Ψ(さい)のつづり~しあわせを引き寄せる「し」~
いつからか
大好きな
金木犀が
年に二回
咲いてくださるように
なったのですね
まるで
金星パートと
木星パートがあるかのよう
9月のちょっと早咲きと
10月の本来の季節寄りな時期
今年は
剪定が遅くなり
花芽が少なくなってしまい
ごめんなさい
それでも
9月パートが嵐で散らされたあと
10月1日から
ふたたび
きっちり香って
明日からの
金星逆行にも
シンクロするように
もう一度
咲いてくださいました
逆行することは
もう一度チャンスをあげようって
いうことでも
あるのですね
ありがたき
しあわせ

さあ
窓を開けて
もう
雨があがった
カラスが
そう歌う
そして
空へ舞い上がり
風に乗って
飛びながら
羽を
すみずみまで
乾かす
わたしも
空へ
舞い上がりたいぞう
トビ顔負けの
その飛び方で
くるくると
旋回するんだ
そして
天使様に
いつも
ありがとうございますって
ごあいさつ
するんだ

どうしても
欲しい本があって
見つけ方が
下手なのかもしれないけれど
それは
地球の反対側で
中古で売られているという
検索結果だった
手にいれるには
その
外国の
サイトで
注文するしか
ないんだ
どきどきしながら
半信半疑で
注文した
届くのには1ヶ月くらい
かかるそうで
本そのものよりも
送料の方がずっと高くついた
届かなければ
返金はする
とのこと
でも
届いた中身が
汚れていたり
ぐちゃぐちゃだったりした場合の
規定は
パッとみたところ
なかった
しかも届くのに1ヶ月
首を長くして
待とうではないか
それなのに
あっさり
2週間弱で
届きました
受け取っておきながら
しばらく何が届いたのか
わからなかったけれど
もしかして本
やっぱり本
祈りに似た氣持ちで
あけてみる
古い古い本だから
表紙と裏表紙は
正直あまり
きれいじゃなかったし
なぜかダンボール的な
ハードカバー
綴じ方も
日本の本と違う
けれど
中のページは
とてもきれいで
書き込みもない
よしよし
日本へようこそ
我が家へ
ようこそ
遠路はるばる
大変だったでしょう
解読するぞ
逸る氣持ちを宥めつつ
秋の夜長に
ともだちから
はじめよう

子どもの頃
七色に輝く実が
きれいで
憧れていた
手に入れたかったけれど
高い高いところに
なっていて
ジャンプしても
塀によじ登っても
取れなかった
大人になるまで
この実を見かけることは
なかったけれど
いま
目の前にあって
懐かしさで
心が
あたたかい
やっぱり
高いところにあって
手は届かないし
写真でもきれいには
撮れない
でもね
もし
手が届いても
いまは
もう
取ろうとは思わない
日に日に
七変化していく
色を
摘みとりたいとは
思わないから
でも
手が届いたら
一本くらいは
家に活けたいと
思ってしまうかもしれない
だから
やっぱり
手が届かない場所に
いてくれて
よかった

障子やふすまで
隔てた
開放系の極みの
日本家屋でなくても
昭和のおうちには
内と外に
大きな
境界線がない
外が暑けりゃ
内も暑い
外が寒けりゃ
内も寒いのよ
今年の夏は
昭和カムバックな
快適さで
もしかしたら
クーラーなしで
いけるんじゃないかと
途中まで
真剣に
思っていたもんだ
そやかて
クーラーも使うわ
堪忍な
な状況になったのはせいぜい1カ月間
日に日に
秋の虫が
にぎやかに
なっていったお彼岸から
よもぎ蒸し
はじめました
いまのところ
毎日
毎日
あたたかさを
体内に
蓄えていく
イメージで
平安時代を
思わせる
冬に備える


