こんばんは、なかしんです。
400Rをサーキットに持ち込むと、様々な熱問題が立ちはだかります。
水温しかり。
世の中には水冷インタークーラー用の大容量サブラジエター(ヒートエクスチェンジャー)が存在し、なかしんも装着済です。
↓フェニックスパワーの400R専用大容量ヒートエクスチェンジャー
「スカイライン400Rの熱問題を解決!」大容量ヒートエクスチェンジャーがついに登場 | web option(ウェブ オプション) (motor-fan.jp)
↓これをなかしん号に装着した話。
今日は冷却の要、ラジエターの話です。
ラジエター仕様(厚さ)が、どうやら400Rの中でも2種類存在するらしい。
なかしんが車を購入した販売店の協力を得て整備要領書を調べてみると・・・
このように、400R初期モデルはGTグレードより厚みがある大容量ラジエターで冷却性能が強化されていた一方で、2021年9月の仕様変更で、GTグレードと統合されていた事が判明。(理由は不明)
なかしん号は21年11月なので、容量が小さい方である事もわかりました。
ラジエター寸法はカタログに載っていない情報ですし、仕様変更は仕方ないとして、サーキットで水温上昇に困っている身としては、400R初期型の大容量ラジエターを使わない手はありません。
ならば、身銭を切って交換するのみです。
新車購入した販売店にご協力頂き、部品番号の差異を洗い出しました。
補修部品として購入し、交換して頂きました。
リサーチ情報通りでした。
ラジエター大容量化の効果はというと、先日(23年5月5日)のブログの動画をご覧頂ければ多少お解り頂けるかと思いますが、昨年同日(22年5月5日)のように水温計とにらめっこせずに楽しめました。
昨年に対しヒートエクスチェンジャーもフェニックスパワー製に変わっているので、一概にラジエター容量UPの恩恵だけとは言い切れませんが。
21年9月以降の400R乗りで、サーキットで熱ダレに困っている方がいましたら(いるのかよ笑)、400R初期型ラジエターへの交換は必須科目かと思います。
気になるお値段は・・・
部品代だけで、この当時で12万円前後。
(ブログアップが遅れましたが、交換は22年12月に実施しました。)
部品代はお店や昨今の原材料費高騰によって変動あるとは思います。
交換工賃は営業ノウハウにあたると思い、公表を控えさせて頂きますが、作業は一泊二日かかっており、けっして安価ではない事はお察し頂けるかと思います。
泥沼の底は計り知れません。
2023年5月17日 なかしん