ハイセイコーのブログ -30ページ目
先週、札幌競馬場で行われました第72回
クイーンステークスは、道中は5、6番手を
進んだコガネノソラが直線に入って鋭く
伸びて抜け出し、ボンドガールや
アルジーヌの追い上げをぎりぎり何とか
しのぎ切って勝ち、重賞初制覇を果たし
ました。
2着には2番人気のボンドガール、
3着には7番人気のアルジーヌが入り
1番人気のウンブライルは10着に敗退
しました。

今週は、新潟競馬場で第16回レパード
ステークスが行われます。
レパードステークスの競走名である
レパードはイギリス国王の紋章である盾の
脇に描かれている獅子のことであり、
ユニコーンと対をなす動物として扱われて
います。
レパードステークスはダートの適性をもつ
3歳馬の出走機会の拡大、夏季競馬の
振興およびジャパンカップダート
(現チャンピオンズカップ)を頂点とする
秋季ダート重賞路線の更なる充実を図る
観点から、2009年より3歳馬限定競走
として新設されました。
今週は、新潟競馬場で第16回レパード
ステークスが行われます。
ミッキークレスト、ジーサイクロン、ソニック
スター、ミッキーファイトに注目しています。
今週も全人馬の無事を祈りながらレースを
観ます。
今年は小倉競馬場で行われました伝統の
第72回中京記念は5番人気のアルナ
シームが道中は中団を進み、直線に
入って鮮やかな差し切りを決めて優勝。
重賞初制覇を果たしました。
2着には2番人気のエピファニー、3着には
トップハンデ59キロで1番人気のエルトン
バローズが入りました。

今週は、札幌競馬場で伝統の第72回
クイーンステークスが行われます。
クイーンステークスは1953年に旧馬齢
4歳牝馬による重賞競走として創設され
昭和期においては東京競馬場や中山
競馬場で牝馬による秋の重賞競走として
行われていました。
1996年に秋華賞が新設された際、
秋華賞のトライアル競走となり、距離も
1800mに変更されました。
その後2000年に行われた古馬牝馬競走
体系整備の一環として4歳(現3歳)以上の
牝馬限定戦となり、同時に8月札幌開催の
序盤戦を盛り上げる狙いで施行場を札幌
競馬場に移設されたことでレースの
位置づけや性格は大きく変わることに
なりました。
これにより9月中山開催における秋華賞
トライアル競走としての役割は、同時に
新設された紫苑ステークスに引き継がれ
ました。
思い出の馬は、京都に散った白い花
と言われた悲劇の名牝 昭和47年
第20回優勝馬タカイホーマです。
タカイホーマの父はスパニッシュイクス
プレスで、代表産駒には私が大好きだった
アローエクスプレスやオープン大将と
言われたコーヨー等がいます。
またタカイホーマの兄には南関東初の
3冠を制し地方競馬の史上最強馬と評され
中央競馬でも天皇賞や宝塚記念に優勝
した名馬ヒカルタカイがいます。

