3R全国ネット・プラスチック容器包装3Rチーム -23ページ目

回収量伸びず岐阜市モデル事業、原因調査へ

中日新聞3月8日


岐阜市が市内の3地区で実施しているプラスチック容器の
分別収集モデル事業で、
全体の回収量が当初の見込みを下回っている。
同市は原因の調査に乗り出すとともに
分別事業の妥当性そのものも検証する。

モデル事業は本年度から華陽、鷺山、長良東の3地区で始めた。
焼却していた6種類のプラスチック容器(シャンプー、リンス、食用油、
ドレッシング、洗剤、化粧品)を月1回、分別して収集し、
車止めやプランターなどの材料としてリサイクルしている。

今年1月の回収量は約250キロ。当初の目標480キロの5割強に
とどまっている。
同市循環型社会推進室は「(分別収集を実施済みの)柳津地区の
データを基に目標を計算したため、ずれがあるのかもしれない。
詰め替え商品の利用も多い」と指摘する。

今後、各地区でアンケートを行い、プラスチック容器の利用実態や、
分別収集に協力していない住民の意見を把握したいという。
一方、混入していた異物の割合は15%程度。
回収した容器は市職員が手作業で仕分けをし混入物を取り除いている。
担当者は「最も多いのは、シャンプーなどのキャップ。ポンプの部分に
金属製のばねが使われており、外してほしい」と呼び掛けている。

分別収集のモデル事業は08年度も継続。
同市は年度末に報告書を作成し、分別回収を市全域に導入するか、
見送るかを決める予定。
同市では現在、プラスチックを紙などの可燃ゴミと一緒に回収している。

●ここは啓発の仕方が悪いのでは。見送る判断もあるとは。

京都、滋賀の9施設、プラ容器包装再商品化で「不適格」評価

プラスチック容器包装の分別収集を採点した
財団法人日本容器包装リサイクル協会の本年度調査で、
収集を行う京都府、滋賀県の自治体・事務組合の
20処理施設のうち、9施設が「再商品化に支障がある」との
不適格判定を受けた。

9施設とも再調査で基準をクリアしたものの、
一度、不適格となった施設は全国平均より京都は4倍、
滋賀は3倍も多く、同協会は「分別マナーの向上が急務」とする。
協会は経済産業省などの指定法人で、
自治体から容器包装を受け取り、業者へ引き渡している。
調査は本年度から本格的に始め、保管施設ごとに容器の汚れや
異物の有無を調べ、問題なしのA、改善の必要はあるが適格のB、
著しく基準を外れた不適格の3段階で採点した。

昨年1月-6月に全国623施設で調べたところ、
Aが69%、Bが18%と約9割は適格で、不適格は13%。
ただ京都では12施設中、福知山市などの6施設、
滋賀は8施設中、大津市などの3施設が不適格で、
全国に比べ分別状況の悪さが目立った。
不適格になると、協会が引き取りを拒否することがあり、
9施設は昨秋の再調査で合格した。

しかし、不適格判定後、精華町は施設の作業員を増員して
異物除去を強化し、
リサイクルに回さずに処分した量が1・8倍に増加。
大津市は「きれいなものだけ分別を」と市民に広報し、
収集量は13%も減少、可燃ごみで出されたとみられる。

自治体の担当者は「引き取り拒否が怖く、
合格するために確実な手段を取った。
住民の環境意識が急にアップしたわけではない」と声をそろえる。
同協会は「住民のマナーのほか、異物除去の体制など
自治体の努力で品質の差が出る。
評価の低い自治体には引き取り拒否という厳しい措置で臨む」と話す。

●せっかく分別収集してもDランクでは元も子もない。

人件費を含む啓発コストを抑えつつ、市民の協力を得るには

大津市のやり方がよりマシということになる。


●しかし、分別収集でせっかく減った可燃ごみが増えるのは困るし、

可燃ごみ中の廃プラスチックが増えると問題視する市民もいるし。

自治体も大変だ。


●事業者の費用負担が据え置きだから、余計腹立たしい。

ペットボトル再使用を検討 環境省が研究会

朝日新聞(08年3月1日)


環境省は29日、

ペットボトルを繰り返し再使用(リユース)できるようにするための

制度づくりを検討すると発表した。


ビールや牛乳のガラスびんのように、

預かり保証金(デポジット)をつけて販売、

回収後に再び水やジュースなどの飲料を詰めて流通させる。

近く有識者らによる研究会を発足させ、新法制定も視野に課題を探る。


ペットボトルは国内で年54万4000トン

(06年度、500ミリリットル型で約200億本分)が販売され、

使用後に回収されてリサイクルされたのは66%。

粉砕して新たな製品に作り直すリサイクルより、

洗って再使用する方が環境負荷が小さくなる可能性があるという。

ドイツなどでは素材を厚くして再使用している。


ただ、ガラスと違い、ペット樹脂は他の物質を吸着しやすく、

強力な洗浄も難しいため、有害物質を入れられた場合を含めて

食品衛生上の品質確保ができるのか、

現在はない安全技術基準が必要になるという。


再使用を繰り返して傷ついたペットボトルを消費者が受け入れるのか、

効率のよい回収・保管・洗浄方法をだれがどうつくるかなども課題になる。


鴨下環境相は「すべてのペットボトルでなくても、

ある地域に絞って可能かどうか検討していきたい」と話した。



●知人から、一報が入った。ペットボトルのリユース。

 容リ法改正では、せめてペットボトルはリユースすべきと発言したが、

 ペットボトル業界は「消費者に受け入れられない」と猛反対していた。



●ドイツでもできるなら、容器や洗浄はクリアできると思うけど、

 ワンウェイとの価格差をつけないと、環境意識の高い人しか買わないし、

 店側は返却の手間や置き場所がないなど課題も多い。



●それより、(小池大臣の)レジ袋の次は

 (鴨下大臣の)ペットボトルか、という気がしないでもない。

 税金で成り立っているペットボトルのリサイクル費用を 

 メーカーが負担するようにしてもらいたい。