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神田沙也加さんのステージ43(「MUSICALOID #38」発売記念イベント)

神田沙也加さんのボカロカバーアルバム「MUSICALOID #38」の

発売記念イベント「トーク&サイン会」に行ってきました。

 

2018年3月11日(日) 19:00~ 

渋谷MODI内 HMV&BOOKS SHIBUYA 6階イベントスペース

 

これまで沙也加さんがアルバムを発売する時には、リリースイベントを

やってくれていたので、今回もあるかなとひそかに期待していました。

すると「トーク&サイン会」の告知が出ました!.

期待をもって当日を迎えました。

 

始まる前にライブスペースをそっと覗いてみると...

そう広くないスペースにステージがあり、そこから4列程に丸椅子が
セッティングされていました。
椅子に座れるのは50人ほどでしょうか。
私の整理番号は100番台だったので、立見スペースということですね。
ステージが見えるところに位置できるかなと多少の不安がよぎります。

集合時間が来ました。
番号順に整列が始まります。
係の方の指示に従い、本の売場スペースに長い列を作っていきます。

そして会場に入っていきます。

なんとか、ステージが見えるところに入れて、まずはラッキーと一安心。

さらに、全員の入場が終わった後、ステージに向かって右の目隠しの布を

めくり上げてスペースを作ってくれたので、少しですが右に移動でき、

より見やすくなりました。

一般の方の入場も終わったようです。

振り返ってみると、会場は満員になっていました。

あとは登場を待つだけです。

 

ステージには椅子がふたつセッティングされています。

LINE LIVE用のカメラも設置されています。

 

定刻になりました。いよいよ入場です。

今日も彼方乃サヤのコスチューム

左腕には38の文字が。

司会はRYUさんとのこと。

調べてみると、クリエーターさんであると同時に EXIT TUNESさんの

取締役さんなのですね。

 

トークでは沙也加さんのクリエイターとしての意気込みが伝わってきました。

EXIT TUNESさん内の製作裏話も聴けました。

また、DVDを見て疑問に思っていた曲順の件、(林檎売りがなぜLASTでなくリード曲になったか?)も氷解。

次回作や、ライブの期待も持たせてくれました。

テンポよくトークが進み、あっと言う間の30分でしたね。


ここで沙也加さんはいったん退場。
椅子を片づけ、列を整え直してからいよいよサイン会です。
沙也加さんはいつものようにひとりひとりに丁寧な応対をしてします。

さあ、私の番がきました。

 

「ライブ楽しみにしています。

ユナは(ライブ)難しそうですものね?」

と問いかけると

「(ユナは)まだあきらめていないです。」

と返ってきました!

これはちょっと期待がもてるかも!
 

サインは、神田パパ提案の新バージョンのものでしたね。

さらに、「彼方乃サヤ」とも添えてくれていました。

 

帰ってから早速、LINE LIVEを視聴しました。

すぐにサヤブロもアップしてくれましたね。

 

 

 


最後に沙也加さんとボカロの思い出についてふれておきましょうか。
沙也加さんとボカロのつながりはおなじみかと思いますが、
私がボカロを知るようになったきっかけは、沙也加さんのブログと、
テレビ東京の番組
「ドリームクリエーター」でした。

「ドリームクリエーター」という番組をご存知でしょうか?
2011年から2012年にかけてテレビ東京で放映されていました。
この番組に沙也加さんは何度か登場。
ゲスト出演だけでなく、司会までも務めたことがあります。

共演のご縁からか、sasakure.UKさんプロデユースの有形ランペイジの
アルバム「有形世界リコンストラクション」で、ゲストボーカルとして登場、
「二息歩行」を歌いました。

また、2012年9月に開催された番組のイベント「ドリクリコンベンション」では、
「歌ってみたコンテスト」の司会者として達者な進行を見せ、
曲も披露してくれました。(supercell の Perfect Day)

 

この辺りの経緯を記した当時の私のブログはこちら。

 ↓

https://ameblo.jp/3-theta/entry-11202303751.html

 

