母になっても、元気に美しく
産後の心と体を快適に。
マドレボニータ
産後セルフケアインストラクター
・
ヨガインストラクター
長野奈美です。
昨日「産褥期のための部屋づくり」という記事を書きました。
ママデイズさんのインスタに掲載していただいた「産褥期のための部屋づくり」というマドレボニータ監修の動画に、「こんな生活なんて送れない!」という怒りのコメントがたくさんついていたから…
少し悲しい気持ちになりました。
同時にこのまま黙ってはおれないという気持ちになり、昨日のブログにこんなことを書きました。
で同時に、
産前から知っているかどうか、準備できているかどうか、が産後の生活を左右するのです。
とも書きました。
えらそうに言っておきながら、産前から産後の生活をイメージして夫と話し合い準備できたのは、第3子の産後が初めてでした。
2度の手痛い失敗があるから、最後の産後こそは後悔なく過ごしたいと考えていました。
第3子を産もうと思ったのも、まさにそこ。
幸せな産後を過ごしたかったから。
第1子の産後は、何も考えず「そういうものだろう」と里帰りしました。
母は退院後3、4日は仕事を休んでくれ
家事の一切と、沐浴や寝かしつけなどの育児も助けてくれました。
実家で母との関係をこじらせることもなく
平穏に過ごしていました、が…
自宅で普通に生活を送っていた夫との温度差が開きました。
休日は実家に来て、泊まったりもしましたが
やれ、飲みに行った、だとか
やれ、後輩とキャンプに行った、だとか
そういう話を平気でして「だから明日はそっちに行けないから」と。
夜泣き対応でぐったりした後だったりすると怒りMAX
「何一人で遊んどるんじゃい、こっちは外にも出れんのじゃ!」と。
そして、自宅に戻った後も
「首がすわるまでお風呂に入れない」と言ったり、ウンチのオムツを「えー替えてよ」と言ったり。
今思えば、離れて暮らしていた分、
私の体のしんどさは伝わらなかったし
育児スキルに差ができているのは当たり前だなあと。
最初に、私が育児を一手に囲った分、
夫の自覚はめばえにくかったわけです。
第2子の産後もまた懲りずに里帰りをしました。
長女2歳半、イヤイヤ期の盛りです。
里帰りしないことも一瞬考えましたが
「誰が家事するの?」
「誰が長女の保育園の送迎をするの?」となり
やっぱり「お母さんに助けてもらうしかない」となったのです。
が、里帰り中の環境は長女には酷でした。
保育園で当たり前にしていた、朝も夕方も外遊びの環境はつくってやれず、家の中でDVDを見たり、ままごとをしたり…
毎日のように「公園行きたい!お散歩行きたい!」とダダをこね、終始不機嫌。
(母が仕事から帰ってきた後の夕方は、公園に連れ出してもらっていました)
私も超絶不機嫌な2歳児と新生児との生活では、体を休める時間もなかったです。
「2人目の産後なんだからしょうがない」と思っていました。
こんな2度の失敗を経て、3人目の産後は自宅で過ごす決断をしました。
夫や家族、親戚、産後ヘルパーさん以外に
友人にもちょこちょこっとしたヘルプをお願いできたからこそ成り立った生活だったな、とも思います。
お稽古の送迎や保育園おお迎え、話し相手など。
長女を出産してから、この地域で根を張って暮らして
保育園の仲間とも積極的に交流して
助け、助けられの関係をつくってきたからこそ
産後にも気軽に友人を頼ることができたのです。
1人目の産後の方は
「頼る友達なんていない」と思うかもしれません。
それは私も同じでした。
でも、子育てをしていく中で
助け合える友人にもきっと出会えるはず。
これから2人目以降の産後を迎える方は
ぜひこれまでつくってきたママ友や近所の友人を頼ってみてください