今回は『逆境に強い心のつくり方システマ超入門』をご紹介します。

 



目次

①本の評価(A~C)
②本の内容
③こんな人にオススメ!
④私の感想

 


 

 


①本の評価(A~C)

 

 




⇒ システマの思想、ストレスコントロールのすぐできるノウハウが学べます


②本の内容

 

 



システマの基本的な考え方と、それを使ったストレスコントロールの方法が載っています。

1. キープブリージング
正しい姿勢で、常に呼吸を行うことで、気持ちを平静に保つ。
また、心が乱れた時も呼吸によって、回復する。

2.キープリラックス
常に体の筋肉の状態、呼吸の状態を把握し、平静でいることを保つ。
緊張を感じたら、筋肉をほぐす。

3.キープポスチュア
正しい姿勢を維持することで、体全体に緊張を作らない仕組みを作る。
姿勢の揺らぎが、体の緊張を作り、それが心の緊張にもつながるため。

4.キープムービング
1つのストレス事象に気持ちを取られないようにするため、常に動き続ける。
心も同様に1つの事に固執したり、とらわれないようにする。


③こんな人にオススメ!

 

 



・ストレスマネジメントのすぐできる実践的なノウハウを知りたい
・システマの思想や仕組みをしりたい
・システマに興味がある

※ 護身術の本でないのでご注意


④私の感想

 

 



今巷で話題?のロシア軍隊格闘術のシステマの本です!

実は、もともとシステマの身体操作の本を読んでいたので、今度はシステマの全体像を知りたいなと思っていました。

特に1月の巌流島という格闘技試合で、アキラシットレック選手が、実践し活躍していたので、システマの有効性が確信にかわって、この本を購入しました。

ネットのレビュー通り、分かりやすく、体系的、しかもシーン別にすぐ使えるノウハウもあってとても良い本でした。

読んでみて感じたのは、システマは、日本では達人のみが使えた、神秘的な古武術の技が体系化され、身につけられるようになっていると感じました。

書いてある内容も、スポーツ心理学や、兵法書にも通じる考えが多く、納得いくものでした。

これでシステマの本を二冊読んで理解が大分深まりました。
ただ、実際に身体を使うものは、やはり体験が一番だと思います。
システマは、年齢に関わらず初心者から学べる体系なので、参加しやすいのではと思います。

※ ご参考 ※
合わせて以下の本も読むと、システマの思想が立体的に理解できて、おすすめです。