みんなに

 

好かれるのは

 

無理だって

 

わかってはいるけれど

 

どうしたって

 

いい顔をしたがる

 

自分が

 

顔を出す

 

本音で生きていくっていうのは

 

どこかで

 

悪役になったり

 

悪役にされたり

 

することなんだろう

 

ただ

 

自分の道を

 

歩もうとするだけで

 

足を引っかけられたり

 

するように

 

嫌いたければ

 

お好きにどうぞ

 

それでも

 

悪役に自らなるのは

 

相当の覚悟と

 

ときには演技力が必要

 

いいもんを演じるより

 

ずっと

 

ずっと

 

難しいから

 

でも

 

それができて

 

はじめて

 

人の顔色をうかがわず

 

自分を本氣で

 

生きることが

 

できるんだろう

 

 

 

 

 

 

 

木は

 

大地に根を張り

 

何があろうと

 

同じ場所にいて

 

太陽との関わりに合わせて

 

樹形をつくり上げていく

 

毎年毎年

 

四季を味わい

 

何十年

 

何百年と

 

生きていくけれど

 

一日一日を

 

決して

 

おろそかにしない

 

わたしも

 

日々を

 

ぼんやりしないで

 

きっぱりと生きられるよう

 

その木の氣を

 

おすそわけしていただく

 

そして

 

その木の上で唄う鳥から

 

美しい声を

 

学ぶ

 

 

 

 

 

 

読みおえて

 

幸せな

 

氣持ちに

 

なれる本は

 

稀有な輝きに

 

満ちていて

 

別れを惜しみながら

 

卒業していく

 

学生時代のように

 

内側に

 

希望の火を灯してくれる

 

背筋を伸ばして

 

新たな一歩を

 

わたしも

 

踏み出そう

 

いま

 

この美しく広い世界で

 

 

 

桜が咲く頃

 

はじめて会ったのに

 

ずっと前から

 

知っていた人のような氣がして

 

どこかで見たことがある

 

情景のような氣がして

 

いまがいつで

 

自分が

 

いまどこにいるのか

 

わからなくなった

 

ちょっとした

 

時の間に

 

落っこちて

 

いまも変わらない

 

匂いのする

 

駅に着いた

 

ああここは

 

半世紀くらいのときが

 

いくつも交差して

 

いつでも

 

行き来できるように

 

なっているのかもしれない

 

古い公民館の階段を上がると

 

いつもの待ち合わせの

 

図書室が

 

そのままあって

 

わたしはまだまだ

 

学びたくて

 

本を借りる

 

それは古びていて

 

わたしの生まれる前の本だった

 

 

 

 

 

贈り物をするって

 

そわそわ

 

うれし

 

はずかし

 

むずかし

 

相手が喜んでくれそうなものと

 

自分が好きなものが

 

重なっていれば

 

自信をもって

 

贈れるけれど

 

そうでなければ

 

いままでの会話から

 

ヒントをいただいて

 

あっちのお店や

 

こっちのお店を

 

何日も

 

さまよう

 

結果

 

前菜と

 

メインと

 

デザート

 

みたいに

 

いくつかを

 

詰め合わせ的に

 

贈ることにしたりも

 

するけれど

 

その場合は

 

まとめる箱や

 

緩衝材を

 

手に入れるなど

 

さらに

 

取り組むべき

 

課題が増える

 

それでも

 

すったもんだの末

 

無事に

 

贈ることができたとき

 

相手への

 

愛と歓びが

 

一段と

 

深まっている