ブログ訪問ありがとうございます。

サイボーグ谷口正典です。

 

2018年に高次脳機能障害が判明しています

 

これまで、このブログでは、

 

足の切断のことばかり書いてきました

 

ただ

 

母の日記を読み進めるたびに

 

高次脳機能障害の兆候がわかります

 

命の危険や足の切断


のように派手な症状はわかりやすい


しかし

 

生活障がいと言われる


高次脳機能障害には

 

気がつくことが本当に難しいのです

 

見えない障がい


「高次脳機能障害」

 

またこのブログでも


詳しくかいていきますね

 

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 俺は、仕事帰りに正面衝突事故に遭った。潰れた運転席からレスキュー隊に数時間かけて救出されたものの、出血多量で1日の輸血量8000cc。命の危機を脱したものの全身複数の骨折があった。次々に問題が浮上した。解放骨折していた右足は、MRSAという菌に感染し、壊死がはじまっていた。こうして再び命の危機となった。正面衝突事故から39日目に命と引き換えに右足を切断する手術を受けた。

 

 


正面衝突から82日目

右足切断から43日目

 

母の日記より


今朝はよく晴れている

 

昨日までの雨が嘘みたい…。


早く洗濯しよう。

 

 


朝4時頃

 

正典の右足の包帯が

 

外れ巻き直した

 

朝方

 

少しゆるすぎて

 

また巻き直す

 

 


今朝7時10分頃

 

お腹がすいたと言ってパン1個とカステラを食べている。

 

 


午後は、レントゲン撮影


夕方

 

整形外科の先生が来た

 

「粉砕骨折した左足の中指の骨のつきが悪い。痛みがないのなら、今のままリハビリをした方が良いと思う。もしこの後、また手術をしたら、痛くなくなっていた足が、痛くなる可能性もある。左足は、手のように細くが動かなくても歩けるようになればいいと思う」

 

と話をしてくれた。


母はそのほうがいい、

 

いま手術をして、

 

また一から始めることになると

 

大変なことになると思う


今体重をかけても

 

全然痛くないみたいだし

 

もしまた改めて手術をして、

 

痛くなるような

 

寝てる子を起こすような事は

 

してほしくないと思った。

 


先生も同じことを話していた。

 

だけど

 

正典は、先生が去った後でも

 

「完全に骨がつかないのが悔しい」

 

と言って

 

めそめそしている

 


これから先、

 

絶対に骨がつかない

 

と言ったわけではない。


着くかも知れないし…

 

と先生の言ったことを

 

何度も何度も言い聞かせ

 

夜寝るまで言い聞かせた。

 

 

このまま

 

リハビリを続けたほうがいいのか

 

納得したのかしないのか……

 

やっと

 

自分に言い聞かせるように眠った


やれやれ大変だった。

 


先生は

 

悪い話をしに来たわけでは無いのに

 

どうしても少しの事?

 

足に関する話を聞くと

 

ナイーブになってしまう。

 

 


以前の正典は、

 

こんではなかったのに…。


頭を強く打っている

 

後遺症なのかな?

 

 

2018年

 

俺は

 

高次脳機能障害

 

と認定された



 

このときは、

 

そのことはわかっていない

 

「以前とは違う…」

 

と言う言葉だけで

 

終わってしまっている。

 

見えない障がい


の難しさだと思う

 

 








俺は、17年前、仕事帰りに正面衝突事故に遭った


出血多量で意識不明の重体だった。命の危機を脱したものの全身複数の骨折。


解放骨折していた右足は、MRSAという菌に感染し、壊死がはじまっていた。
こうして再び命の危機となった。


正面衝突事故から39日目に命と引き換えに右足を切断する手術を受けた。


脳挫傷と意識不明2週間


2018年、高次脳機能障害が判明、第三の人生のはじまり