安価なボルドーワインを飲んでみたw
ワインの入門書には、安いボルドーワインはハズレが多い的な記述があり、お金を出て買う限りはムダな事はしなくないので、今までは買わなかった。
が、ワインを取り巻く環境は、なにか大きく変わった感があり、安価なボルドーワインも飲んでみたくなった(苦笑)。
ワインの事を全く知ろうともしないでいた頃は、流行や薦めでボージョレ・ヌーヴォーを飲んだり、ショップでも雰囲気で買ってたり。
それが、ある事が切欠でワインの事を知りたく思い、入門書の為の入門書のような本を買って読み、その通り実践してきて、ボルドーやらブルゴーニュやらキャンティやらシャブリやら、何が違うのかが理屈の上では理解できるようになり、チリワインやカリフォルニアワインもある程度飲むようになり、違いが分かるか否かはべつにしてw。
そうなってくると、ちょっと高いワインも飲みたくなるんだけれど、それは経済的理由が大きく関与してくるわけで。なので、逆に振れてみた。
飲んでみたら、ソフトって事ではないけど、普通に飲みやすく、適度な渋みとアルコール感があり、よく有るチリワインの、ちょっと弱いやつ?
飲む前の予想としては、渋みが強くて、口の中がキューーーってなって、アルコール感がばーーーんときて、と思ってたのに。
ボルドーワインといえば、カベルネソーヴィニヨンがメインかと思ったら、違った。最近はメルローが幅を利かせているらしい。
ネットでちょっと調べたところ、ボルドーワインの中でも「飲みやすい」ワインの輸入量が増えているらしい。
ボルドーワインのイメージは、重厚で、渋くて、アルコール感が強くて、カベルネソーヴィニヨンがメインで。もちろんそういうボルドーワインもあるんやろうけれど、そうじゃないボルドーワインも増えてきているみたい。
ネット見てても、「このワインに合う料理のレシピ」のように、合わせ技ででてる事が多いような気がする。
自分は、基本的にはワイン単独が多く、合わせてもチーズくらいなので、こういう軽くてポップなワインは、あまり飲んでこなかったし、これはこれで経験になる。
本当に美味しいワインは、主張が強くても食事を邪魔したりしないんだろうし、食事もワインも美味しくなるのだと思う。
食事の時に頂くワインとしたら、主張は控えめの、ポップな方が料理に合わせやすいというか、合ったように感じるというか、ミスマッチが少なくなるだろうし、そういうワインが売れてるのなら増えてくるだろうし。
ワインを楽しむ側としては、選択肢が増えることはいい事。
でも、安価なボルドーワインを飲むのなら、同じ値段のチリワインの方が美味しく感じるし、そっちを買ってしまうと思うけどね。