3R全国ネット・プラスチック容器包装3Rチーム -21ページ目

23区廃プラスチックシンポジウム(報告)

●3月8日に行われたシンポジウムに約170人が参加。

 各パネリストからのプレゼンテーションを受け、

 会場との質疑が行われました。


●当日の討論の模様は

「都政新報」で報道されています。

http://homepage2.nifty.com/gomicomi/pdf/080311tosei-shinpo.pdf


徹底討論  ~岐路に立つ東京23区~
     「廃プラスチックの焼却はリサイクル」ウソ?ホント?


主催:プラスチック問題シンポジウム実行委員会
   当日資料残部あり shenmei@nifty.com


協力:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク 


●パネリスト  

杉並区長・山田 宏、江東区議会議員・中村まさ子
せたがやごみをへらす会・植田靖子
容器包装3Rを進める全国ネットワーク事務局長・須田春海
東京都環境局廃棄物対策部部長・森 浩志
東京23区清掃一部事務組合総務部長・伊東和憲
環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室室長・西村 淳
ジャーナリスト・杉本裕明

東京23区 廃プラは「可燃か資源」

産経新聞 3月20日 (抜粋)


東京23区は平成20年度から、

家庭から出されるプラスチックごみの分別方法が変わる。

これまでの不燃ごみから、資源化か可燃ごみになる。

「燃えないごみ」だったプラスチックの分別に住民からは

戸惑う声も出ている。

■廃プラ「資源か可燃」


新宿区では4月から容器包装の廃プラは資源化され、

それ以外は可燃ごみになる。
同区のなかで昨年7月からモデル地区として試行している

牛込地区の一部。

ごみ置き場には可燃ごみのほか「容器包装プラスチック」と

書かれた看板がかかり、

それ以外の廃プラは可燃ごみに含めるようになっている。

試行開始から5カ月で、不燃ごみの量は前年の半分以下になった。

23区が廃プラの新分別に踏み切るのは、東京港内にある

不燃ごみの最終処分場が30年後にはいっぱいになるからだ。

東京二十三区清掃一部事務組合は「1日に1500トン埋め立てる

今のペースが続くと、不燃ごみは行き場を失う」と危機感を抱く。

埋め立て量の半分以上は廃プラ。そこで対策に乗り出した。

容器包装のリサイクルを促す容器包装リサイクル法を踏まえ、

17年10月、23区の区長会は廃プラを資源と可燃ごみに分別し、

燃やした熱エネルギーを発電などに利用する方針を決めた。

焼却施設の性能がアップし、廃プラを燃やせるようになったことも、

新分別を後押しした。

ただ、廃プラの新分別が浸透するかは未知数だ。

各区には「廃プラの汚れをどの程度落とせばいいのか」

「見分けるのが面倒」といった問い合わせが相次いでいる。


新宿区では、新分別の周知徹底に力を入れている。

「住民に250回説明会を開き、ボランティアの住民200人の協力を得た」

という。

17年度から全市で廃プラの分別を行っている横浜市では

「『すべて焼却処分だったのに』と訴える住民に

『3カ月間続けてもらえば、理解できます』と繰り返し説明した」という。

資源か可燃か、同じプラスチックでも線引きが難しいごみは、

市の広報誌で特集を組んだほか、冊子を全130万世帯に配布した。

今も問い合わせがあるが、市は「あきらめず対応すれば理解してもらえる」。


≪首都圏では≫

首都圏の6政令指定都市での廃プラの処理状況をみると、

静岡市と川崎市はすべて可燃ごみとして焼却。


千葉市、さいたま市、横浜市、浜松市はプラスチックの種類に応じて

一部を焼却している。

千葉市ではポリ袋やペットボトルのキャップなどは可燃ごみ、

洗面器といった硬いプラスチック製品は不燃ごみ扱い。


川崎市は、平成22年度中には

容器包装プラスチックを資源ごみとして分別収集する。

環境省でリユースペットボトル研究会始まる

3月7日、「ペットボトルを始めとするリユース・デポジット等の
循環的な利用に関する研究会」の第1回目の会合があった。

詳細は
http://www.env.go.jp/council/36pet-junkan/y360-01.html

●初回ということで、資料の報告で終ったようだ。
 まだ、この先の展開は分からない。が、

●諸先生方には、
 ワンウェイ・ペットボトルが氾濫している現状を踏まえた、
 前向きな議論を期待したい。

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鴨下環境相 記者会見(2月29日)抜粋

(問)ペットボトルについて、ずいぶん昔にも一度検討して、
途中でいろいろなものがあって消えていった経緯がありますが、
今回改めて検討を始めることについて、大臣の意気込みや意図は。

(答)単にワンウェイでリサイクルに回せばいいということについて、
ある歩留まりで必ずしもリサイクルされていないということも、
かねてから問題意識として持っていました。

できればドイツなどでやっているような、少し厚手のペットボトルで、
リサイクルじゃなくてリユース、
特にデポジットも含めたリユースのようなものができないかということを、
我々の子どもの頃の体験も含めて、思いがありました。

もう一度勉強をして、
すべてワンウェイボトルはやめにするといった話ではなくて、
ある種のコミュニティや、
リユースのメカニズムができるようなところについては、
導入することも可能かどうかということについて勉強してみます。

(問)ペットボトルについて、制度化するとなると、
法的根拠として、法律を変えるとか、
新しい法律を作るといったことも考えられるのですが、
その点についてはどうお考えでしょうか。

(答)現行法の中でやれるのか、それとも法律を改正するのか、
新規に作るのかということも含めてですが、その前に実効があるのか、
国民の皆さんの支持がいただけるのかということについて、
まだ前段階の議論をこれから始めようというところです。

私としては、是非、ある一部はリユース・デポジット
というものを推進したいと思っておりますが、
それが本当に受け入れられるかどうかということに
ついては結論が出ていませんから、制度的・手法的な話はその後です。