくが、ソルジャーに制されてそれ以上は詮索しなかった。
体の傷は治ったが、全員右手だけは血が流れたまま。
ソルジャーチーム結成に賛同する者は血塗れの手を重ねてくれというソルジャーの誘い。
ブロッケンとバッファローマンは初めから参加するつもりだったので迷いなく右手を差し出すが、ザ・ニンジャもソルジャーに惹かれ、手を重ねる。
その様子を見てアシュラマンも笑いはじめ、ソルジャーの目的はともかく、人柄に惚れたのは事実なので、最後に手を重ねる。
ここに超人血盟軍が結成されたのであった。
おしまい。
典型的な後付け中の後付け漫画が、コレです。
今はなんとか普通に読めるようになりましたが、最初ジャンプスクエアでこの話を読んだ時
コレ、マジでどこが面白いの??
と思いました。
アシュラマンとザ・ニンジャが悪魔超人の立場に完全に戻っていましたが、旧作では完全に正義超人に転身してましたよね。
悪魔超人→正義超人→将軍様が戻ったので悪魔超人に戻るって流れで理解していたのに
この回で、悪魔超人だけどソルジャーの魅力に惹かれて正義超人に手を貸すみたいな無理やり感にも抵抗を覚えました。
アシュラがバッファローマンに、正義超人に成り下がったフヌケとか言ってましたが、うっほ(サンシャイン)的にはテメーらもフヌケだからな。
とか思ってます。
二世でも完全に正義超人してたしね、この2人。
そしてソルジャーの正体を詮索するアシュラマンに対しの
「だまれ〜〜アシュラマン!」
「男というのはあまりしゃべるものではない!両の眼で静かに結果だけを見ておればそれでいい!」
出たーっ!ソルジャーの名言!!!
・・・・・・。
う〜ん、二番煎じの名言がこんなにマズイ味がするとは思いませんでした。
あの名言はあの時のあのタイミングでキン肉マンに対して使ったから良かったんですが、このアシュラマンに対して使うのはだいぶ違ったと思います。
そして竜巻地獄の瓦礫を被って、息も絶え絶え血塗れになるザ・ニンジャとブロッケンとバッファローマン。
お前ら弱すぎじゃない??
そんなわけで、読切の中ではかなり底辺の仕上がりになっていると思います。
良かった点をあげるなら
アシュラマンにスポットを当てて話を進めるのが斬新で良かったです。
「おまえ、もしかしたらキン肉マンのー」のコマは格好良くて好きです(^^)
アシュラは血盟軍の中での副将といった立場でしょうか、ソルジャーに超人界の未来を見たような感じでしょうね。
うん、この話はきっと、完璧超人始祖編を見る前と後で、読み方が全く違う話だと思いました。
属性という垣根を越えて、正義と悪魔が共闘する未来をいち早く導入したのが血盟軍なんですね。
始祖編を見た後に見るのがオススメです。
それでも、「❤️みんな大好き超人血盟軍❤️の話描いてみました」ってのが見え隠れしていて、それがあんまし気に入りませんでした。
ひねくれモンでスミマセン・・・。
キングダムヘイル
キングダムヘイル
使い手:ケンブリッジマン
相手の片腕と片足を持ち、そのまま担ぎ上げて飛び上がり、後方へ反り、相手を脳天から叩きつけるケンブリッジマンの必殺技。
地面が割れる程の衝撃を持っており、これを食らった若者(人間)は頭から血を流してピクリとも動かなくなった。
(当たり前か。)
カレクックに使用した時は、両手を組んでハンマーにした状態で上から打ち下ろし、カレクックの体勢がくの字になったところで腕と片足をクラッチしている。
飛び上がる所までは良かったが、カレクックの柔軟な体によってアッサリとはずされてしまった。
この名前を考察してみる。
キングダムとは『王国』『支配領域』という意味があり、ケンブリッジマンにとっては大英帝国の事に当たる。
ヘイルとは、六鎗客のヘイルマンがいるように『雹』という意味があります。
他には『歓迎する』『万歳』『〜出身』『歓呼』などの意味があるそうですが。
王国へ歓迎する!
