昨年と同じく、合格点160点でしたね。
(※以下、予備H30短答の出題ミスへの対応を受けて修正@6/19の0時半ころ)
今年は合格者平均点177.75点(昨年比+2.86点)、全体平均点131.10.5点(昨年比+1.10.5点)と、これらは昨年より微増しましたが、合格点が維持された結果でしょうか、合格者数が266112人(昨年比+36213人)と増えました。
これは、予備論文受験生にとってはやや門を狭くすることになってしまうのか、それともロースクールルートの司法試験の受験者数減少を補うために予備試験の合格者数を増やす伏線か…予備H30論文の結果が出るまで誰にも分かりません。
分からないことを気にしてもどうしようもないので、粛々とベストを尽くしましょう…人事を尽して天命を待つ、ですp(^-^)q
科目別の平均点を見ると、
憲法16.8点≒昨年16.7点
行政法12.4点=昨年12.4点
民法14.7点<<昨年16.3点
商法12.8点<<昨年14.3点
民訴法14.7点>>昨年13.1点
刑法15.7点<<昨年17.3点
刑訴法16.1点>昨年15.3点
一般教養27.93点>>24.5点
となっています。
昨年と比べると、民法・商法・刑法が大幅に難化したのに対し、民訴法・一般教養が大幅に易化、刑訴法がやや易化し、他は昨年同様だったといえます。
いずれにせよ。
昨年とほぼ同じメッセージで申し訳ありませんが、変えようがなく…m(_ _ )m
合格していた方、おめでとう!
これまでどおり、ご自身にとっての優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。
残念ながら不合格だった方…まずはとにかく、心を癒してください
(cf.記事「勉強体力」の1・3・4)。
で、MP=メンタルポイントが回復してきたら、まだしていない方は、記憶と気力のある限りでいいので、是非とも自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析をしてください。
短答再現については、
・記事「短答再現のススメ」の1.
・記事「H28司法短答結果発表を受けて」の末尾
・記事「知識を増やすことの危険性」
敗因分析については、
・記事「知識不足≠敗因」
・記事「短答式試験の敗因分析例」
を、是非ご覧ください。
自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析を(適切に)しないと、全く的外れどころか、合格から遠ざかる有害な勉強をしてしまうおそれがあるからです。
これらをやらないと、来年に向けて何をすべきかも全くといっていいほど分かりません。
どんな勉強よりも、まず第一に自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析です。
これをやるかやらないかで、来年の合格可能性が大きく変わってきます。
ここが勝負所なので、なんとか頑張ってください!