タカイホーマは、昭和47年の牝馬
クラシック組で同期には桜花賞馬
アチーブスター、オークス馬でダービー馬
タケホープの姉タケフブキ、後に安田記念
を制したキョウエイグリーン、朝日杯3歳
ステークスを制したトクザクラ、シンザン
記念優勝馬シンモエダケ等、この年の
牡馬同様、花の昭和47年組には多くの
名牝達が存在しました。
旧馬齢3歳の札幌でデビューしたタカイ
ホーマはデビュー戦には敗れたものの、
2走目の新馬戦に勝利すると続く特別戦を
勝って連勝し、関東のクラシック候補に
名乗りをあげましたが当時の3歳牝馬には
東のトクザクラ、西のシンモエダケという
強力な牝馬が存在していたため、まだ
特に目立った存在ではありませんでした。
年が明けると、この年はインフルエンザや
組合ストライキの影響で競走スケジュール
が大幅に乱れ、クラシック路線も2ヶ月
遅れで開催されることになりました。
そんな状況の中、4歳になったタカイ
ホーマは3月に行われることになった
京成杯で初重賞に挑戦しましたが、
関西牡馬の強豪ヒデハヤテや後の
皐月賞馬ランドプリンスの前に4着に
敗れたものの、大善戦しました。
この後、タカイホーマの快進撃が始まり、
牝馬同士のクイーンカップでは2着に
5馬身差をつけて圧勝、その後桜花賞への
参戦は断念してカーネーションカップに
出走し、ここも2着に4馬身差をつけて
圧勝しました。
そして続く優駿牝馬(オークス)トライアル
4歳牝馬特別では後のオークス馬
タケフブキやシンモエダケをやぶって
優勝し、3連勝を飾ると共にオークスの
最有力馬に躍り出ました。
本番のオークスは距離が2400mで
あったため、父がクラシック戦線で距離に
泣いたアローエクスプレスと同じ
スパニッシュエクスプレスだったため、
当時タカイホーマは距離が持つかどうか
疑問視されました。
それでもオークスでは1番人気に推された
タカイホーマは直線で一旦先頭に立つなど
大健闘し、後のダービー馬タケホープの姉
タケフブキに敗れはしたものの、2着に
入りました。

そして次に当時残念ダービーと言われて
いた日本短波賞に参戦、イシノヒカル、
スガノホマレ、ハクホオショウ、ヒロクニ
タケクマヒカル等の名立たる牡馬相手に
スガノホマレの僅差の3着に入るなど
大善戦しました。
クラシック開催が大幅に遅れたことで
日本短波賞が行われたのは7月30日
だったため、タカイホーマは夏の休養が
無いまま、当時の牝馬クラシック3冠目の
ビクトリアカップを目指して秋緒戦、
クイーンステークスに出走しました。
このレースには後の安田記念優勝馬
キョウエイグリーンやカミノチドリ等が
出走し、斤量が他馬より3キロも多く
背負ったタカイホーマでしたが、圧倒的
1番人気に推されました。
レースはスタートしてキョウエイグリーンが
軽快に逃げ、タカイホーマはキョウエイ
グリーンをマークしながら好位につける
展開となりました。
第4コーナーから直線に入って後続馬を
突き放して先頭に立つキョウエイグリーン
を馬場の真ん中からタカイホーマが一気に
伸びて、残り100mあたりでキョウエイ
グリーンを捉えて先頭に立つと、さらに
キョウエイグリーンに2馬身差をつけて
圧勝。

