神田沙也加さんのステージ25(ドリクリコンベンション 3月22日) | 3θのブログ

神田沙也加さんのステージ25(ドリクリコンベンション 3月22日)

ちょっと毛色の変わったイベントに参加してきました。
「ドリクリコンベンション」です。

これまでにアウェイ感のあるステージは数々ありましたが、
今回はとびっきりのナンバーワン!
はてさてどのように書いたらいいのかと悩みながら、
パソコンに向かっています。 

以前、沙也加さんが「ドリームクリエーター」に出演したのが縁で、
この世界に多少の知識は持合せているにせよ、初心者にとって、
敷居の高いことには間違いありません。

全くご存知ない方のために少々解説をしておきましょうか。
まず 「ドリームクリエイター」は、テレビ東京が木曜深夜に放映している
30分の番組です。
また、その収録の模様が、前週土曜日深夜に90分の生中継として
ニコニコ大放送から流されるというシステムになっています。

番組のHPには以下のように書かれています。

「クリエイターを紹介・応援する番組」

「クリエイター」には、作詞、作曲、編曲、ボカロP、絵師、動画作成、歌い手、
配信、実況、振付、踊り手 etc 、色々な役割があるようです。

実は「DTM」という分野には、昔々に興味を持ったことがあり、Rolandの音源や、
音楽編集ソフトを買ったりしたこともありました。
もっとも、お決まりの三日坊主になってしまいましたが・・・。
でも、現在のボカロに関わる音声や動画作成のクオリティーには隔世の感が
ありますね。

そもそも、このイベントに参加しようと思いたったのには訳があります。
「沙也加さんの生歌が聴きたい」 からでした。
特に今回は、ボカロ曲という今まで歌ったことのないジャンルが
期待されますので。

とは言っても、このイベントを知ったのは、たまたま検索で目にとまった
3月4日の番組の次なるツイート。

「ドリームクリエイター‏
 コンベンション22日は神田沙也加さんと蛇足さんMCで
 DAM歌ってみたコンテスト!! 」

これだけでしたが、なんとなく歌ってくれるのではないかと勝手に期待して、
22日は予定を入れないようにしていました。
沙也加さんも過去にTwitterで、「歌うならどんな曲がいい」という逆質問を
出したりしていましたが、まだ実現に至っていなかったこともあり、
そろそろかなと。

ただ、なかなか詳細の告知がありません。
やっと概要が分かったのが3月16日でした。
どうやら無料イベントのようで、場所もそんなに広くないようです。
テレビ朝日の施設内のイベントスペースのようですが、ここでテレビ東京の
番組イベントを行うというのも、なかなか乙なものですね。

出演者も決まったので、門外漢の私としては予習をしなくてはいけません。
まず司会のパートナーである蛇足さん。
そしてゲストの、三重の人さん、りゃくさん。

動画サイトを検索して、「へえー」と思いながら、代表曲を視聴してみました。
蛇足さんは歌い手さんのようですがあまりしゃべらない人のようです。

三重の人さんはもともとは動画を作る方のようですが、近頃は歌う人でも
あるようです。
動画と歌唱を担当した「千本桜」という面白い曲もありました。

りゃくさんは男女の声をひとりで表現する、「両声類」というジャンルに
属する方のようです。

また、沙也加さんの好きな曲も少し聴いておかなければ。
ということで、「メルト」、「ハジメテノオト」、「ハッピーシンセサイザー」、
「初めての恋が終わる時」、「Just Be Friends」 などなども。

後は、読み通りイベントで歌ってくれるかが関心事だったのですが、
テレビ東京「ドリームクリエイター」HPの次回放映分の番組予告に、

「■3/22~3/24に行われた番組イベント
「ドリクリコンベンション」の模様も大公開
♪描いてみたショー
♪歌ってみたコンテストで神田沙也加、熱唱
♪踊ってみた教室 などなど」

とあったので、よしよしと。

さらに、当日になって沙也加さんのTwitterに、
「史上初、あんな歌歌うよ」
との予告が入ったのでこれなら大丈夫だなと。
期待が高まります。

早めに会場に着き、まずはパンフレットを頂戴し会場内を一巡。
あまり長居はできない造りなので、19時の開始までこの界隈で
時間をつぶすことにしました。

頃合いの時刻になったので会場に入り、ニコニコ生放送の中継カメラの
死角となる場所を確保して待っていました。
観客は5,60人というところでしょうか。

そして待ちに待った 「歌ってみたコンテスト」 が始まります。

まずは元気よく登場しての第一声、
「改めまして皆さんこんばんは。ドリクリコンベンションへようこそ。」
「歌ってみたコンテストの司会進行を務めさせていただきます神田沙也加と・・・」
「蛇足です。」