さらにNack5のラジオ番組「GIRL'S TALK」では、

時折ボカロ曲をかけてくれました。

自身でも番組内で、「神田沙也加のまさかの歌ってみた」と題して、

初音ミクの「ロミオとシンデレラ」を皮切りに、何曲か披露してくれましたね。

 

今回のアルバムでは、ボカロ曲を見事に自分の曲として

歌いこなしてくれました。

まだまだストック曲があるようなので、ぜひとも次回作を期待したいです。

そして欲を言えば、、ミュージカルのアルバムやオリジナルアルバムもね。

 

 

神田沙也加さんのステージ42(「MUSICALOID#38」のカセットお渡し会)

遅まきながら、昨年の沙也加さんの仕事納めとなった、

イベントをアップしておきますね。(2017年12月30日)

2018.3.7発売のボカロカバーアルバム「MUSICALOID#38」の

「カセットお渡し会」です。

「屋根の上のヴァイオリン弾き」の東京千穐楽の翌日でした。

場所は、東京ビッグサイトのコミックマーケット93内

エグジットチューンズブース(№.1232西1ホール)

配布されるカセットは限定380本とのこと。

 

東京ビッグサイトには行ったことがありましたが、コミケ参加は

初めてになります。

早めに家を出て、会場を目指しました。

最寄駅である国際展示場駅に着いてビックリ!

駅には文字通り人がうようよ。

改札入場制限の列が出ていました。

 

駅を出て地図を頼りに、エグジットチューンズさんのブースを目指します。

会場の入口付近には様々なコスプレ姿の人がたむろしていました。

写真撮影に応じているコスプレイヤーさんも大勢。

 

色々なブースがあるようですが、それには眼をくれず、何はさておき

目的のブースへ。

迷いそうになりながらも、何とか西1ホールにたどりつきました。

アウェイ感を感じながらも、次は目的のブースを探します。

入口から大分奥の方にめでたくブースを発見。

沙也加さんのパネルもあって、ここに間違いなし。

 

でも、列を作るにはまだまだ時間があるし、ブース前には立ち止っては

いけないようです。

ちょうどお知り合いの方を発見したので、しばしおしゃべり。

でもまだまだ14時半までには時間がありますね。

他のブースを見たりして時間をつぶしていました。

頃合を見計らってブースに戻ると、人がかなり増えてきて、

「ここに立ち止まらないでください。」の呼びかけの頻度が増してきました。

 

そしてようやく14時半を迎えると、係の方の指示にしたがって整列を開始します。

みなさんの協力があって、スムースに整列を完了し、場所を移動して待機。

そのうちに係の方から整理券を渡されました。

「№88」でした。

列は長く続きますが、みなさんおとなしく開始時刻である15時を待ちます。

 

カセットお渡しが始まったようです。

沙也加さんの姿が見えてきました。

ボーカロイド#38の扮装に身を包んだ沙也加さんの両腕は素肌。

左腕には「38」の文字がペイントされています。

まず思ったのは「わあ、可愛い!」 と 「わあ、寒そう!」。

 

沙也加さんからカセットを手渡しされますが、ほとんど話をする

時間はないようです。

係の誘導に従って、整然と列が進んでいきます。

そして順番が来ました。

カセットを手渡された際に,

「良いお年を!」と声をかけることができました。

さとマネさんの隣には、旦那さんがいらっしゃいました。

 

カセットは「路地裏ユニバース」でした。

カセットにしたのは沙也加さんの発案とのことでしたね。

ちょっと勿体なくて、まだ封を切っていません。

 

しばらく手渡し風景を眺めてから、会場を後にしました。

これで、今年の沙也加さんと会えるのは最後になりました。

次は来年のリリースイベントに期待というところです。

神田沙也加さんのステージ41(屋根の上のヴァイオリン弾き 東京総集編 2017年12月8日他)

50周年を迎えたミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」を

初めて観劇してきました。

 

今回は製作発表記者会見の抽選に外れてしまいました。

でも東宝さんが動画をアップしてくれたので、披露されたナンバーの

予習ができました。

三姉妹で歌う「マッチメーカー」。

ネットで動画を探してみると、舞台上でこのナンバーを歌うシーンを発見。

お掃除の最中に歌っているみたいです。

(この時の三姉妹は、江崎英子さん、倍賞千恵子さん、松岡由利子さん?)

