今回は『どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト』をご紹介します。
 

目次
①本の評価(A~C)
②本の内容
③こんな人にオススメ!
④私の感想

 

①本の評価(A~C)
 A
→営業の基礎マインドから具体的な行動まで、実践的なテクニックが一通り学べます
 

②本の内容
まったくの未経験者から営業になった際にやるべきことを12のフェーズ(1年)に分けて紹介しています。
例えば前半はこんな感じです。
・4月 マインド
まず営業としての心がけと(どんなマインドで顧客と接するか)、基礎的な活動の話。
・5月 スキルの話
営業に必要とされる具体的なスキル(営業の仕方、用意するべきもの)の話。
・6月 フィジカル
どのようにふるまうか、お辞儀から話方まで具体的に紹介。
・7月 ナレッジ
営業活動をうまくいかせるための具体的なノウハウを紹介
・8月 振り返り
どんな観点で何を振り返るかについての話。
うまくいかないときの工夫も紹介
・9月 伝える
お客さんにどのように伝えるべきか、そのスキルを高める方法を紹介。
 

③こんな人にオススメ!
・営業の基礎を知りたい人
・初めて営業になって何をすればよいかわからない人
・営業活動をもう一度見直したい人
 

④私の感想
まさに営業の基礎を知り、すぐに実践するのノウハウを知るのにうってつけの本でした。
とても多くの気づきがありました。
 
営業職でなくても、お客さんと接する機会や、営業的な素養や知識が必要な場面は多くあります

以前読んだ「金持ち父さん貧乏父さん」にも自分のビジネスを持つために、営業スキルの重要性が書かれていました。

また実際に自分自身が講師の仕事を始めてから、営業スキルの必要性を痛感していました。

 

そんな中で営業の基礎を理解し、実践的なノウハウを知りたいと思いこの本を買いました。
 
著者の方がいきなり営業に異動して苦労したこと、溜めていった実践ノウハウが整理されて具体的に書かれていて、とても参考になる部分が多かったです。
 
営業スキルに興味のある多くの人に勧めたい本です。

最近、IT業界の人手不足がニュースになっていると思います。

 

既に理系の学生さんや経験者では足りず、文系の学生さん、全然違う業界からの転職も増えてきています

 

でも、未経験の方はギャップも大きく、離職してしまう可能性も高いです。

 

そんな初めてのIT業界の方の転職に失敗を防ぐための講座を作ってみました。

 

「未経験者のためのITエンジニア転職講座」

https://www.street-academy.com/myclass/45973

 

私は文系出身で、IT企業で研修を担当しているので、未経験者が苦労する点、気を付けるべき点を伝えられると思います。
 
講座の内容も未経験で転職を考えている人のこんな悩みに答えられる内容にしています。
・IT業界や、仕事の内容、どれくらい大変かがよくわからない
・自分がITの仕事に向いているかわからない
・どんな準備をしたらよいかわからない
 
 
是非、転職の情報収集や準備に活用してください!
 
お待ちしていますニコニコ

仕事のスキルが趣味も生きたという話です照れ

 


目次

①ファシリテーションスキルはどこでも使える
②格闘技大会の議論をファシリテーションしてみた
③反響


 

 

①ファシリテーションスキルはどこでも使える


IT技術者というと、個人作業と思われがちですが、顧客やチームメンバーとの調整は常について回ります
また、社内のどんな仕事でも関係者の調整は必ず発生します。
 
そこで使われるのがファシリテーションスキルです。
一言でいえば、関係者の意見を整理し、合意にもっていくためのスキルです。
 
このスキルを社内で教えるために、私も外部の研修をいくつか受けて勉強をしました。
ちなみに、初歩的なファシリテーションのポイントは以下です。
・折衝の目的を明確にし、合意すること
・お互いの主張する意見の理由を理解すること
・議論を可視化して整理すること
 

②格闘技大会の議論をファシリテーションしてみた


この社内研修で教えたり、会社の会議で使っていたこのファシリテーションのテクニックが最近意外なところで役立ちました
 
私は格闘技が好きで、巌流島というの格闘技団体を応援しています。

https://ganryujima.jp/

 

まだまだ知名度は高くないですが、異種格闘技を前面に出していて、とても面白い試合が見れます。

 例) 空手vs柔道、相撲 vs カポエラ、軍隊格闘術 vs ムエタイ
特に画期的なのが、道着を着ている事と、押し出しがあることです。

そして、この巌流島で先日行われたトーナメントで事件が起こりました
参加したプロレスラーの選手が、タックルを繰り返し、押し出しだけで優勝してしまったのです。

ルールを守って勝ったのですが、巌流島の良さである、異種格闘技戦を見ることができず、試合後に賛否が多く出ました。

そんな議論を見ていて、以前習った議論の可視化のフレームワークを使って整理してみようと思い、やってみました。


どうでしょうか?
このように、表形式で賛成反対の論点を整理すると、何がかみ合っていて、何がかみ合っていないか一目瞭然だと思います。
 
ちなみに、この表を使って解説動画を作り、公開しました。
 
【勝手に応援】9.17 巌流島トーナメントの議論を5分くらいで整理してみた【2018.9.17巌流島】
 

③反響


この動画は、団体の代表でもある谷川さん(元K-1プロデューサーの方)にも紹介されました。
おかげで、100を超えるアクセスがありました。
 
空中戦になりがちな、ネットでの議論の交通整理の一助になったのではと思います。
 
ちなみに、本でファシリテーションを学ぶには、「ディシジョン・メイキング」がおすすめです。
ただ、実際に使えるようになるには、演習があるセミナーに参加しないと難しいというのが時間です。
 
皆さんもファシリテーションテクニックを日常のいろんな場面で使って、実践してはいかがでしょうか?

