ふと呼吸がとまったように

 

風が凪ぐ

 

もわっとした

 

湿り氣を

 

帯びた

 

地面からの

 

熱が伝わり

 

扇子を広げる

 

しばらくすると

 

再び

 

風がおこり

 

涼やかな

 

色を運んでくる

 

ふうっと

 

深呼吸し

 

一息つき

 

また

 

歩き出す

 

 

わたしはいったい

 

なにを

 

おそれていたんだろう

 

夜の暗闇を

 

おそれる子どものように

 

起こりもしないことを

 

あれこれ

 

勝手に

 

想像し

 

起こった出来事や

 

夢の中での会話の

 

意味を

 

頭でっかちに

 

分析してみせて

 

勝手に

 

思い込んで

 

ひとりずもうも

 

いいところ

 

わたしの

 

まわりの

 

世界は

 

こんなにも

 

輝いているのに

 

目をつむって

 

足早に

 

歩いて

 

呼吸も

 

そこそこに

 

どこへ向かっていたんだろう

 

世界の

 

この輝きを

 

自分の

 

時間の中に

 

エッセンスのように

 

注ぎ込めばいいだけ

 

そして

 

深く香りを吸い込んで

 

そっと

 

目を開けばいい

 

 

 

 

 

自分では

 

これでいいのだと

 

歩んでいて

 

特に

 

誰の賛同もいらないけれど

 

わたしの背中をみて

 

育っている人に

 

心配をかけたいわけじゃない

 

まねっこはしないけれど

 

ちょっとは

 

やるじゃんって

 

思ってくれていたのに

 

どこに向かっているの

 

って確認したくなるよね

 

痛いところを突かれても

 

まだ

 

うまく

 

説明できない

 

だって

 

新しいことには

 

まだ

 

名前はついていないんだもの

 

でも心配しなくていいんだよ

 

あなたの

 

道は

 

わたしに勇氣を与えてくれる

 

わたしの

 

道は

 

きっと

 

あなたに希望を与えることに

 

なっていくから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨らしい

 

梅雨も

 

終わり

 

とうとう

 

本格的な

 

夏がやってきた

 

じっとしていたら

 

カビが生えるから

 

ちょこまかと

 

まめに

 

動いていたところから

 

じっとしていたら

 

じりじり焦げつくから

 

やっぱり

 

まめに

 

日陰を選んで

 

動き

 

まめに

 

休憩

 

眠いときは

 

寝る

 

食べ物は

 

冷たすぎないものを

 

ゆっくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶらんこ

 

ぶうらん

 

ぶうめらん

 

ブランコ

 

サーカス

 

空中ブランコ

 

はらはらどきどき

 

今日もだれかが

 

ほぎゃあとうまれ

 

ちょっと大きくなったら

 

ぶらんこに乗る

 

ぶらんこ

 

ぶうらん

 

風が吹くまま

 

勢いついて

 

海の向こうまで

 

跳べるかな