楽しいときは

 

じわじわと

 

時間をかけて育つ

 

ちょうどいい具合に育った頃合いを

 

見計らうかのように

 

別れがくる

 

それなら

 

もっともっと

 

最初から

 

時間を

 

楽しめば良かったと

 

思うけれど

 

日々当たり前に

 

昨日から今日がきて

 

明日がくると

 

思っていると

 

感謝を忘れる

 

それでも

 

別れがあると知って

 

それまでの日々を

 

指折り数えて

 

哀しみが

 

楽しさを

 

侵食することのないよう

 

やっぱり

 

いまの

 

日々はずっと続くと

 

信じられる方がいい

 

わたしは

 

傍観者ではない

 

されど

 

感情に

 

流されもしまい

 

こうべをあげて

 

行動あるのみ

 

 

 

幸せいっぱいで

 

世界が輝く

 

きらきらと

 

光が射して

 

笑顔がはじけて

 

だれかのために

 

何かをこしらえる

 

だれかのために

 

何かをする

 

そうやって

 

また

 

うれしくなる

 

一人の時間を

 

埋めるために

 

だれかといるんじゃなくて

 

当然

 

体裁のためではなくて

 

惰性でもなくて

 

一緒にいると

 

こころが

 

ふくらんでいって

 

色が合わさって

 

新しくて

 

見たこともない

 

自分一人では出せない

 

きれいな色がうまれるから

 

それがうれしくて

 

たのしくて

 

だれかといる

 

そのだれかは

 

人でもいいし

 

人じゃなくてもいい

 

モノだって

 

場所だっていい

 

 

 

 

パンダは

 

どうみても

 

熊なのに

 

いま話題の

 

くまなのに

 

笹しか食べないのか

 

そして

 

あの

 

模様しか

 

うまれないのか

 

不思議でならなかった

 

やっぱり

 

太古の昔は

 

しろくろじゃなく

 

肉食だった

 

つまり

 

ふつうの

 

くまさんだった

 

とてもとても

 

寒い時代がきて

 

獲物がとれなくなり

 

肉食獣は絶滅していくなか

 

ベジタリアンに

 

転向した

 

でも

 

胃腸が

 

そういうふうに

 

できていないでしょ

 

それは

 

それは

 

長い年月を

 

かけて

 

少しずつ適応してきたに

 

違いない

 

あの

 

模様になったのは

 

どうしてか

 

それは

 

やっぱり

 

陰陽と関係があると

 

踏んでいるが

 

どうも

 

秘密

 

らしい

 

 

世界にまたひとつ

 

虹がかかる

 

大地にまたひとつ

 

煙があがる

 

海峡にまたひとつ

 

渦ができる

 

夜空に飛び交う

 

こうもりもいなくなり

 

またひとつ

 

星が流れる

 

秋空のとんぼも

 

見かけなくなり

 

またひとつ

 

サイレンの音が

 

通り過ぎる

 

木々が剪定され

 

飛ぶ虫の

 

居場所がなくなり

 

所在無げに

 

あたりを飛び交う

 

雲間から

 

光の柱がおり

 

天と地をつなぐ

 

まるでワームホールのように

 

軽やかに

 

とてつもなく

 

美しく

 

滑らかに

 

 

さまざまな淡い

 

グラデーションで

 

色づく木々

 

山々は

 

美しい

 

ヴェールを

 

纏って

 

風にゆれながら

 

おいでおいでをする

 

寒くなって

 

木々が

 

葉っぱを落とす前に

 

会いにおいで

 

山の神も

 

待っています

 

今年も

 

豊かな実りを

 

ありがとう

 

感謝して

 

おいしく

 

いただきます