ゆめゆめ

 

変な夢は

 

みまい

 

 

楽しいことを

 

思い描きながら

 

眠りにつくけれど

 

子どものころから

 

みるのは

 

変な夢

 

こわい夢

 

そして

 

夜中に目が覚める

 

夢でよかったと

 

思えないくらい

 

後味の悪さが

 

いつまでも残る

 

じっとりした夢もある

 

ところが

 

最近

 

潮目が変わってきた

 

もちろん

 

きゃはは

 

楽しい夢ではないけれど

 

そこまで

 

壮絶なものは

 

出てこなくなった

 

だから

 

寝覚めも悪くないし

 

夜時間が長い分

 

たっぷり眠れる

 

もしかしたら

 

呼吸が深くなるように

 

身体を

 

メンテナンス

 

するのは

 

よい睡眠と

 

よい夢を

 

運んでくれるのかもしれない

 

ありがたや

 

 

 

 

 

 

 

乾ききった

 

大地を

 

慈しむように

 

雨がしとしとと降る

 

遠くから

 

サイレンの音

 

また

 

どこかへ

 

だれかを

 

迎えにいくんだろう

 

雨は

 

世界の穢れを

 

祓い清め

 

大地は

 

受け流していく

 

土にしみ込んだ雨は

 

木の根を潤し

 

眠りに入ろうとする木に

 

あくる年

 

芽吹くための栄養を

 

あらかじめ

 

与えておく

 

 

 

 

わたしの時間は

 

わたし以外の

 

誰のものでもない

 

あなたの時間も

 

あなた以外の

 

誰のものでもない

 

だから

 

切り取って

 

きれいに

 

りぼんがけして

 

知らない

 

だれかに

 

みせるために

 

使える時間は

 

一秒もない

 

ちょっといいかなが

 

ちょっとで済んだためしはないから

 

当たり前に

 

わたしの時間を

 

奪おうとする

 

誰かを

 

ラグビー選手のように

 

かわしながら

 

走る走る走る

 

時間という

 

お宝を抱えて

 

跳び走り

 

トライ

 

何度でも

 

何度でも

 

 

 

 

 

 

 

世界は

 

愛に溢れている

 

目を閉じて

 

深呼吸して

 

地に足つけて

 

心を落ち着かせる

 

そうやって

 

感じてみれば

 

湧き水のように

 

こんこんと溢れだし

 

いつだって

 

身の回りに

 

たっぷりと

 

注がれている愛

 

そして

 

 

それらを

 

美しくたもつための

 

 

 

大団円に

 

向かって

 

舞台が

 

進んでいく

 

哀しみも

 

喜びも

 

幾年月

 

どんなことが

 

あっても

 

希望を

 

持ち続けて

 

何度でも

 

立ち上がり

 

前を向いて

 

歩む

 

諦めなければ

 

夢がかなうのは

 

それだけ強く思い描けば

 

夢が

 

夢じゃなくなり

 

現実に

 

変わるから

 

この舞台は

 

大団円を迎え

 

観客は

 

拍手喝采して

 

幸せな気持ちになる

 

そして

 

扉を開けたら

 

休む間もなく

 

そこから

 

舞台を移して

 

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幕が上がる