Ψ(さい)のつづり -34ページ目
サムは
寒がり
サムゲタンを
食べて
からだの芯から
温まろう
心地よい
居場所
暖かい
寝床
これがあったら
寒い冬は
他に
何にもいらない
暑い夏がきたら
急に
暖かい寝床は
魅力がなくなるけれど
心地よい
居場所は
いつだって
必要
変化していくものに合わせて
必要なものも変わるけれど
心地よさは
自分でつくり出せる
変わっていくものが
なければ
工夫をすることを
忘れてしまうから
何かを
変わらないように
ずっとずっと
縛っておくことは
できないから
変わるものの中で
自分らしく
変わっていく
柔軟さを
持つ

時間は
なにより
大切な
財産
だって
お金で
買えないんだから
でも
みんなに
ちゃんと
与えられている
そのことに
感謝して
時間を
もっと
もっと
有効に
使う
あれ
何しようとしていたんだっけ
みたいな
どんくさい
行動は
やめる
頭も
身体も
自分が
きちんと
責任をもって
ぼんやりさせない
そして
自分の
時間を
大切に
寸暇を惜しんで
やりたいことに
邁進する
人の時間を奪わない
人に時間を奪わせない
一日は24時間で
変わらないけれど
日が短くなり
明るい活動時間が
減ってくると
余計に
愛おしい
時間
大切です
時間

ここから
はじめよう
とにかく
はじめてみよう
奥の
奥へ
引っ込んでいた
だれにも
知られない
わたしなら
安心安全かも
しれないけれど
叫んでも
だれにも届かない
いつまで
たっても
ひとりぼっち
だから
明るい世界へ
出ていこう
広い世界に出ていっても
もうちょっとやそこらじゃ
もみくちゃにされないから
わたしという
存在があることを
世界へ
お知らせしていこう
何があっても
大丈夫
エゴじゃないなら
大丈夫
何度でも
立ち上がり
そのたびに強くなる
実戦のたびに
強くなる
自分の軸を
ぶらさずに
肝を据えて

カラスが呼ぶ
漆黒の身体を
上下に震わせて
大きな口を開けて
精一杯叫ぶと
遠くで
別のカラスが応えて
一緒に飛びたつ
わたしも
付いていきたい
大きな羽を広げて
しばし
空で
会合を開く
最近はどう
ずいぶんと
過ごしやすいし
ごはんも豊富
カラスの季節到来だね
これからが
お楽しみ

どうしてなんだろう
人前で
ピアノを弾こうとすると
手が震える
別に
上手に弾こうとか
思っているわけではないのに
そもそも
そんな技量はなく
趣味としても
まだまだなのに
だからこそ
大舞台で
たっぷりとした
情感で
弾くことができる人を見ると
それだけで
尊敬する
魂の
広がりを
指先から
繊細に解き放つとき
そこには
きらきらとした
金の粉や
熱い
火花が散る
演奏全体を
心から
楽しむことができれば
もう
それは
競争ではなく
ひとつひとつの
異なった
時の
芸術
評価は
あとからついてしまうけれど
ただ
ただ
ブラボー
惜しみない
拍手を


