うまれてくる

 

時代が違っていたら

 

機織りが

 

天職な

 

氣がする

 

 

誰かが

 

言っていた

 

けれど

 

きっこぱたん

 

きっこぱたん

 

 

いまの

 

時代じゃだめな理由はない

 

産業革命の

 

おかげで

 

ピアノは

 

改良されたし

 

服も

 

機械で大量生産できるように

 

なったけれど

 

必ず

 

どこかで

 

ひとの手が必要で

 

それが

 

多ければ

 

多いほど

 

仕上がりも

 

味が出る

 

ひとが

 

デザインし

 

ひとが

 

糸を染め

 

布を織り

 

図柄をおこす

 

立体裁断で

 

身体に沿った布の動きや

 

着心地の微調整

 

ひとの手に

 

ゆだねられるものが 

 

もっと増えて

 

それが

 

当たり前になったらいい