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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「人間」について。
皆さんは、子供の頃どんなアニメを見てましたか？
最近では、仲間を集めてバトルするものが多いですね。
結構、昭和のヒーローって、
"哀愁"のようなものをまとっているものが多かった気がします。
そのなかのひとつがデビルマン。
かつて地球を支配していた、合体能力を持つデーモン族が蘇ることを知った、
親友の飛鳥了と、主人公の不動明。
デーモン族のアモンに憑依されながら、人間の心を保つことに成功します。
歌で「裏切り者の名を受けて～♪」と聞き覚えがある方もいるでしょう。
デーモン族は、次から次へと"刺客"を地上に送り込みます。
デビルマンは人知れず、身を挺してデーモンたちと戦います。
アニメは、そんな感じですが、
原作は、もっともっとエグい方向になっていきます。
デーモンによって奇異な事件が増え始めると、
人間同士が疑心暗鬼になっていきます。
"選民思想"、"差別"などによって人間狩りが行われます。
そして、あることないこと"噂"に敏感になった人間。
"恐怖"に対して"残虐な私正義"をふるうようになり、
不動明の下宿先の牧村家は、暴徒たちに襲われるのです。
不動明は、涙を流しこういいます。
「これが俺が身を捨てて守ろうとした人間の正体か！？」
人間の正体って何でしょうね。
デビルマンは、悪魔の力ですが…。
スパイダーマンは、クモの力。
ウルトラマンは、光の巨人の力。
仮面ライダーは、（もともと）昆虫の力。
ロボット物は、最先端科学技術の力。
どれも、"正義の心"をもってすればヒーローですが、
"悪の心"をもってすれば…？
大いなる力は使う人の心によって、どうとでもなってしまいます。
これって、ある意味、
現代でも時々起こりつつある現象ではないでしょうか？
インターネットの力を手に入れた人間。
"正義の心"をもって使うのと、"悪の心"をもって使うのと違いますよね。
もっと言えば、"悪"って何だということにもなってきます。
人間は人間としての生きる"定義"で生きていますが、
"豚"や"牛"や"魚"からすれば、人間は"悪魔"でしょうね。
"根っからの悪人じゃない人"の悪（私正義）が最も恐いのかもしれません。
人間狩り、もう始まってますよ。
私たち人間は、浅はかに技術の恩恵に与かるではなく、
"正義"とは何か？"正しさ"とは何か？
自問して考えていくことが、これからもっともっと大切になってくるのでしょうね。
いつも有難うございます。
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