世界が

 

わたしを

 

呼ぶ

 

わたしは

 

大きく息を吸って

 

答える

 

ここにいます

 

なぜそこにいるのだ

 

そこには

 

海がないではないか

 

海と山

 

それが

 

おまえの

 

居場所なはず

 

だだっぴろい

 

平野で

 

何をしているのか

 

海も山もなく

 

隠れる場所も

 

清める場所も

 

ないではないか

 

風はございます

 

かなり

 

強く

 

大きな力の

 

風はまあよい

 

しかし

 

もうすでに

 

風は

 

十分ではないか

 

過剰なものは

 

バランスを崩す

 

バランスが崩れれば

 

おのれを保つことも

 

難しかろう

 

確かに

 

おっしゃるとおりです

 

わたしは

 

バランスをとりたいのに

 

かなり偏っています

 

いや

 

偏っているからこそ

 

バランスをとりたいのかもしれません

 

もともと備わっている

 

多い要素を

 

無理に減らすことは

 

おのれを生きることにはならない

 

少ない要素を

 

増やすために

 

できることを

 

やりなさい

 

身近なところから

 

世界にも

 

広がっていくから