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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?
心理カウンセラーの青柳雅也です(^^
このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!
さて、今回は「感情と言葉」について。
皆さんは、最近何に怒りましたか?
どんなことに怒りますか?
人間には喜怒哀楽があります。
故に、関わりの中で、
時として感情を言葉にのせることがあります。
私が好きな映画のひとつで、
『ボビー』があります。
そんなにメジャーではないんですが、キャストは豪華絢爛です。
内容も私は大好きな映画の一つです。
ボビーの愛称で親しまれた、ロバート・F・ケネディが暗殺された日に、
事件が起こったアンバサダーホテルに居合わせた人々を描いた群像劇です。
1968年ですが、まだまだ人種差別が残る時代背景があります。
厨房で、苛々した感じのメキシコ移民の調理師。
いちいち誰かにつっかかったり、白人に対しての不満をばらまいていると、
アフリカ系シェフ役のローレンス・フィッシュバーンが、こう言います。
「白人は差別したいんじゃない。考えを変えたくないんだ。」
そしてこう続けます。
「"優しく寛大な白人"だと、それで差別が無くなるならそう思わせてやれ。」
彼の言葉は、"怒り"を超えていて、
対局的な物言いで、とても説得感があると感じました。
人間の"言葉"というのは、
簡単に人間同士で"届く"と思いがちですが、
実はそうでもありません。
それは内容のハナシではないところもあります。
例えば…。
注文したラーメンにゴミが入っていたとします。
①「おい!何やってんだゴラァァァ!!ラーメンにゴミ入ってんじゃねーか!」
②「店員さん、ラーメンにゴミ入ってますよ。作り直して頂けますか?」
では、同じことについて言っていても、
①は、「あぁー、怒ってんな。ヤバいヤバい。」が先に立つでしょう。
②は、「あ!ごめんなさい!」と、自分が店員なら思いませんか?
場面や関係性によってはですが、
感情や情熱で、言葉を伝えるからこそ、
「緊急性」が伝わることも、もちろんあります。
しかし、相手にちゃんと理解してもらいたい場合は、
感情を乗せてしまうと、感情が先に立ってしまうので、
受け手の動機が、相手の感情になってしまいます。
建設的に伝えた場合は、内容が先に立ち、
受け手の動機は、相手の話す内容になります。
感情的なときこそ、"言葉を届ける準備"が必要なのかもしれません。。
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