花火あがる
氣分も上々
犬はこわがり
しっぽを垂れて
しょんぼりするのも
またいとおし
音があとから
あとから
やってきて
ひかりの
速さと
音の
速さの違いを
味わう
ひとつの
花火玉を
お試しで
あげてみたりせず
どうして
あの
美しさが
実現できるのか
何度見ても
不思議だけれど
ただ
ただ
きれいだね
適度な風が
煙を
はらって
惜しげもなくあがる
花火を
覆ってしまわないよう
風の神も
参加して
夏の夜は
にぎわう
これがなくては
これがなくては
本当に
味氣ない
ものよ
花火あがる
氣分も上々
犬はこわがり
しっぽを垂れて
しょんぼりするのも
またいとおし
音があとから
あとから
やってきて
ひかりの
速さと
音の
速さの違いを
味わう
ひとつの
花火玉を
お試しで
あげてみたりせず
どうして
あの
美しさが
実現できるのか
何度見ても
不思議だけれど
ただ
ただ
きれいだね
適度な風が
煙を
はらって
惜しげもなくあがる
花火を
覆ってしまわないよう
風の神も
参加して
夏の夜は
にぎわう
これがなくては
これがなくては
本当に
味氣ない
ものよ