この圧勝劇でタカイホーマが秋の女王の
座に就くのは間違いないとまで言われ
ました。
しかし、この勝利がタカイホーマにとっての
最後の勝利となってしまいました。
そして、この後に起きる悲劇をこの時
誰が予想したでしょうか。
西下して出走した京都牝馬特別においても
タカイホーマは1番人気推され、ライバルの
桜花賞馬アチーブスターやシンモエダケ
には先着したものの、まさに僅差の4着に
敗れてしまいました。
そして迎えた運命の第3回ビクトリアカップ、
現在の秋華賞にあたるこのレースには
桜花賞馬アチーブスターやシンモエダケも
参戦しましたが、東の代表格となった
タカイホーマは、このレースでも1番人気に
推されました。
運命のスタートが切られ、予想外の
先行策に打って出たアチーブスターを
前方にみながらタカイホーマは中団を
進み、レースはスローペースでの展開と
なりました。
そして勝負どころの第3コーナーに入った
ところでタカイホーマに異変が発生して
急激に失速し、しかしそこで停止させる
ことが出来ずに第4コーナーまで来るも、
コーナーを曲がり切ることが出来ずに
崩れ落ちるかのように転倒し、競走を
中止しました。
競走を中止したタカイホーマの状態は酷く
脚の第一指関節完全脱臼、右後ろ脚
浅屈腱断裂を起こしていて、更に折れた
骨が心臓に刺さってしまったことで
出血多量を起こし、それが原因で死亡して
しまいました。
わずか4年にも満たない本当に短い
生涯となってしまいました。
突然起こった悲劇にスタンドはどよめき、
若き名牝の死を多くの人が悼みました。
後の話によると、タカイホーマは
第3コーナーで右後ろ脚浅屈腱断裂を
起こしたが、競走馬の本能なのか、その時
すぐに停止させることは出来ず、そのまま
走り続けたため、次には前脚を脱臼して
しまい、ついに第4コーナーを曲がることが
出来ず、崩れ落ちたとのことです。
私は当時、生中継ではこの悲劇を見て
いませんが、中央競馬ダイジェストで
この悲劇を知り、本当にショックを受け
ました。
この名牝タカイホーマ悲劇は決して
忘れてはいけない悲劇として今でも語り
継がれています。
今週は、札幌競馬場で第72回クイーン
ステークスが行われます。
ウインピクシス、コンクシェル、ボンドガール
モリアーナに注目しています。
今週も全人馬の無事を祈りながら
レースを観ます。
先日函館競馬場で行われました
サマー2000シリーズ第2戦、函館開催を
締めくくる伝統の第60回函館記念は
3番人気のホウオウビスケッツが、
第4コーナーで逃げるアウスヴァールに
並びかけ、直線に入ると鋭く伸びて
後続との差を広げて圧勝し、重賞初制覇を
飾りました。
2着には4番人気のグランディア、3着には
14番人気のアウスヴァールが逃げ粘り、
1番人気のサヴォーナは4着に敗れました。

今週、今年は小倉競馬場で伝統の
第72回中京記念が行われます。
中京記念は1953年に中京開設記念の
名称で旧馬齢4歳(現3歳)以上の馬による
重賞競走として創設され、1954年には
名称が中京記念に変更されました。
現在中京競馬場で行われている重賞競走
では最も古い歴史を持っています。
今年は小倉競馬場で行われます。
思い出のレースは、キングラナークが
勝った昭和53年第26回中京記念です。
キングラナークの父はグレイソブリン系
種牡馬ラナークです。
キングラナークは昭和51年のクラシック組
で同期にはTTGと言われた貴公子
テンポイント、天馬トウショウボーイ、
グリーングラスをはじめ、ダービー馬
クライムカイザー、天皇賞馬ホクトボーイ等
がいます。
キングラナークは旧馬齢3歳暮れの阪神で
デビューし、いきなり新馬、特別を連勝し
クラシックに向け好スタートを切りました。
しかし、年が明けて4歳になってから
1番人気となった特別競走の2戦で
敗れたことで春のクラシックへの出走は
叶いませんでした
4歳になってから9連敗していたキング
ラナークは10戦目でようやく勝利して
3勝目を挙げると、何とか菊花賞に
漕ぎつけ、21頭中21番人気で出走
しましたが人気通り、当時伏兵だった
グリーングラスの前に18着と惨敗に
終わりました。
年が明けて5歳になったキングラナークは
緒戦の条件特別を快勝し4勝目を挙げると
中日新聞杯に参戦しました。
このレースにはトウカンタケシバや西の
秘密兵器と言われたライデンポーラ、
シービークイン、タケデンジャガー等が
出走し、キングラナークは7番人気
という低評価での出走となりました。
レースはニシファイアが逃げ、
その後ろからキングラナークが続き、
ライデンポーラとシービークインは中団から
人気のトウカンタケシバは後方からという
展開となりました。
第3コーナーでキングラナークが
ニシファイアを交わしにかかり、
第4コーナーで先頭に立って直線へ。
直線に入ってキングラナークが一気に
伸びて後続馬を引き離して独走態勢となり
2着のジャンボキングに7馬身差をつけて
圧勝し、ついに重賞初制覇を果たしました。