王国万歳!
私は王国出身だ!
ってなるんすかね、直訳すると。
王国万歳が1番しっくりきますかね、ヘイルの語としては歓迎が一般的なようですが。
お、ヘイルが挨拶や歓呼を意味するって事は・・・
やはり!!
調べたらドイツ語では『ハイル』だそうです( ・∇・)
ハイル!ブロッケン!
ケンブリッジマン2
ケンブリッジマン
閣下と呼ばれる。
閣下とは英国において男爵〜侯爵までに使用される呼称なので、このケンブリッジマンは実際に身分が高い事がわかる。
また公的自警団の免状と逮捕権も有しており、インドでも権力を持っている。
完全に末裔なので、親の七光で育った事は疑いの余地がない。
人を支配する能力には長けており、イギリス領から解放されたインドにおいても支配時のような権力を持つ。
また、イギリス人を部下に置くのではなく、インド人を部下にしている事から、彼の支配手腕が窺える。
それだけに、ミーナをはじめとする市場のインド人に抵抗された時は怒りを覚えたのだろう。
つまりは差別主義。
人間に対しても容赦なく暴力を振るうあたり、外道。
また、大麻入手ルートも確保しているようで、ミーナの店に自ら大麻を仕込み、自作自演をしてみせた。
フツー、この役目って部下がやるんじゃないの(笑)??
「閣下!この女、店のなかに大麻を隠してやがりましたぜ!」
「何ーっ!この女を即刻逮捕!連帯責任でこの一帯全員連行しろーっ!」
って方が自然じゃないかなぁと。
ボス自ら店の中を探っていくの、怪しすぎるだろww
まぁ全員ケンブリッジマンの自作自演だと分かってますが、逆らうと殺されるので、見せしめとして自らが率先していったのかもしれませんね。
親の七光り、女好き、差別主義、一般人に暴力、大根演技、小悪党と、ここまで全く好感が持てないケンブリッジですが、こんなにクズなのにファイトスタイルは超正統派という意外性。
綺麗な打撃と投げ技を披露し、シン(カレクック)との戦いでも何一つ残虐で卑怯な戦法はとらなかった。
さすが英国伝統のキャッチ・アズ・キャッチ・キャン・レスリングの秘技を受け継いだ伝承者である。
それだけに、カレクックの残虐殺法が浮き彫りとなり、市民からカレクックが怖がられる結果となってしまったのだ。
小悪党より殺人鬼の方が怖いのは確かですね。
ケンブリッジマン
ケンブリッジマン
大英帝国インド超人総督の末裔。
そしてもう一つの顔は、英国伝統のキャッチ・アズ・キャッチ・キャン・レスリングの秘技を受け継いだ伝承者。
常に部下を従えて行動し、部下に担がせた御神輿の上に偉そうに座る高官超人。
ウルフマンの読み切りの敵、ブラックシップに続いて設定がもうお腹いっぱいの超人。
大英帝国インド超人総督ってのは、当時戦争でインドを手に入れた大英帝国(イギリス)が、インドを現場で統治するために置いた役職。
つまり、イギリス領インド帝国の支配者。
戦争が終わってインドはイギリスから独立したので、当然その大英帝国インド超人総督という役職も解体されているはずなのだが、それでもインドを支配し続けたいというヤバいエゴイストか、ただの妄想癖。
側からみると、長い間インドを庇護してきた恩賞と称して、度々市民から租税を無理やり徴収している小悪党。
シン(のちのカレクック)が滞在している時に市場で暴れて人々を傷つけ、無抵抗のシンを1度は負かすも、2度目はシンの逆鱗に触れてしまい、カレクックとなったシンに腹を貫かれて殺害されてしまう。
ケンブリッジマンが倒された後に部下達は一目散に逃げ出した事から、信頼は無かったようである。
