Ψ(さい)のつづり -9ページ目
不安は
自分が
うみだした
幻影
その
幻影の夢をみて
目を覚ます
星々はいつも
夜空にきらめいているのに
わたしは
こころがぎゅっと押しつぶされそう
そんな弱いわたしに
外の冷気が
はっぱをかけてくれる
ああ
そうだ
これは
わたしが
選んだ道
わたしが
いま
乗り越えるべき
ミッション
乗り越えられる
ミッションだから
与えられていて
乗り越えられるのは
当たり前だから
楽しんで
軽やかに
乗り越えればいいんだ
わたしが
やるべきことを
やっていないから
不安がうまれる
粛々と
やるべきことを
やれば
不の字が消えて
弱いわたしは
もういない

ああ
知らない間に
こういうときは
こういう反応を
するものだと
そして
そういう反応を
してもらえるものだと
思い込んでしまって
期待してしまって
いたんだと
気付く
がははがはは
そんな自分を
笑い飛ばす
みんな人のことに
興味があるふりをしているだけ
みんな自分のことで
手いっぱい
興味本位な質問に
答えたところで
表面的な
部分しか
覚えていないだろうから
奇想天外
奇妙奇天烈
自分をさらけだして
こたえていく
期待なんて
仰いで
仰いで
吹き飛ばす

地引網を
力を合わせてひくと
たくさん
とれる
しらす
生の
しらすは
透明で
美しい
しらすは
いくつかの
種類の
魚たちの稚魚
一網打尽にされ
浜に打ち上げられて
生
釜茹で
かき揚げ
おいしく
食される
よく見ると
エビやタコの稚魚を
発見したりもして
楽しいけれど
ややもすると
混じる砂を
もろともせず
わっしわっしと
食されるのに
向いている
一匹ずつの
味わいではなく
全体で
カルシウムたっぷりの
ごちそうとなる

年齢を
聞いて
どうするの
こたえたときの
反応は知ってるから
こたえないことに
している
そんな歳に見えない
とか
10歳は若くみえる
とか
言っていれば
年齢をきいた
対価としては十分だと
思っているようだけれど
だいたい
その言葉の
根っこには
騙されたって
いう気持ちが
みえかくれ
しているよ
わたしは
騙していないし
わたしは
あなたの
年齢なんて
きいていない
それに
だれの
実年齢にも
興味はない
その人の
目が輝いていれば
いくつにみえても
実年齢が
いくつでも
関係ない
輝いている人は
年齢を
いいわけにも
武器にもしないから

低い軌道を通って
今日も
日が暮れていく
一日のはじまりと
一日のおわりは
お天道さまが
決める
いまを生きる
わたしたちは
暗くても
活動できてしまうけれど
冬は
静かに
本を読んだり
お風呂に長く入ったり
するのに
やっぱり
向いている
暖炉の火が
ぱちぱちはぜるのを
みていたり
星を眺めたり
静かな時間を
過ごしていると
いつもは見えない光が
みえたり
いつもはきこえない音が
きこえたり
いまなら
どんなことが起こっても
驚かないだろう
不思議はわたしたちの思い込み
世界にはまだみぬ
たくさんの
ものごとが
うけいれる
こころの準備ができた人たちを
気長に
待っていてくれる
そんな
やさしいまなざしを感じる