ボソッとしゃべる蛇足さんに対して、早速沙也加さんは
「テンション低くないですか」
との突っ込みを入れていました。
でもこれでもテンションが高いそうです。

続いてサポートしてくれる
「百花繚乱」さん
「桃知みなみ」さん
「爆笑コメディアンズの秀作」さん
の面々を紹介。
この3名は 「ドリームクリエイター」のメイン司会を務めているので、
息もぴったり、進行を巧みに助けてくれていました。

沙也加さんの出で立ちは予想通りロリータ。
サヤブロでの沙也加さん自身の解説によれば

「お衣装はALICE and the PIRATES
 チョコブラウンのスーパーロングウィッグに、うさ耳カチューシャでアリス風」

ということでした。

そして、本日のコンテストのルールが蛇足さんから発表されます。
「アニメソングまたはボカロ楽曲を歌い、
 DAMの採点機能で最高得点の人が優勝」
とのことでした。

併せて、スペシャル企画として、沙也加さんと桃知みなみさんとの
「歌唱対決」
があることも発表されました。
良かった良かった。

コンテストは、事前エントリーの8名と、会場からの飛入り2名の
計10名で争われました。
予習の甲斐なく知らない曲ばかりでしたが、正面に設置された大きな
モニターに、リアルタイムで視聴者からのコメントが入るのを見ながら、
個性豊かな歌唱を聴くことができ、十分楽しめました。

ゲストで歌唱したのはまず三重の人さん。
そして、しゃくさんは男女の声を使い分ける方で、達者なものでした。
今回はイベントのスタッフとして裏方の仕事もされているのだそうです。


MCは沙也加さんが終始リードする形で進みました。
ハッキリした口調で、みんなに話を振ったり、スタンバイの状況を確認して、
参加者にスタートを告げたり、時には突っ込みを入れ、ある時は笑いをとる。
沙也加さんのMCは本当に安心して見ていられますね。

りゃくさんとはアイドルマスターの話でテンションが上がり、
ふたりでハイタッチをしたのですが、すかさず百花繚乱さんから
「楽屋でやれ」
との突っ込みが。
弾ける沙也加さんが微笑ましかったです。

またコンテストの歌唱の間は袖に引っ込んでいるのですが、
私のところからは、常に足でリズムを刻んでいる姿が見えました。
本当に楽しそうでした。

沙也加さんらしいコメントもちらほら。
りゃくさんの歌唱が終わったところで、
「血潮が騒ぐ」とか、
緊張する参加者には、
「ステージに立ったら一緒だぜぃ」とか。

優勝者が決定すると次はお待ちかねの歌の対決。
カチューシャをとっていました。
気合が入っているようです。
桃知さんとのじゃんけんで歌う順番を決定。
勝利した沙也加さんは、後攻を選びました。

桃知さんの可愛らしい歌が終わり、いよいよ沙也加さんです。

そして曲は
supercellさんの「Perfect Day」

短い前奏に続いて、すぐに歌声が。
一瞬にして会場の空気が変わったような感じが・・・。
みんなして聴き入っていました。
ニコニコ生放送でのコメントも好評のようです。

澄んだ高い声が伸びます。
カラオケ音源がバックの、万全とは言えない音響設備の中でも、
引き込まれるような迫力のある歌唱を披露してくれました。
聴き入ってしまいましたね。

歌い終わると会場のあちこちから賞賛の歓声が挙がっていました。
コメントも「88888888」で埋まっていましたね。(パチパチ 拍手ですね)

桃知さんもかぶり物のハンディもある中、大健闘でしたが、場内の拍手での
判定の結果、沙也加さんに軍配があがりました。

最後に、三重の人さんと蛇足さんのデュエット。
会場や視聴者からのリクエストの中から選曲を進めます。
結局は、「千本桜」に落ち着きました。

三重の人さんが、楽曲の作者である 「黒うさP」さんにその場で電話をかけて、
権利関係のOKをとったりしているのが、いかにもこの業界らしいところでした。

そして終演。
今日は終始とても楽しそうな沙也加さんの姿が印象的でした。
見ているこちらの方まで嬉しくなってしまいました。


帰宅してから、タイムシフト予約を入れていたニコニコ生放送の
視聴をしたところ、何と開始30分でまさかの映像切れ。
コメントだけがむなしく流れていきます。
何でも電波事情によって配信が出来ていなかったそうです。
歌唱場面がもう一度見られなかったのは残念ですが、
生の歌唱を間近で聴けたことで満足することにしました。

次回の番組放映で、歌唱シーンが流れるのを期待するしかなさそうです。
番組もこれが最終回となるようですね。
(3月30日(金)の早朝、4時15分~)

今回、会場に足を運んだ人も少なく、ニコニコ生放送で視聴できたことも
ご存知ない方が多いと思い、やや詳しく書いてみました。
説明調になってしまいましたが、少しでも会場の雰囲気を感じてもらえればと。