日曜日はいろいろとダメージの残る敗戦。
サッと切り替えて次節に向かいたいところではあるんですが、あたしは…ちょっと引きずってます(苦笑)。
まぁ、あたしの心情なんてどうでもよくて、チームがどう切り替えて次節に臨んでいるか、ちゃんと状態を上げていってくれているか、そこが大事。
この日曜日で今季10戦目を迎える讃岐。過去J3での6シーズンと今季を比較してみましょう。
2019年
まだJ2在籍時の予算レベルで臨んでいたこの年は首位争いに加わっていました。
開幕から5戦負けなし。
勝ち星も5つ挙げていて勝ち点も試合数から8も多い18。
クリーンシートも3つ記録しました。
ただ、暗雲も少し漂っていました。複数失点こそ0でしたが、4節以降クリーンシートがありませんでした。
…とはいえ、このくらいのペースで闘わないと首位戦線には顔を出せない、ということです。
2020年
コロナウイルスのせいで変則日程になり、交代枠も3回5選手に広がった2020年。
讃岐は上野山さんをGMに招聘して新体制で臨みましたが、まさかの10戦勝ちなしという過酷なスタートでした。
とにかくエグかったのは失点。3失点以上が3度ありました。総失点数は10試合で17。得点も10試合で6得点と少なく、無得点試合は半数の5試合を数えました。
これではなかなか上にはいけませんね…
2021年
開幕から5連敗。そのなかで監督が3人も変わった最悪の結果を導き出した2021年。
この年はJに参入してから初めて天皇杯でJクラブ以外のチーム(当時JFLだった高知)に敗れるなど、史上最弱のチームだったかもしれません。
無得点試合は4、複数失点も4。これでは…という状況でしたが、第6節にゼムノビッチ監督が就任して少し状態が上向き、4戦負けなしを記録し、得点も少しずつ伸びました。7節の沼津戦から10試合連続得点をスコア。これはクラブタイ記録です。
2022年
松本孝平選手という掘り出し物を手に入れた讃岐はこのFWをターゲットに3勝をスコア。
確かこの時点ではトップハーフにいたと思います。
松本孝平選手はその期待に応えてこの時点で5得点!
ただ…松本孝平選手に当てていく以外に攻撃のバリエーションがなく、無得点試合も5試合ありました。
2023年
米山監督の1年目は得点力に課題が出た立ち上がりでした。
得点には非常に苦労しており、何と半数以上の6試合が無得点でした。
クリーンシートは5試合ある反面、失点すると必ず複数失点してしまう崩れっぷり。
安定した闘い方ができるようになるのは少し先のことです。
ただ、ホーム戦では3勝1分2敗とまずまずの成績でした。
2024年
昨季はとにかく勝てず。10戦しても1度も勝てず。
クラブワースト3位の12戦勝ちなしを記録しました。
無得点試合は2と少なめになりましたが、失点は15とそこそこ かさんでいました。
ただ、土壇場で追いついた試合が長野戦、奈良戦とあり、夏の5連勝の基盤を作っていた時期といえる部分もありました。
2025年
では今季はどうかというと、ここまで9戦で2勝4分3敗と、いわば「可もなく不可もなし」。
ただ、FWに故障者が続出しているせいか、得点力には不満の残る内容。
一方で失点は試合数と同じ9なので総入れ替えになった割にはまずまず安定しています。
複数得点がもっと獲れていれば…
各項目の一覧から…
J3での7シーズンの主だった項目を一覧にしました。
各項目で1番いい数字を赤文字、続いて青文字、黄文字で表現しました。
今季はそのベスト3が確定しているものだけ色付けしてます。
今季は勝てば勝ち点、勝ち数、負け数では過去2番目の勝ち点になります。
クリーンシートなら、そこも2番目。連敗していないこともまずまずです。
一方で負けてしまえば今季初の連敗で内容次第ではそれぞれワースト3に顔を出すことになるかもしれません。
何より、負けてしまえば一気に降格圏に近い位置へと墜落する可能性もあります。
ここで勝ち点を獲れなければ試合数と勝ち点が並びます。つまり”危険水域”突入です。
いずれにせよ、しばらくは長期的な目線ではなく、目先の勝利を優先して降格圏から遠ざかること、「一戦必勝」で臨まないといけないということが言えると思います。
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