あれあれ
当たり前にできると
思っていたことが
うまくいかない
これが
野球なら
9回あるし
9人いるし
試合の中で
瞬間瞬間の
つみかさねの中に
いろんな波があるから
上手く波をつかまえれば
流れが変わる
だけど
何だか
現実感のないまま
現実が進んでいるときがあって
波に乗ろうとしては
のまれ
乗ろうとしては
横滑りし
本当のことなのか
実感がないまま
中盤にきて
疲労だけがたまっていく
疲労が
現実だということを教えているのか
夢の中でも
疲労することもあるから
よくわからない
それでも
信じて
待って
辛抱して
きっかけは
かっこよくなくても
泥臭くても
汗まみれでも
それをつかみさえすれば
ひっくり返せる
でも
つかみ方が
中途半端で
本当に
そのまま
終わってしまうこともある
どんな喜びも
どんな哀しみも
すべて
天への
お捧げ
汗も涙も
なにもかも
