行政行為の附款  記述式9問  主に平成20年代教材で作成  (冒頭部分に追記) | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

行政行為の附款 記述式9問 主に平成20年代教材で作成

 

 

「総合的、俯瞰的」という言い方は、そんなに美しい言葉だとは思わないですが、

ピッタリなので、使わせていただきました(その詳細は下の記事↓をごらんください)。

 

 

それはさておき、俯瞰(ふかん)ではなく、行政行為の附款(ふかん)の問題です。

附款というのは、簡単にいえば、「オマケ」みたいなものです。

要するに、「メインの行政行為のオマケ」ですね。

 

今回の9問は、「記述式九つの型」の完成前に作った7問のリニューアルです。

「勝ちパターンが完成している今なら、もっといい問題を作れるかも」と思い、

作り直してみました。

 

つまり、「記述式九つの型vs行政行為の附款」という構図の勝負です。

結果は、思ったとおり、9戦全勝でした。

 

もっとも、私の精神や実力自体は、旧7問の時と、それほど代わり映えしていないはずです。

なのに、当時は作れなかった問題やワンランク上の問題を作れた理由は、

やはり、当時にはなかった「九つの勝ちパターン」があるからでしょう。

 

結局、成功や勝利の決め手は、気合いでも根性でもなく、強さや戦力でした。

要するに、強ければ(強いほうが)勝つというだけの話です。

各型が知識に勝てば勝つほど、「力がすべて」という現実の鉄則を再認識するばかりです。

 

 

 

 

 

 民法や宅建業法のイーガブ 

 

 

________________________________
 

 行政行為の附款 クロスワード穴埋め 平成14~27教材で作成

 

・・・・・1 ・・・・・・2

・・・・・□ ・・・・・・□

・・・・・□ ・・・・・・□ 

3□□□□□ 4□□□□□□の留保

 

類題:平2 問34 肢1

 

 

 ヒント

いずれの語句も最後の文字は「ン」です。

 

 解答例 42字

1キゲン(期限)、2フタン(負担)、3ジョウケン条件)、4トリケシケン(取消権)。

1フタン(負担)、2キゲン(期限)、3ジョウケン条件)、4テッカイケン(撤回権)。

________________________________

 
 種類 会話特定 平成14~26教材で作成
 
A:俺の成否は、神のみぞ知るぜ。
B:私とAの違いは、確実性の有無ですね。
C:言い方が「A」でも、実は私であるケースが多いのよね。 宅建業法3条の2とか。
D:僕は「撤回権の留保」とも呼ばれるよ。
E:私には法律の根拠が必要ですね。
 
類題:平2 問34 肢1
 
 
 ヒント
●●行為の●●。A●●、B●●、C●●、D取消権の留保、E●●●●の●部●●。
 
 解答例 39字
行政行為の附款。A条件、B期限、C負担、D取消権の留保、E法律効果の一部除外。
__________________________________
 
 根拠 正誤判別 平成14~26教材で作成
 
 <◯×例題>
行政行為の附款は、法律にこれを認める明文の根拠がある場合に限り、付すことができる。
 
類題:平5 問37 肢3肢5・平6 問34 肢1
 
 
 ヒント 
●●も●●となりうるため妥当で●●(●●●●の●●●●については妥当で●●)。
●●として、●●●に●●●が●●●●ている場合●、付すことができ[ ]ので、[ ]。
●●●●の●●●●以外は●●庁に●●権がある場合に●付すことができ[ ]から、●。
 
 解答例 39字
裁量も根拠となりうるため妥当でない(法律効果の一部除外については妥当である)。
原則として、行政庁に裁量権が認められている場合も、付すことができるので、誤り。
法律効果の一部除外以外は行政庁に裁量権がある場合にも付すことができるから、×。
_________________________________
 
 附款と行政行為 語群作文 平成14~26教材で作成

 <語群>
付すことができ 法律 行為 附款 など) 行政 や
 
類題:平2 問34 肢3・平5 問37 肢1
 
 
 ヒント 
●●●●の附款は●●●行為●行政行為(●●や●●など)に[ ]付すことができ[ ]。

 解答例 39字
行政行為の附款は、法律行為的行政行為(許可や禁止など)に限り付すことができる。
行政行為の附款は準法律行為的行政行為(確認や公証など)には付すことができない。
_________________________________
 
