どうやって

 

入ったの

 

くわがた

 

とかげ

 

やもり

 

そうやって

 

いちいち

 

びっくり

 

しているけれど

 

台所に

 

熊がいたわけじゃ

 

あるまいし

 

どうってことはない

 

地面を区切って

 

自分のもの

 

おうちも

 

自分だけの場所

 

そう思っているのは

 

人間だけで

 

かれらは

 

歩いていて

 

たまたま

 

家に入ってしまったり

 

氣に入れば

 

ちょっと

 

休憩していく

 

こともある

 

そうか

 

なにもかも

 

直して

 

自分だけの居場所に

 

つくりかえようと

 

意氣込んでいたけれど

 

そのことが

 

しあわせなことかどうかは

 

わからないし

 

世界と

 

調和するっていうのは

 

孤立することではなくて

 

きっと

 

つかず離れず

 

ともにいきること

 

 

 

 

お祭りを

 

新しく

 

はじめる

 

一年に

 

一度の

 

その日にしか出せない

 

色の

 

積み重ねが

 

やがて

 

新しい

 

文化になり

 

歴史になる

 

そこに

 

居合わせる

 

人たちの

 

エネルギーが

 

その

 

推進力

 

 

今日の

 

いちばん乗りは

 

みんみんぜみ

 

みんみんと

 

しぶい低音で

 

みんなを

 

起こす

 

わたしも

 

ゆめうつつで

 

きいていると

 

すぐに

 

ひぐらしが応じる

 

かなかなかな

 

森の陽氣者

 

がびちょうも

 

明るく起きてきて

 

どこかのお祭りで習ってきた

 

お囃子のような節をつけて歌う

 

遠くでカラスも

 

起きたぞと歌い

 

ウグイスも

 

ちゃんといるのよ

 

と歌う

 

あっという間に

 

大合唱になっていく

 

森の朝は早い

 

夜明け前の

 

ふっくらした

 

月が見守る中

 

ライオンズゲートの朝陽を迎える

 

準備は万端

 

 

 

 

 

 

 

できあがりを待つ

 

ゆったりとした時間

 

愛を込めてつくられた

 

身体が元氣になる

 

美味しいサンド

 

パクチーは

 

なかったけれど

 

隠し味の

 

にんにくに

 

ぴりっと

 

喝を入れてもらう

 

こうやって

 

ここにいる

 

場を分かち合い

 

同じ食事をする

 

イエスを囲む

 

人々のように

 

 

どこにいても

 

それぞれの

 

場所から

 

東西南北

 

っていう

 

方向があるのは

 

地球さんが

 

ふらふら

 

していないから

 

そのおかげで

 

わたしたちは

 

ちゃんと立っていられる

 

そしてさらに

 

東西南北

 

だけではなく

 

さまざまな

 

方角から

 

いつも

 

いろいろな

 

エネルギーが届いて

 

わたしたちを

 

導いている

 

たとえ

 

自分では

 

迷子になったと思っていても

 

いつも

 

方角が

 

わたしたちに

 

道があることを

 

指し示している

 

だから

 

うつむくときがあったっていい

 

立ち止まっているときがあったっていい

 

そのあとはまた

 

顔をあげて歩き出せばいい