 
 

今回は『逆境に強い心のつくり方システマ超入門』をご紹介します。

 



目次

①本の評価(A~C)
②本の内容
③こんな人にオススメ!
④私の感想

 


 

 


①本の評価(A~C)

 

 




⇒ システマの思想、ストレスコントロールのすぐできるノウハウが学べます


②本の内容

 

 



システマの基本的な考え方と、それを使ったストレスコントロールの方法が載っています。

1. キープブリージング
正しい姿勢で、常に呼吸を行うことで、気持ちを平静に保つ。
また、心が乱れた時も呼吸によって、回復する。

2.キープリラックス
常に体の筋肉の状態、呼吸の状態を把握し、平静でいることを保つ。
緊張を感じたら、筋肉をほぐす。

3.キープポスチュア
正しい姿勢を維持することで、体全体に緊張を作らない仕組みを作る。
姿勢の揺らぎが、体の緊張を作り、それが心の緊張にもつながるため。

4.キープムービング
1つのストレス事象に気持ちを取られないようにするため、常に動き続ける。
心も同様に1つの事に固執したり、とらわれないようにする。


③こんな人にオススメ!

 

 



・ストレスマネジメントのすぐできる実践的なノウハウを知りたい
・システマの思想や仕組みをしりたい
・システマに興味がある

※ 護身術の本でないのでご注意


④私の感想

 

 



今巷で話題?のロシア軍隊格闘術のシステマの本です!

実は、もともとシステマの身体操作の本を読んでいたので、今度はシステマの全体像を知りたいなと思っていました。

特に1月の巌流島という格闘技試合で、アキラシットレック選手が、実践し活躍していたので、システマの有効性が確信にかわって、この本を購入しました。

ネットのレビュー通り、分かりやすく、体系的、しかもシーン別にすぐ使えるノウハウもあってとても良い本でした。

読んでみて感じたのは、システマは、日本では達人のみが使えた、神秘的な古武術の技が体系化され、身につけられるようになっていると感じました。

書いてある内容も、スポーツ心理学や、兵法書にも通じる考えが多く、納得いくものでした。

これでシステマの本を二冊読んで理解が大分深まりました。
ただ、実際に身体を使うものは、やはり体験が一番だと思います。
システマは、年齢に関わらず初心者から学べる体系なので、参加しやすいのではと思います。

※ ご参考 ※
合わせて以下の本も読むと、システマの思想が立体的に理解できて、おすすめです。


 

今回はプレイングマネジャー「残業ゼロ」の仕事術をご紹介します。 

 

 


目次


①本の評価(A~C)
②本の内容
③こんな人にオススメ!
④私の感想


 


①本の評価(A~C)


 A
→マネジメントと仕事に悩んでいる、プレイングマネジャーには多くのヒントがあると思います。
 
 

②本の内容


業務効率化コンサルティングが1000社を支援したノウハウをまとめたものです。


■主な内容
1. マネジャー自身の作業可視化

まずはマネジャーが行っている作業とそれに使っている時間を可視化する
2. マネジメント中心とした作業をするように改善
時間を使っている作業を特定し、根本原因の対策を取るようにする。

マネジメント8割が目標。

またメンバーへの仕事の以上のためメンバーの戦力を整理する。

3. メンバーとの関係の質の向上
自分の仕事を減らすにはメンバーの協力が必要。

そのためにはまず、メンバーとの信頼関係を構築する。

4. チームの時間の使い方可視化

メンバー主体でチームの生産性を上げる定例ミーティングを行う。

課題意識、役割などフラットな関係でメンバー主体で実施。

5. メンバーとともに生産性向上
俗人化の排除、手順の工夫、効率的な方法の共有などで、生産性を向上していく。

また、上司や他チームにも狙いや成果を共有することで協力を得ていく。

③こんな人にオススメ!


・プレイングマネジャーで管理に時間をとれていない人
・管理しているチームに主体性を持たせたい人

・生産性向上ノウハウを知りたい人



④私の感想


状況を可視化して、フラットなチームで少しずつ問題を改善していくという大枠は、カイゼン活動に近いと感じました。
 
逆にプレイングマネジャーが負荷を改善するにはPDCAと部下の巻き込みという王道しかないというのもよくわかりました。
 
具体例が多く、実践的なノウハウが多く載っていることから、ヒントが多い本でした。
 
一方で具体的なノウハウゆえに、自分の場所ではすぐには使えないというのが正直な印象でした。
例えば、最初の時間の可視化だけでも、手間がかかる、すでに行っているタスク管理と競合といった問題にぶつかりました。
また兼任メンバが多いチームのため、私がするように指示されている作業も多くあり、分担できないものもあります。
 
とはいえ、状況を改善したいと悩んでる人がまず基礎を知る本としてよいと思いました。