 行政行為と附款 空欄補足 平成14~26教材で作成
 
生徒S:行政行為の附款は、法律行為的行政行為に付されるんですね。
先生T:< 40字程度 >からね。
 
類題:平2 問34 肢3・平5 問37 肢1
 
 
 ヒント 
附款は●●る●●●●でしょ。●法律行為的行政行為は●●●●を●●とし●●
●●の●●とか●●を●すとか、主たる意思表示に●●される●●る●●●●だ
●●可の可否が微妙なときに、[ カタカナ10字 ]ではなく●●に判断できる
 
 解答例 36字
附款は従たる意思表示でしょ。準法律行為的行政行為は意思表示を要素としない
効果の制限とか義務を課すとか、主たる意思表示に付加される従たる意思表示だ
許認可の可否が微妙なときに、オールオアナッシングではなく柔軟に判断できる
_______________________________
 
 自動車運転免許 設問逆行 平成14~27教材で作成
 
<正解>自動車の運転免許
解説:「許可」に該当する。
 
類題:平19 問10 肢1
 
 
 ヒント
[8字程度]行為」のうちの「●●的●●」のうちの「●●」の具体例を一つ挙げよ。
●●に●●した者につき、自動車の●●●●を●●し運転の●●を●●させる行政行為は?
●●な●●●●を有する者に限って●●における自動車の●●●●を●●する意思表示は?
 
 解答例 41字
「法律行為的行政行為」のうちの「命令的行為」のうちの「許可」の具体例を一つ挙げよ。
試験に合格した者につき、自動車の運転禁止を解除し運転の自由を回復させる行政行為は?
十分な運転技術を有する者に限って公道における自動車の運転禁止を解除する意思表示は?

 


___________________________________
 
 条件と期限の表 条文訂正 平成14~27教材で作成
 
 <ウソの表>
___________________
附款|確実性|発生させる|消滅させる|
___________________
条件| 確実 | 発生条件| 停止条件|
___________________
期限| 不確実 | 始期 | 終期 |
___________________
 
類題:平19 問10 肢3
 
 
 ヒント
●●目を左から「条件・[ ]実・●●条件・●●条件」にして、●●目●「●」を●●する。
「●●」と「●●●」を入れ替え、●段目の、「●●」を「●●」に、「●●」を「●●」に変更。
 
 解答例 42字・45字
2段目を左から「条件・不確実・停止条件・解除条件」にして、3段目の「不」を除去する。
「確実」と「不確実」を入れ替え、2段目の、「発生」を「停止」に、「停止」を「解除」に変更。


_______________________________
 
 具体例 キーワード組合せ 平成14~27教材で作成
 
ア:条件 イ:期限 ウ:負担
1:甲年乙月 2:会社が 3:道路の占用自体は
壱:成立したら 弐:丙日まで 参:許可します
A:通行を B:ただし使用料を C:河川の使用を
a:許可する b:納付しなさい c:禁止します
 
類題:平2 問34 肢1
 
 
 ヒント
行政行為の附款(アイウ以外に●●●)の例。ア●●●●、イ1弐●●、ウ●●●●。
許可などに●●●れうる従たる意思表示の例。ア●●●●、イ1弐●●、ウ●●●●。
 
 解答例 39字
行政行為の附款(アイウ以外にもある)の例。ア2壱Ca、イ1弐Ac、ウ3参Bb。
許可などに付加されうる従たる意思表示の例。ア2壱Ca、イ1弐Ca、ウ3参Bb。
________________________________
 
 眼鏡使用 説明作成 平成23・27教材で作成
 
自動車の運転免許証の「条件等」の欄に書かれている「眼鏡使用」は、
行政行為の附款の分類(5つ)では、どれにあたるでしょうか?
理由とともに40字程度で記述してください。
 
類題:平19 問10
 
 
 ヒント
●●自体の●●に●●の●●はなく、●●を●じているものであり、●●ではなく●●。
自動車の運転免許は●●的●●行為であり、●●●に●●●●●●を課しており、●●。
●●。運転免許(●たる●●●●)に、●●時に●●を●●る●●を付加しているから。
 
 解答例 40字
免許自体の効力に直接の影響はなく、義務を命じているものであり、条件ではなく負担。
自動車の運転免許は授益的行政行為であり、相手方に眼鏡着用義務を課しており、負担。
負担。運転免許(主たる意思表示)に、運転時に眼鏡をかける義務を付加しているから。
________________________________

 

 

 

 

 

 

___