ずっとずっと

 

一生仲良しで

 

いようね

 

それが実現する人も

 

いるのかも

 

しれないけれど

 

実現させるためには

 

多大な努力が必要で

 

それは

 

むしろ

 

変わらない努力で

 

少しでも

 

変わるときには

 

事前の根回しと

 

定期的な

 

報告が欠かせない

 

それなら

 

こっそり変わっちゃおう

 

そうすると

 

いつかばれて

 

事前の相談も

 

事後の報告も

 

なかったことを

 

責められるんだろう

 

だから

 

立つ鳥跡を濁さず

 

周りにいる人に

 

迷惑だけはかけない努力をして

 

直接関係ない人たちへの

 

相談や報告は

 

一切なし

 

早替わりのわざで

 

潔く

 

生きていこう

 

 

 

 

 

 

 

9月も半ば

 

秋の氣配はそこかしこに

 

感じられるのに

 

氣温だけは

 

真夏もまっさお

 

ならぬまっかっかな

 

本氣モードの日は

 

木陰にダッシュしよう

 

木陰は

 

ガンガンする

 

頭を

 

やさしく

 

涼やかな手で

 

包み込んでくれる

 

酸素をもとめて

 

息を思いっきり

 

吸い込む

 

こもれびは

 

目に優しく

 

少し湿った

 

地面も

 

ふんわり

 

している

 

本格的な

 

秋が来るまで

 

ここを

 

すみかとしよう

 

それも一興

 

夏のおわりの

 

吸血に必死な

 

蚊さえ

 

いなければ

 

 

 

 

 

 

 

すばるの

 

星々をみていると

 

焦点があっているようで

 

あっていないような

 

見えているようで

 

見えていないような

 

もどかしい

 

視力検査のようで

 

さがしもの見つけ競争のような

 

不思議な感覚に

 

とらわれて

 

目が離せない

 

目を離すと

 

見失ってしまうような

 

氣がするのに

 

じっとみていると

 

吸い込まれそうで

 

足もとがおぼつかない

 

たくさんの星々の集まりだから

 

視力がそれなりだと

 

ぼわんと見える

 

ということだけが

 

理由ではないような

 

氣がして

 

雲が少ない夜には

 

アルデバランを

 

目印にして

 

七姉妹との

 

再会を

 

寿ぐ

 

 

めぐりめぐって

 

もとの場所にもどる

 

まわりまわって

 

結局

 

原点に回帰する

 

灯台もと暗し

 

大正デモクラシー

 

だけど

 

二次元でみれば

 

もとの場所や

 

原点のようにみえて

 

実は

 

らせんを

 

えがくように

 

三次元では

 

めぐりめぐった分

 

まわりまわった分

 

上昇しているってこと

 

地をはっていると

 

ごちゃごちゃしているけれど

 

上からみれば

 

それもまた

 

いとをかし

 

そして

 

さらに上をみれば

 

空間は

 

たっぷりあって

 

空氣も

 

おいしい

 

ものがたりは

 

まだまだつづく

 

わたしが

 

世界を呼ぶ

 

世界が

 

わたしを

 

呼ぶ

 

呼応しあう

 

あうんの

 

呼吸で

 

 

 

 

いらないものに

 

囲まれて

 

暮らすこと

 

幾年月

 

見ているようで

 

見ていない

 

モノだって

 

そりゃあ

 

がらくた

 

ぽいぽい

 

されたくないから

 

使われなくなっても

 

存在感を消して

 

生き残りを

 

はかる

 

使われないのは

 

悲しいけれど

 

捨てられるのは

 

もっと哀しいから

 

息をひそめて

 

たとえ

 

埃まみれに

 

なったとしても

 

生き残ろうとする

 

そういうモノたちを

 

発掘して

 

再発見して

 

心を

 

無にして

 

ごみの分別に

 

したがって

 

粛々と

 

分けていく

 

また袋がいっぱいになった

 

さようなら

 

ありがとう