天と地の間に梯子がかかる
天は限りなく美しいけれど
さらに輝きを増し
天を見上げる心を持つ者には
美しさを分け与える
刻一刻と変化していく
壮大な絵文様に
とめどなく
溢れる涙を
どうすることもできない
地は
天を映した
美しさ
のはずなのに
わたしたちが
自分たちのことしか考えず
目先のことで
手いっぱいになると
どうしようもなく
混沌で
どうしようもなく
醜い
世界になっていきそうになる
でも
そんなことになったら
天の美しさを損なってしまう
だって
天と地は
梯子でつながっているから
天は梯子を外すことだって
できるのに
愛のために
それをしないで
見守っている
この世界で
いかされている
わたしたちが
天にも地にも
感謝して
きれいにする責任が
あることに気付き
ひとりひとりが
あたりまえに
この世界に
責任をもてるように
なるかどうか
を
