父をまた介護施設に送りました…ショートステイ=私が言うところの湯治…第2章の始まりです
第1章の終了=一時帰宅は、テーマを「親父の大好物」としました。
老人が元気であること、一番重要なことは、たぶん、食欲があるかどうかなのでしょう…
食欲…これがなくなってしまったら、大変気にしなくてはならないこと…
赤ん坊は、突然熱を出したりしますが、3人の子供を育てた私としては
食欲があるかどうか…これを判断基準にしていました。
老人の場合も同じです…ただ、赤ん坊と違って、自分の意志で食べたいものを言えるかどうか…
それだけの違いなのではないでしょうか…
ですから、赤ん坊の場合は、ご両親の気配りが大事なんですね…
親父は、生魚…特に近海の魚が大好物でした
自分では、料理の「り」の字もしないのにw新鮮な青魚が手に入ると
母の捌く姿を横で見ながら…この時だけでしたね、台所に立ったのはw
ということで、近所のスーパーの魚屋さんに「戻りカツオ」を捌いてもらいました
腹の部分に、綺麗な縞の入った新鮮なカツオです
皆さんのご家庭では、どのようなカツオの刺身を召し上がるのでしょうか?
土佐造りのように、タタキで…とか、皮を引いて、普通の刺身で…とか
ウチの田舎では、背身は、皮を引き、腹身は、皮を残してそのまま刺身に…
そんな独特の食べ方をするんです…
腹身の、白いカツオの皮をそのまま食べると、ほんのり甘くて、とってもおいしいんですよ…
「戻りガツオが手に入ったよ」と、家に戻る車の中で父に話したら…
「うわ~~もう、よだれが出てきたわw」との返事
そうなんです、施設では、衛生面や、健康面を考えてのことなのでしょう
刺身は、出ないそうなんです。
一番の好物を、目を細めながら食べる父の姿を見て、宇宙人も目を細めました
食後の果物は、桃
これも、父が一番の好物である「水蜜桃」
小さく切って、皿に盛ったら「イチジクか?」
「いやいや、桃だよw」
一口、二口…それが限界のようです
好きなものを食べられる幸せ…
それは、私たちの幸せでもありました。