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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「意味」について。
皆さんは、生きる意味を考えますか?
考えたことがありますか?
「死」というのは、
若いうちは、遠いおとぎ話のようなものですが、
歳を重ねていくと、現実的なこととして変容していきます。
「死」が、現実的なこととして変容してくるときはもう一つあります。
それは、人生がうまくいっていないとき。
でも、そのときは「生」というものも、
合せて目の前にやってきます。
「生きる意味ってなに?」と。
そして、豊さからか、
サラリーマンであること、主婦であることよりも、
"何かになる"ことに価値を見出そうとする人も少なくありません。
先日、"感動したいとき"の映画でご紹介できてませんが、
小説を基とした、「あん」という映画があります。
故、樹木希林さん主演、市原悦子さんも出演されてます。
桜の咲き乱れる公園に面したどら焼き屋、『どら春』。
雇われ店長の千太郎は仏頂面のまま、日々どら焼きを焼いていました。
ある日、76歳の徳江という手の不自由な老婆が、バイトで雇ってくれと言います。
雇うつもりはなかったのですが、徳江の置いていった「餡」は絶品でした。
千太郎は徳江に餡の作り方を教わりながら、徳江の不思議な振る舞いに戸惑います。
味は嘘をつかず、評判となったどら焼きは、長蛇の列をなすようになります。
しかし、指が不自由な徳江が"ハンセン病"だったということが、
噂で広がって、店から客が離れていき…。
この映画は、"偏見"というものと"生きる意味"を問いかけているように感じました。
ハンセン病患者は、映画「もののけ姫」でも描かれています。
19世紀後半、ハンセン病はコレラやペストなどと同じように恐ろしい伝染病として扱われました。
治療法が無かったことから、人々は患者を隔離したのです。
人間は、コントロールできないことに対して、
過剰に恐れる習性がありますよね。
偏見の目で見られ、家族から引き離されて療養所に隔離され、
人としての"尊厳"などない人生を送った人が多いといわれます。
きっとハンセン病患者の人たちは、生きる意味を疑ったのではないでしょうか。
人間は人間を見るときに、もしくは自分で自分を見るときさえも、
本当に"その人自身"を見ているとは限りません。
それは悲しいことです。
この映画でこんな言葉がありました。
「私たちは、この世を見るために、聞くために生まれてきた。
だとすれば、何かになれなくても私たちは、私たちには、生きる意味があるのよ。」
「何かに成れない。」
「人生を生きる価値がない。」
「自分なんて消えたほうがいい。」
そう思ってしまうとき…、もしかしたら、
普通に生きているときでさえも、
私たちは、ちゃんと"見る"こと"聞く"ことができているのでしょうか。
身近な人のこと。
自然の美しさ。
ほかの生き物の声。
月明かり。
食べ物の命。
知らないどこかの誰かのこと。
心。
自分のことだけになってしまえば、それらを"見る"、"聞く"ことは、
容易にできなくなってしまいます。
シンプルだけど、大切なこと。
ちゃんと聞いて、見ていますか?![]()
いつも有難うございます。

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