綺麗好きで汚れるとすぐにシャワーを浴びるようで、ミーナの町がホコリっぽいとディスっていた。
また、好色の気もあり、美しいミーナを見つけると、屋敷でメイドとして雇ってやる、とか気持ちの悪い事を言ってミーナにビンタされていた。
どんなゲスでもそこそこ好きになれるのですが、このケンブリッジマンにはおよそいい所が見つからない。
喉輪落とし
喉輪落とし
のどわおとし。
使い手:ブラックシップ、ルナイト、他
もともとは相撲の技に『喉輪』というものがあり、片手で相手の首元を掴むようにくっつける技で、そのまま押し出したり、突っ張りなどの別の技に繋げたりできる。
喉輪によって相手の体が上に上がるので、体勢を崩す役割もある。
喉輪の状態で相手を持ち上げたまま、地面に叩きつけるのが喉輪落としである。
レスリングにおいてはチョークスラムと呼ばれる。
作中ではアメリカの相撲超人ブラックシップが得意の必殺技として使用していた。
威力も見た目も派手なため、エンターテイメント性に秀でるブラックシップは好んで使っていた。
ウルフマンを片手で持ち上げる剛力を見せたが、火事場のクソ力を発動させたウルフマンに逆転の合掌ひねりで敗北してしまう。
ウルフマンの合掌ひねりが大回転を加えて相手をぶん投げて地面に叩きつける超人独特の技に仕上がっているので、この喉輪落としも通常の喉輪落としではなく、ジャンプして急降下みたいな超人技にアレンジしてあげたら、もっとブラックシップのインパクトがあったのにと、残念に思っております。
ジャスティスマンのジャッジメントペナルティーみたいな。
読み切りの敵にはそれぞれオリジナルのフィニッシュホールドがあるのに、ブラックシップだけなんか地味なイメージになっています。
本人の見た目は誰よりもインパクトあるけれど。
ぶちかまし2
ぶちかまし
相撲における突進技、肩や頭でぶつかる。
体重が重いほど有利。
前回の記事にも書いた通り、相撲における横綱の立ち合いでは、正面からぶつかり合うことが王道となっている。
正々堂々と前に出て圧倒して勝利という構図が人々を魅了するのだ。
特に昭和の大横綱・千代の富士がその印象を国民に植え付けた。
小柄ながらも鋼の肉体で正面から力士達をバッタバッタ投げ飛ばす姿は、勇気と感動を与えてくれました。
近年では、平成の大横綱・白鵬が立ち合いで張り手、カチ上げ、ネコダマシなどの、いわゆる格下が使うような後出し戦術を用いて勝利し、横綱の品格がどうのとか、横綱相撲じゃないとか散々叩かれていました。
確かに横綱相撲ではないし、観ている人の期待を裏切る相撲になっているとは思いますし、私も観ていて正直イラッとしましたが、相撲の戦術の可能性を広げる意味で、白鵬の事は責めきれませんでした。
挑戦者も横綱相撲に付き合って勝ってこその金星だと思うので、ほとんどの挑戦者は不利な真っ向勝負を選びます。
これがスポーツ界の美徳であるけれど、闇でもあると思います。
甲子園で松井秀喜が5打席連続敬遠をされて1度もバットを振れなかった出来事でも、社会現象となるぐらい物議を醸し出した。
2018FIFAワールドカップでは、日本がポーランド戦においてパス回しの時間潰しのプレーをして、もんの凄い叩かれた事も記憶に新しい。
正々堂々というものがとても重要視されている反面、勝ちに行くという目的や、国や個人の経済を考えると、仕方のない戦術もあると思います。
その闇が相撲技初手のぶちかましに込められている気がしてなりません。
ウルフマンはルナイト戦で距離が離れるとぶちかましで突っ込んで行く姿を何度も見せてくれました、さすが、超人界の永世横綱ですね!