またその関連で、森繁久彌さんが演じるテヴィエの映像も観ることが
できました。

そしてマイ初日となる12月8日を迎えました。

久し振りの日生劇場です。

どっしりとした佇まいの建築がいいですね。

内装も歴史を感じさせられます。

 

久し振りの生オーケストラにも期待がふくらむところですが、

今回は客席前方にオーケストラボックスがありません。

どこで演奏するのでしょうか。

 

開演前のアナウンスが流れだしました。

市村正親さんの声ですね。

場内はいつしか満席の状況になっていました。

 

<以下ではネタバレがありますので、ご注意願います。>

 

 

 

2017年12月 8日(金) 13:00 S席1階D列下手 日生劇場

2017年12月19日(火) 13:00 S席1階K列中央 日生劇場

2017年12月29日(金) 12:00 S席2階B列下手 日生劇場

 

 

オーバーチュアが流れ出しました。

上手側のステージ奥に、タクトを振る姿が見えます。

そしてオーケストラの皆さんも。

 

テヴィエが神様に話しかけるところから舞台がスタートします。

「屋根の上のヴァイオリン弾き」の意味もここで明らかにあります。

市村テヴィエは時には明るく、時にはしっとりと変幻自在な語り口。

このミュージカルの主題にはとても重く苦しいものがあり、厳しい展開が

最後まで続きます。

それでも、1幕 1時間45分、2幕 1時間15分という長丁場を

何とか見続けられるのも、テヴィエの味があってからこそでしょう。

毎公演、観終わってからそんなことを考えていました。

 

さて舞台に戻りましょう。

最初のナンバーは「伝統の歌(TRADITION)」です。

みんなで手をつないで上手袖から登場し、大きな輪を形作りながら

歌い踊る。

とても重厚な音楽と、ダンスに引き込まれてしまいます。

素晴らしいオープニングです!

 

この後の展開について詳しくは述べませんが、思っていたよりも笑いがあり、

歌も踊りも、とても見応えがありました。

50年の伝統は伊達ではないですね。

 

キャスト陣も良かったですね。

とりわけ市村さんは素晴らしかったなぁ。

緩急自在な表情と語り口に時折混じるアドリブの妙。

手振りやダンスも軽快。

 

そして何より歌が素敵でした。

難しいメロディと思えるところも さらりと歌いこなしています。

 

中でも私のお気に入りとなったのは、次の2曲。

 

①今井さん演ずるラザールとの二重唱が味わえる 「人生に乾杯」。

ふたりのハーモニーが心地よく響きます。

今井さんの声はやっぱりいいですね。

終盤のアナテフカの住民による合唱の際の、今井さんの低音の響きには

引き込まれました。

 

②妻ゴールデと交わす「愛してるかい?」も秀逸でした。

最初は取り合わなかったゴールデが、徐々に心を開いていくさまに、

ふたりで築いてきた年輪が感じられ、ジーンとくるものがありました。

 

鳳蘭さん演じるゴールデも魅力的でした。

どしっとした立ち姿は貫録があり、ホントにコワイ!

でも夫婦間の愛情に泣かされました。

 

三姉妹も良かったですね。

それぞれのキャラクターが、しっかりと描き分けられていたので、

自然と、それぞれのカップルを応援させられてしまいました。

 

 

最後に次女ホーデルを演じた神田沙也加さんに触れておきましょう。

 

いつも綿密に役作りを行っていく沙也加さん。

今回も、芯の強さがしっかりと表現されていました。

2幕冒頭での広瀬友祐さん演じるパーチックとのやりとり。

旅に出ようとするパーチックに対して「さようなら」と告げる時のキッパリ感。 

いいですねえ。

 

今回、ホーデルの歌声がしっかり聴けるナンバーは次の4曲でした。

 

①結婚仲介の歌(MATCHMAKER)

 

