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福知山のリサイクルに赤信号 プラごみの汚れ「ひどすぎ」

両丹日日新聞 08年2月12日


●せっかく分別収集したプラスチック製容器包装が引き取り拒否!

 他人事とは思えない自治体も多いだろう。


●関連記事

市町村・一部事務組合保管施設毎の品質調査結果一覧表

http://www.jcpra.or.jp/municipal/fr_municipa06.html


福知山のリサイクルに赤信号 プラごみの汚れ「ひどすぎ」


■業者の引き取り拒否寸前

福知山市の収集ごみ・プラスチック製容器包装類(プラごみ)は、

業者に出荷してリサイクルしている。

しかし、汚れの付着などがひどく、すぐに改善しなければ

引き取り業者がいなくなってしまう緊急事態に陥っている。


市循環社会形成課は「プラごみのリサイクルができなくなる

一歩手前まできています」と切迫。

福知山のプラごみリサイクルに赤信号がともっている。

プラごみは、弁当の容器、パン・菓子などの袋、ドレッシング容器など

「中が空になるといらなくなるもの」で、中身が残っている場合は洗い、

指定袋に入れて出す。

「ちょっとぐらいの汚れなら」と思いがちだが、

実はリサイクルできるかどうかの評価チェックが行われており、

これにパスしなければプラごみを引き取ってもらえなくなる。

評価チェックは日本容器リサイクル協会が実施するもので、

プラごみを1m四方にした固まり(ベール)で品質を見ている。

何も異物がないきれいな状態を100%として、

汚れ▽区分違いの容器(ペットボトル、缶など)の混入

▽容器包装以外のプラスチック製品(プラスプーン、ストローなど)の

混入などの項目でチェックし、85%以下になると最低のDランクになる。

福知山市の評価チェックは昨年4月と9月にあり、4月が82・51%で、

9月は改善が見られたものの84・86%で、いずれもDランク判定。

次回もDランクだと、業者が引き取り拒否をするところまで追い込まれている。

■空容器は洗って出して

市はごみの出し方の出張講座で地域に入っては啓発してきたが、

全市民レベルへの周知は難しいと悩む。

収集したものをリサイクルプラザ内に運び込み、

手作業でもう一度分別をしている。それでも基準に満たないのが現状だ。

同課は「一刻の猶予もありません。

みなさんのご協力をお願いします」と呼びかけている。

評価を下げる一番の原因は、食べ物の残りなどの汚れの付着。

2度の評価チェックでも減点の半数近くを占めており、

これをなくすことがDランク脱出の鍵になる。

市はあらかじめ品質を下げると思われるものをプラごみ回収から

除外している。

マヨネーズや歯磨き粉などが入ったチューブ類で、分類上はプラごみだが、

中身をすべてきれいに取り除くことが困難として、

燃えないごみで出せるようにしている。

チューブ類以外でも洗っても汚れが取れにくい油分入りのタレや残飯が

付いたプラスチック製容器包装類は「燃やさないゴミで出してほしい」という。

勘違いして出されているものも多い。

プラごみには、プラスチックスプーン、洗面器、歯ブラシ、CD、

カセットケースなどのプラスチック製商品は含まれない。

段ボールなどの梱包(こんぽう)用ベルトやテープもだめ。

混入していると減点対象になってしまう。

また、カミソリやライターなどの危険物が混入していることもあり、

手作業分別時に危ないため、分別の徹底を求めている。

実際に、リサイクルプラザに集まったプラごみを見ると、

汚れのひどいものが目に付く。

同課の職員は「市民のみなさんにお願いするしかない」。

シンポジウム「廃プラスチックの焼却はリサイクル」ウソ?ホント?

~どなたでも参加できます~


●徹底討論
  ~岐路に立つ東京23区~
     「廃プラスチックの焼却はリサイクル」ウソ?ホント?


東京都23区は2005年に「不燃ごみ」として埋め立ててきた
廃プラスチックを焼却工場でサーマルリサイクルことを決めました。


今年から本格実施されますが、プラスチック製容器包装を分別収集し、
その他の廃プラスチックをサーマルリサイクルする区と、
大半をサーマルリサイクルする区に対応が分かれ、
区民から戸惑いの声があがっています。


また、プラスチック製容器包装の収集や保管にかかる
新たな費用負担や中間処理施設の確保などの課題も山積しています。


プラスチックごみの減量とリサイクル、処理をめぐる問題をテーマに
パネリストをお呼びして意見交換します。ぜひ、ご参加ください。


●日時  3月8日(土) 午後1時30分~4時30分

●会場  杉並区立方南会館(丸の内線・方南町駅徒歩7分)


●パネリスト  

杉並区長・山田 宏、●●区(交渉中)
せたがやごみをへらす会・植田靖子
容器包装3Rを進める全国ネットワーク事務局長・須田春海
東京都環境局廃棄物対策部部長・森 浩志
東京23区清掃一部事務組合総務部長・伊東和憲
環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室室長・西村 淳
ジャーナリスト・杉本裕明


主催:プラスチック問題シンポジウム実行委員会
    (042-358-0135 shenmei@nifty.com


協力:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク 

中国年間プラスチック廃棄300万トン超

<サーチナ&CNSPHOTO>


中国年間プラスチック廃棄300万トン超、08年制限へ


中国プラスチック加工工業協会の統計によると、

中国の年間プラスチック廃棄量は300万トン余超となっているという。


廃薄膜プラ袋やプラスチック食器などが各所に捨てられ、

街や旅行区、水際や道路の両端などに散在しており、

景観に悪影響を及ぼす「視覚汚染」を引き起こしている。

これらの投棄は後を立たないため、生態環境に対する脅威となっている。

国務院弁公庁はプラ買い物袋生産販売使用制限に関する通知を公布し、

6月1日から、中国全土においてプラ袋の有償使用制度を実施する。