秩序と規律、そして服従…からの自由! | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】


心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「清々しさ」について。

皆さんは、中学校や高校の頃、

どんな校則がありましたか?

 

昨今、『ブラック〇〇』という言葉が色々あります。

その中のひとつ『ブラック校則』。

黒(ブラック)は否定的な感じの形容で、例えば…。

 

・ポニーテール禁止

・マフラーして登校禁止

・日焼け止め禁止

・肌着は白かベージュ以外禁止

・くせ毛の場合は届の提出義務

 

私たちの頃も、色々なルールがありました。

・カバンは〇cmより薄くすることは禁止

・指で挟んで髪が出たらバリカン(※中学校は男子全員丸刈り)

・部活中は水が飲めないルール

 

ルールを守ることは、社会に出るまでに学ぶことの一つかもしれませんが、

守ることを理解できないルールを課すことは、

どれほどの意味を持つのか疑問を感じるものもあるでしょう。

 

"世界の真実から学ぶ"映画で、ご紹介できなかったのですが、

2011年のドイツの作品で「コッホ先生と僕らの革命」という映画があります。

ドイツで"サッカーの父"と称される、コンラート・コッホという実在の人物の物語です。

 

 

1874年のこと、帝政ドイツの地方都市ブラウンシュヴァイクに、

イギリスに留学していたコッホは、ドイツ初の英語教師として招かれます。

しかし、当時のドイツでは反英感情、階級的差別が子供にも染みついてました。

 

秩序と規律、そして服従。

それらが一方的に美徳とされていて、守ることができなければ、

体罰を課せられ、コッホ自身は帝国主義の文化にうんざりしていました。

 

進歩的な教育を皆に平等に施そうとするコッホ先生。

そして、英語に拒絶反応を見せる生徒たちに、

サッカーをすることで、英語を学ぶ方法を提案していきます。

 

サッカーには、もちろんルールがあります。

ルールを守らなければ、ファウルを取られますし、

ペナルティがあることもあります。

 

そのうえで、パスがつながり、シュートが決まったり、

仲間と協力して、連係プレーがうまくいったり、

勝ったり負けたりすることに、清々しい感動が生まれます。

生徒たちは、どんどんサッカーを学びながら英語を学ぶことに、

楽しさと喜び、そして仲間を大切にすることの大切さ、

フェアプレイの精神を積極的に学んでいきます。

 

しかし、それを面白くない教師と権力者によって暗雲が立ち込めます。

いつの世も、新しいことは奇異の目で見られ、反感を買います。

やがてサッカーは…。

この作品には、

面白い対比が描かれています。

 

"秩序と規律、そして服従"

 

・子供を苦しめる、ブラックな学校の規律

・子供を夢中にさせるサッカー

どちらにもあるのです。

 

なのに、一方は苦しみで、一方は喜びなのです。

 

そのフィールドの言葉を理解して、

誰もが平等に守り、守りながらルールの中で、

自由に協力して、成長し上達していくこと。

 

無秩序でもなく、勝手気ままでもなく、抜け道裏道でもなく、

これが"規律"のなかの"清々しい自由"なのでしょうね虹



いつも有難うございます。

自由になりたい人はアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

∞ -----------------------------------
#名古屋のカウンセリングルームアンフィニ
 

#心理学講座・青い柳のココロカフェ
 

#カウンセリング評判・口コミ

 

#企業のメンタルヘルスケア・教育

 

#カウンセラー・セラピスト非常勤
∞ -----------------------------------