小学3年生の男の子を連れての旅行について書いています。
自分の健忘録として書いていますが、どなたかの参考になれば嬉しいです。
久しぶりのホテルステイを、“シェラリゾート白馬”で過ごし、チェックアウトした後、
観光へ向かいました。
目的地は、“黒部ダム”。
黒部ダムは、長野県と富山県の県境にある関西電力のダムですが、
勇壮な放水が有名な迫力満点のダムです。
白馬からはおおよそ1時間位で、大町市にある黒部ダムへ向かうバスの出る扇沢駅へ到着。
黒部ダムへは、富山県からと長野県からの2方向から行けますが、
富山県側からだと、立山連峰を越えなくてはいけないので、黒部ダムへ手軽に行けるのは長野県側からです。
画像をお借りしました。
バスやロープウェイを乗り継ぎ、3000m級の北アルプスへ気軽に行ける“立山黒部アルペンルート”は
とても人気があります。冬季は閉鎖
上の室堂には“ホテル立山”があり、こちらもまた人気の山岳リゾートホテルです。
いつか泊まってみたいと思ってます。
今回は気軽に黒部ダムだけが目的。
扇沢駅にはこちらの名物駅員・中里さんがいます。
バスが出る間の待ち時間に面白くお土産やお弁当の営業トークしてくださいます。
その軽快なトークが話題になり、何回かTVでも紹介されています。
バスは30分おきに出ていました。
扇沢駅から電気バスに乗り、15分で黒部ダム到着!
この扇沢駅から黒部ダムへ通じるトンネルは、掘るのに大変な苦労があり、
その様子が今までに石原裕次郎さんや香取慎吾さん主演で映像化されています。
バス到着後まずは、階段を200段上り、展望台へ♪
すごい迫力~‼‼

階段を下りて、どんどん近づいてみました。

水のしぶきで虹もかかっていました。

湧水を使ったご当地サイダーも飲んでみました。

ダムの上を歩いてみると、中心あたりにこんな表示が。

黒部ダムは、アーチ形のダムで、堤高(ダムの高さ)が186m。
日本一です。
なので、迫力がすごいんです。。
ダム湖には遊覧船“ガルベ”があり、優雅に船から景色を見ることもできます。
紅葉の頃はとってもきれいだと思います。
お昼はご当地グルメの黒部ダムカレーを食べてみました。

食券システムの簡単なレストランで頂きました。
ご飯がダムの形になっていて、かわいいです♪
カレー以外にも、おそばやうどんなど簡単なものが食べられます。
お味は普通です。。。
ダムの近くには、ダム建設の犠牲になってお亡くなりになった方の慰霊碑もあります。

以前、石原裕次郎さん主演の映画を見たことありますが、本当に大変な工事をされ、
安定的な電力供給のために尽力なさった方たちが多くいたことは知っていましたが、
170名を超える方が犠牲になったのだと知り、手を合わせました。合掌。
息子も衝撃を受け何かを感じていました。
ダム周辺のマップ

散策される方へのおすすめコースもありました。

1時間半ほどダムに滞在した後、
黒部ダム駅から電気バスに乗車し、扇沢駅へ戻りました。
黒部ダム駅は岩盤を掘って作ってあるので、ダムから駅まで(200m程)の通路が
めちゃくちゃ寒いので注意です!通路内は夏でも15度くらいしかありません。。
扇沢駅ちかくの“トロバス記念館”にいた雷鳥さん。

雷鳥は絶滅危惧種で、日本でも4か所ほどの標高2000m以上の高山にあるハイマツの中にしかいません。
立山の室堂へ行って、散歩すれば雷鳥を見ることができるかもしれません~。
ラフティング、ホテルステイ、黒部ダム観光。。
秋のひと時を家族で自然を感じつつゆっくり過ごした旅になりました。