ミーナ | うっほとキン肉マン

ミーナ




ミーナ
















インドの辺境の町に住む美しい女性。



市場にて祖父とカレー屋を営んでおり、そのカレーは絶品で自他共に認める最高の味。




ミーナは「インドで1番のミーナの美味しいカレー」と称し



客は「ミーナのカレーを食べると他の店にはもう行けねぇや」と言わずほど。




ナンで食べるインドカレーと、米にかける欧風のカレーライスも販売している。



マトンとチキンとホウレンソウ(サグ)カレーがおすすめらしい。



旅の途中のシン(のちのカレクック)がミーナの店の前を通った時、ミーナの美しさに一目惚れしてめまいを起こしてしまうのを見て、旅の疲れで倒れ込んだと勘違いしてすぐに介抱に動いたり、ケンブリッジマンに倒されたシンを介抱して家に泊めたりなど、とても明るくて善良な人間。




シンにカレーを食べさせようとするが、カレーが苦手な事を知るとすぐに甘いチャイを用意してあげたり、気がきく。




とても気が強く、ときどき市場を荒らしにやってくるケンブリッジマンが現れると、率先して抗議に参加するが、そのせいでケンブリッジマンに標的とされる。



最初はその美貌故に屋敷のメイドに勧誘されるが、それを拒絶。




おそらくその断りの腹いせのため、次の来訪ではミーナは大麻所持をでっちあげられ、お店を乱暴に解体され、逮捕状まで出される。




お店を壊されて泣きながら抵抗するも、ケンブリッジマンに殴られて倒れ込んでしまう。













それを見て怒りを感じ、ミーナのためにカレクックとなったシンは恐ろしい残虐殺法でケンブリッジマンを惨殺。




「もう大丈夫だよ、ミーナさん」




と笑顔を見せるシンに対し、ミーナは恐怖に慄きシンを拒絶してしまう。




シンは愛する人、守った人々に恐怖の感情を向けられ、残虐超人カレクックとして外道の道を歩む事になってしまう。



ミーナがシンに対して少しでも感謝の言葉を発していれば、シンの未来は変わっていたかもしれない。




気が強くて明るくて優しいという完璧に近い女性ですが、残虐殺法で殺人を犯したカレクックを抱擁できる許容量はない。




これは仕方のない事ですが、人間女性としてはまったくもって普通の反応ですね。




ちなみにミーナという語はサンスクリットにおいて『魚』という意味があり、また女性の名につけられる語である。



インドの女優でも同名の女性がおり、ひょっとしたらこの女優をモデルにしているのかもしれません。