わたしたちは

 

日本語を

 

書いたり

 

読んだり

 

話したり

 

することができる

 

なんだか

 

当たり前のことのように

 

こんなにも

 

難しくて

 

奥が深くて

 

美しい言語を

 

使うことができる

 

たまたま

 

日本に

 

ご縁があったから

 

と思えるけれど

 

それはたまたまではなくて

 

わたしたちが

 

強く

 

強く

 

望んだから

 

他の言語も

 

素敵だし

 

使えたら

 

カッコいいけれど

 

まずは

 

ご縁の深い

 

自分の使うことばを

 

きちんとしてみよう

 

話していて

 

美しくないことばは

 

使わない

 

きいていて

 

耳にやさしくない

 

ことばは

 

いらない

 

本を読んで

 

馴染みのないことばにも

 

触れてみたり

 

意味を調べたり

 

手で丁寧に

 

書いてみる

 

手元に何もないように

 

思えても

 

こんなにも

 

美しい

 

ことばが

 

身近にあるのは

 

本当にありがたいこと

 

そのことばから

 

何かを

 

生み出せたら

 

もっとうれしい

 

 

 

 

 

自分の物語を

 

書く

 

自分を投影した

 

物語を書く

 

誰かにみせるとか

 

世界に

 

発信するとか

 

考えず

 

とにかく

 

書いてみる

 

いっぺんに

 

書けなくてもいい

 

それが癒しになるかもしれない

 

ならないかもしれない

 

目的あってのことではなくて

 

結果を求めてのことでもなくて

 

ただ

 

純粋に

 

書けたら

 

少なくとも

 

整理や

 

区切りには

 

なるかもしれない

 

いま

 

このときに

 

こんな風に

 

感じていたということを

 

のちの自分に

 

知らせることは

 

できるだろう

 

特殊効果や

 

サスペンスは

 

いらない

 

フランス映画のように

 

淡々と

 

深く深く

 

真っすぐに

 

 

 

 

 

白黒

 

つけようじゃないか

 

はっきり

 

くっきりとな

 

そうなったら

 

闘いモードになってしまうから

 

清濁併せ呑む

 

あなたのように

 

なりたいわ

 

だって

 

白黒は

 

はっきり

 

くっきりと

 

しているけれど

 

混ぜてグレーにしないで

 

どちらのよさも

 

活かしている

 

世界には

 

白も

 

黒も

 

どっちも

 

必要なのだから

 

それを

 

極限までの

 

かわいさに

 

昇華している

 

ツワモノ

 

そんな

 

あなたを見たら

 

誰しも

 

すっかり

 

お手上げで

 

にっこり笑って

 

降参です

 

そして

 

うれしくて

 

幸せな氣持ちに

 

なれるんです

 

ありがとう

 

それは

 

あなたのことです

 

パンダさん

 

 

 

秋が深まり

 

イチョウは色づき

 

どんぐりは

 

盛んに

 

実を落とす

 

踏まれたり

 

拾われたり

 

いろいろあるけれど

 

どれかは

 

うまく地面に入り込み

 

芽を出し

 

成長をはじめる

 

でも

 

その前に

 

ちょっと

 

ちょっかいを

 

出してみよう

 

あの人間に

 

それっ

 

がつん

 

おでこに

 

当たったのは

 

最初

 

どんぐりだと

 

わからないくらいの

 

衝撃で

 

びっくりするくらいの

 

痛みが走った

 

思わず地面を見ると

 

どんぐりころころ

 

そして見上げると

 

命中~

 

うふふ

 

上手でしょ

 

木が

 

笑っている

 

氣がした

 

やられました

 

でも

 

それは

 

きっと

 

愛の鞭ですね

 

第三の目を

 

ひらくため

 

ありがとうございます

 

 

天と地の間に梯子がかかる

 

天は限りなく美しいけれど

 

さらに輝きを増し

 

天を見上げる心を持つ者には

 

美しさを分け与える

 

刻一刻と変化していく

 

壮大な絵文様に

 

とめどなく

 

溢れる涙を

 

どうすることもできない

 

地は

 

天を映した

 

美しさ

 

のはずなのに

 

わたしたちが

 

自分たちのことしか考えず

 

目先のことで

 

手いっぱいになると

 

どうしようもなく

 

混沌で

 

どうしようもなく

 

醜い

 

世界になっていきそうになる

 

でも

 

そんなことになったら

 

天の美しさを損なってしまう

 

だって

 

天と地は

 

梯子でつながっているから

 

天は梯子を外すことだって

 

できるのに

 

愛のために

 

それをしないで

 

見守っている

 

この世界で

 

いかされている

 

わたしたちが

 

天にも地にも

 

感謝して

 

きれいにする責任が

 

あることに気付き

 

ひとりひとりが

 

あたりまえに

 

この世界に

 

責任をもてるように

 

なるかどうか