きっとかつど

 

ほんに

 

本当に

 

酷暑なもんで

 

きっとかつどん

 

胃にくるかも

 

こんなときは

 

おうちに

 

おこもり

 

整理整頓

 

体力勝負の大掃除より

 

資料整理系の

 

こまやかな

 

作業を

 

粛々と

 

すすめましょ

 

そうすれば

 

こころもあたまも

 

すっきりと

 

体力回復

 

やあやあ我こそ

 

 

 

 

ものごとが

 

おおきく

 

動くとき

 

一見

 

なにごとも

 

起こっていないように

 

見えるのかもしれない

 

星々が実は

 

ものすごい速さで動いているように

 

惑星が

 

星座を移動するときのように

 

新月になった瞬間のように

 

いまいまいま

 

の連続の中にいると

 

爆弾がさく裂するときのような

 

インパクトはない

 

けれど

 

もっともっと

 

とてつもなく

 

大きな力が

 

動いていて

 

あとから

 

眺めたら

 

あの頃

 

よく

 

普通に

 

暮らしていたよね

 

と思うような

 

瞬間の連続が

 

 

この時代をつくっている

 

わたしたちは

 

とてつもない

 

時代に

 

居合わせた

 

とんでもなく

 

しあわせな

 

ピーポー

 

 

 

 

だれも

 

みていなくても

 

だれも

 

氣づかないような

 

ところにも

 

プロの技と

 

想いを込める

 

美しく

 

磨き上げ

 

丁寧な

 

空間をつくる

 

相手は

 

一晩だけここにいて

 

もう

 

二度とは

 

来ないかもしれないし

 

その可能性の方が高い

 

相手は

 

口コミとは

 

無縁の暮らしかもしれないし

 

だいたいの

 

仕事でも

 

差し支えないかもしれない

 

それでも

 

たゆまず

 

日々

 

ベストを更新し続けられる

 

仕事人は

 

肝に銘じている

 

ちゃんと

 

神様はみていることを

 

ちゃんと

 

聖なる獣たちも

 

みていることを

 

ちゃんと

 

地球さんは

 

感じ取っていることを

 

自分を

 

美しくしてくれているか

 

そうでないのか

 

 

 

 

 

300メートル台の

 

小さな小さな

 

山に登る

 

山に登るといっても

 

登山ではなく

 

地べたそのものの標高が

 

300メートルはあるから

 

こんもりとした

 

丘の

 

神社の階段を

 

あがっていくだけ

 

そこに至る国道周辺の景色は

 

一変して

 

15年の

 

歳月と

 

家々の代替わりを

 

彷彿とさせ

 

曲がる細道を

 

通りすぎそうになる

 

記憶とあまり違わない山だが

 

神社になっていた

 

訪れる人がいないのは

 

以前のまま

 

蚊の格好の餌食になりながら

 

のぼっていくと

 

お参りができるようになっていた

 

以前うちの犬がここを走り回って

 

お世話になりました

 

ありがとうございました

 

以前から神社だったのでしょうか

 

そうだったら

 

大変な失礼をいたしました

 

お許しください

 

きつねにつままれる

 

とは

 

まさに

 

このこと

 

なのかもしれないと

 

思いながら

 

当時は

 

おそらにいた

 

同行者に

 

きいても

 

知る由もない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お抹茶のみどりと


虻の眼のみどりに

宇宙のかなたからの

視線を感じる

過去に生きた

偉人のしたためた

はなれの間に

ある書が語りかける

君は今生で何を成すのか

白虎の少年が

散らした花びらを

朱雀の若者が

集めて花開かせる

青龍の青年が

次世代に語り継ぎ

玄武のベテランが

型をつくった

その気高き型を

いまの時代仕様に

美しく

昇華させてほしい

鶴の飛翔を

舞を

遠き空から

眺められるよう

軽やかに

再誕生し

精進いたします