ぶちかまし
ぶちかまし
使い手:ウルフマン、ブラックシップ、他
いわゆる『体当たり』の事。
元々は相撲用語で、相撲における体当たりをぶちかましと称するが、現代では相撲出身のレスラーがプロレスに参戦した事により、レスリングにおいて使われる事もある。
相撲においてぶちかましをするには、助走をとるため相手との一定の距離が必要となる。
つまりは最初、立ち合い時である。
相手と密着して技を出し合う相撲では、そこがぶちかましを決める最大の機会である。
前のめりの体勢で全体重を乗せて、頭、または肩を接触点として突進するのだが、当然体重が重い方が威力は大きくなる。
頭同士でぶつかると出血を伴い、また接触点を脳天近くにしていまうと、脳震盪などが生じる場合もあるので、非常に危険な技として女子相撲においては禁じ手とされている。
立ち合いの初手において最大の威力を発揮するこのブチかまし、当然相手とブチかまし対決になる事もしばしばなのだが、前述の通り体重が重く、スピードが早い方が有利で、また相手の体勢を崩す所にぶちかましを当てるのが効果的なので、この立ち合いで最大の流れが決まってしまうといっても過言ではない。
当然体重や技術で劣る方が相手とぶちかまし対決をするのは自殺行為なので、横に避けたり、潜り込んだり、張り手をさしたりして対処する必要がある。
堂々と正面から衝突し、突破する様に魅力を感じる人間の性から、横綱は初手は逃げずに突進!という暗黙のルールみたいなものが出来上がる。
横綱に限らず基本的には前に出る意欲的な技を出す事が美徳とされる。
突進系の技で最も威力があるが、対策を立てられて避けられると劣勢を強いるのが、このぶちかましなのである。
ウルフマンとブラックシップの対決では、2人とも相撲界最強の自負があるので、初手は自ずとぶちかまし対決になった。
2人とも同格のパワーとスピードと技術があると仮定するが、体重差とウルフマンの足の怪我が作用して、ぶちかまし対決はブラックシップの完勝。
完全に体勢が崩れたウルフマンは劣勢を強いられる事になってしまったのだ。
ウルフマンはルナイト戦でも何度かぶちかましを放つが、ぶちかまし合戦になった時はやはりガタイの勝るルナイトに分があった。
キン肉マンマスクを作ってみた
うっほ!
うっほ!!
うっほです(^-^)ニクッ
はい、今日は月曜日、本来ならキン肉マンの更新日ですね〜。
カレクックの次は『超人血盟軍』の読み切りが予告されていましたので、先に記事を書いて本日の0時にアップされるように設定しておいたわけですよ。
そんで今になって見てみたら、まだ更新されていなかったので、慌てて記事を隠しましたw
(来週かな?)
血盟軍の更新と同時に再び解放します故、代わりの記事を。
ンマー、この御時世はコロナウィルスのせいで全て狂った非常事態に。
うっほの住む埼玉は東京の属州ということもあり、その波を大いに感じております。
今はなんとか手に入るようになりましたが、当時は全然手に入りませんでしたね、マスク。
先月はあまりにもマスク不足に苛まされたので、自分で作っちゃいました。
今回はオリジナルマスクの作り方を紹介!
まず、古くなったシャツを用意します。
今回はあの2人に協力してもらいました。
B.B.ビッグボンバーズのお2人です!!(^^)
もうね、このTシャツはかれこれ約10年も前の物で、漂白した後とかも残ってサイズもキツくなったので、リサイクルという事でマスクに生まれ変わらせる事にしました。
まず、インターネット上にあるマスク型をダウンロードして印刷、マスク型に沿ってシャツを裁断します。
生地を二重に当てて、ミシンで縫い縫い。
最後にゴム紐を付けて。
完成です!!!
そんなわけで装着!!
おお、これは中々具合がいい!!( ・∇・)
簡単に工程を説明しましたが、裁縫やミシンの初心者のうっほにとって、結構過酷な作業でした。
マスク職人さん、凄い!!
そしてコロナウィルスよ、永遠に!!