  製作発表会見の動画が公開されたナンバー。

  モップをかけながら三姉妹が歌います。

  最初はホーデルから歌いだし、チャヴァの掛合いに。

  モップを投げ渡して交換するシーンも見どころでした。

  最後は3人のハーモニーで終了。

 

②陽は昇り又沈む(SUNRISE SUNSET)

 

  ツァイテルとモーテルの結婚式の場面、

  テヴィエとゴールデのソロと男女のコーラスで歌い進まれますが、

  途中でパーチックとホーデルのソロとコーラスが12小節挟まれます。 

  この曲は昔から知っていましたが、こういう場面で歌われているのは

  初めて知りました。

 

③すべてが今はこの手に(NOW I HAVE EVERYTHING)

 

  ホーデルとの愛を確かめたパーチックが喜びいっぱいに歌い踊る曲。

  ホーデルが一部掛合いの歌を挟みます。

 

④愛する我が家をはなれて(FAR FROM THE HOME I LOVE)

 

  シベリアのパーチックのもとへ旅立つホーデルが、

  駅でパパとの最後のお別れをするシーン。

  パパは最後にホーデルを突き飛ばすようにして、別れを告げます。

  抑え気味に感情を込めて歌うホーデルの高く澄んだ声が涙を誘います。

  毎回、歌い方が変化していったように感じました。

 

さらに、踊りも結構ありましたね。

冒頭の「伝統の歌(TRADITION)」。

指先がピシッと伸びてキレイでした。

パーチックとのからみのダンスも沢山あって、楽しめました。

また後半には、三姉妹だけの踊りもありましたね。

 

 

 

最後にトピックスを少々。

 

①三姉妹トークショー(12月19日)

 

チケットをゲットしてから、トークショーがあることが発表されたものです。

大変ラッキーでした。


カーテンコール終了後しばらくして、三姉妹が舞台衣装のままで登場。
司会進行は東宝のお姉さま。
(公式ブログを書いている「屋根の中の人」との自己紹介がありました。)

司会者があらかじめ質問を用意してきていて、それに長女から順番に

答えていくというスタイルでした。

 ①第一印象と今との違い
 ②カップルの相手との10年後(続屋根の上のヴァイオリン弾き)
 ③年齢性別を問わず、別の役をやるとしたら
 ④最後にひとこと(これだけ逆の順番)

③番が盛り上がりましたね。

 

実咲凜音さんはボトルダンサーだそうです。
本当にボトルを載せているだけという話に、場内から驚きの声も。

 

沙也加さんは「ヴァイオリン弾き」をやりたいそうです。
第一音を出しているし、繊細な動きをしているから。
 

唯月ふうかさんはパーチック。
結婚式の時にパーチックが仕切りのポールを飛び越えるところが

かっこいいからだと。
 

 

②東京千穐楽(12月29日) カーテンコール

 

市村さんから急なフリがあって、挨拶することになりました。

まず、みりおんさんが指名されたのですが、本当に突然だったようで、

ちょっとあたふたしたのはご愛敬。

つれあいも、とのことで入野自由さんと続きます。

沙也加さんはいつもながら冷静によどみなく。

広瀬さん、唯月ふうかさん、神田恭兵さんもそれぞれ個性を生かしたご挨拶。

最後は鳳蘭さん。

打ち上げの後で市村さんからかけられた言葉を紹介していました。

 

カーテンコールは繰り返し行われ、最後はスタンディングオベーションで

東京公演の幕が下りました。

 

 

 

本当に、公演ごとに進化を続ける沙也加さんです。

次は再演となる「1789」ですね。

 

そして嬉しいニュースが飛び込んできました。

何と「マイ・フェア・レディ」のイライザ役に決定!

イライザはといえば、大地真央さんにあこがれた沙也加さんがいつかはと

願っていた大役。

2011年8月の「ブロードウェイミュージカルライブ2011」で

沙也加さんが歌った3曲のうちのひとつが

「素敵じゃない?(Wouldn't It Be Lovely?)」

でした。


ようやく本当のステージでこの歌が聴けるのだと思うと、
今から楽しみで仕方がありません。