しかし、続く中京記念では1番人気に
推されたものの4着に敗れてしまいました。
その後キングラナークは勝ち星には
恵まれず、暮れに行われた条件特別で
ようやく勝利し、6勝目を挙げました。
年が明けて6歳になったキングラナークは
連覇を狙って中日新聞杯に出走しましたが
4着に終わりました。
続いてキングラナークは昨年1番人気に
応えられなかった中京記念に参戦しました。
このレースには女傑アイノクレスピンや
クラシック戦線を賑わし、この年の有馬
記念に優勝し年度代表馬にも選出される
カネミノブ、九州の英雄ミヤジマレンゴや
前走の中日新聞杯優勝馬リキタイコー等
豪華なメンバーが参戦しました。
レースはリキタイコーが逃げ、その後ろから
ミヤジマレンゴとキングラナークが続き、
カネミノブは中団から、アイノクレスピンは
後方からという展開になりました。
第3コーナーでミヤジマレンゴが
リキタイコーを交わしにかかるとカネミノブ
アイノクレスピンも一気に仕掛けて先頭
集団に入り、キングラナークも負けずに
この先頭集団についていき、内を
つきながら直線の勝負へ。
直線に入ってミヤジマレンゴが先頭に立ち
内からキングラナーク、馬場の真ん中から
カネミノブ、外からアイノクレスピンが追い
込む中、ミヤジマレンゴとキングラナークが
が抜け出し、2頭による激しい競り合いと
なりましたが最後にクビ差キングラナーク
がミヤジマレンゴに競り勝って優勝を飾り
2つ目の重賞を獲得しました。

本格化したキングラナークは阪神に戻り、
オープン特別で3着となった後、今は
G1競走となっているサンケイ大阪杯に
参戦しました。
このレースには天皇賞馬ホクトボーイ
雪辱を期すアイノクレスピン、後に
天皇賞馬となる名牝トウメイの仔
テンメイが出走しました。
3番人気に推されたキングラナークは
果敢な逃げを展開し、直線で追い込んで
来るアイノクレスピンやホクトボーイを
おさえて優勝を飾り、3つ目の重賞を
獲得すると共に一流オープン馬への
仲間入りを果たしました。

続くオープン競走もレコードで快勝した
キングラナークは天皇賞春に駒を
進めました。
しかし、距離の疑問からかグリーングラス
の7着に敗れ、続く宝塚記念でもエリモ
ジョージの5着に敗退しました。
その後、キングラナークは大好きな中京
競馬場で行われる当時の高松宮杯に
出走しました。
このレースには宝塚記念を勝った
エリモジョージが62キロ、天皇賞馬
ホクトボーイが60キロという重い斤量で
出走の他、シルバーコレクターのクラウン
ピラード、4連勝中の新星ヤマニンゴロー
走る労働者トウフクセダン等、個性溢れる
馬達が参戦しました。
過酷なローテーションと当日の不良馬場で
人気を落としたか、キングラナークは
8頭中の8番人気での出走となりましたが
レースはヤマニンゴローが果敢に逃げる中
第4コーナーでエリモジョージ、直線で
ホクトボーイが失速し、内をついたキング
ラナークとヤマニンゴローとの直線での
激しい競り合いとなって、最後は2頭による
首の上げ下げの勝負となり、アタマ差で
ヤマニンゴローが勝ち、キングラナークは
惜しくも2着に敗れてしまいました。

その後、夏を休養したキングラナークは
1番人気となった秋緒戦のオープン競走で
6着に敗れ、このレースがキングラナーク
にとっての最後のレースとなってしまい
ました。
引退後、キングラナークはどのように
なったか、そしてどのように亡くなった
のかの記録が無いのが残念です。
今週は、小倉競馬場で第72回
中京記念が行われます。
エピファニー、エルトンバローズ、セオ、
アルナシームに注目しています。
今週も全人馬の無事を祈りながら
レースを観ます。

