ハイセイコーのブログ -22ページ目
本日、中京競馬場で行われました伝統の
第59回シンザン記念は3番人気の
リラエンブレムが直線で鋭く抜け出して勝ち
新馬戦からの2連勝で重賞初制覇を飾り
ました。
2着には1番人気のアルテヴェローチェ、
3着には14番人気のウォーターガーベラが
入りました。

今週は中京競馬場で第72回日経新春杯
が行われます。
日経新春杯は日本経済新春杯の名称で
1954年に創設され、1979年より日経
新春杯に改称されました。
東のアメリカジョッキークラブカップと
並んで春の天皇賞に向けて、今年緒戦
として西の古馬の精鋭達が参戦する
レースでもあります。
思い出の馬は、花の昭和47年組の
道悪の鬼と言われたユーモンドです。
流星の貴公子テンポイントの悲劇から
はや47年の歳月が流れました。
私にとってこのレースは忘れられない、
そして決して忘れてはいけないレースだと
思っています。


あのテンポイントの悲劇以来、46年以上
たった今でも日経新春杯のレースに限って
発送直前に必ず関西の実況アナが
「時が流れ、場所は違えども、今年も
全馬の無事を祈って」と言っているように
改めてレース中に事故が起きることが
無いように、全馬の無事を祈る象徴的な
レースとなっています。
毎年、実況アナがレースの直前に
「全馬の無事を祈って」と言うたびに
私は今でも涙が溢れてしまいます。
ユーモンドの父はファラモンドで代表
産駒には二冠馬カブラヤオーや妹で
エリザベス女王杯を勝ったミスカブラヤ、
ケイリュウシンゲキ等がおり、中央と公営で
多くの重賞勝ち馬を輩出しました。
ユーモンドは最強の世代と言われている
花の昭和47年のクラシック組で同期には
ロングエース、ランドプリンス、イシノヒカル
タイテエム、タニノチカラ、ハクホオショウ
ストロングエイト、ハマノパレード、スガノ
ホマレ等、挙げれば切りがないほど、
多くの名馬達がいます。
ユーモンドは旧馬齢3歳夏の函館で
デビューし、初戦の新馬戦は4着だった
ものの、2戦目の新馬戦を快勝しました。
続く北海道3歳ステークスはトモエオー
の前に4着に敗れ、その後3戦するも
勝つことは出来ませんでした。
年が明けて4歳になったユーモンドは
シンザン記念では4着だったものの、続く
条件特別と4歳ステークスを快勝して
連勝すると、その勢いのままに続く
毎日杯も制して3連勝し、初の重賞制覇を
果たしました。
その後、東上して皐月賞に挑み、実力馬が
ひしめく中でランドプリンスの4着に入る
大健闘を見せました。
そして、続くオープン競走に快勝すると、
東西の誇る精鋭達が出走した東京優駿
(ダービー)に8番人気で挑みましたが
21着に大敗してしまいました。
その後、秋競馬で3戦するも、結局、
勝つことは出来ませんでした。
年が明けて古馬になったユーモンドは
当時の金杯(西)に出走。
このレースには無冠の帝王と言われ
後に天皇賞を勝つタイテエムやメジロ
スイセイ、シンモエダケが参戦し、当然の
ごとくタイテエムが圧倒的な1番人気に
推され、ユーモンドは2番人気での
出走となりました。
不良馬場で行われたこのレースはシュウ
エイホープが逃げ、タイテエムは中団から
進み、ユーモンドは天才福永洋一騎手が
何かの作戦なのか最後方から進むという
展開になりました。
しかし、向こう正面から内をついて上がって
いったユーモンドは一気に2番手まで
上がり、タイテエムは道悪に苦しんで
いるのか、いつもの動きでは無いまま
直線の勝負へ。
カツヤヨイと共に内をついたユーモンド、
タイテエムは大外をつくも伸び脚は無く、
ユーモンドとカツヤヨイが直線で競り合い
を演じ、ゴール前でユーモンドがカツヤヨイ
を1/2馬身振り切って優勝を飾り、重賞
2勝目を獲得しました。

続いてユーモンドは現在の日経新春杯に
出走しました。
このレースには天皇賞馬ヤマニンウェーヴ
ハマノパレード、メジロスイセイ、
シンザンの仔シングン等が出走し、1番
人気はハマノパレードで、ユーモンドは
2番人気に推されました。
レースはユーモンドが先手をとって逃げ、
ハマノパレードは終始ユーモンドをマーク
するように先行集団に入って進み、メジロ
スイセイとヤマニンウェーヴは中団から
という展開になりました。
第4コーナーでハマノパレードが仕掛けて
一気に2番手に上がって、直線の攻防へ。
直線に入ってもユーモンドの勢いは
止まらず、逆に脚を伸ばす中、ハマノ
パレードは伸びずに直線で沈み、内から
シングンが差して来たものの、ユーモンドが
2馬身半の差をつけて圧勝。
重賞を連勝すると共に3つ目の重賞を
獲得し、天皇賞(春)の制覇に向けて
好スタートを切りました。

しかし、この勝利がユーモンドにとって
最後の勝利になろうとは、この時、誰が
予想できたでしょうか。
その後ユーモンドは燃え尽きたかのように
勝ち星から見放され、3連敗後に挑んだ
天皇賞(春)でも向こう正面で一旦先頭に
立つ場面はあったものの、9着に終わり
ました。
年が明けて6歳になったユーモンドでしたが
連敗を重ね、重賞レースでは掲示板にすら
載ることすらできず、10戦して未勝利に
終わりました。
その後、7歳になってからも現役を続けた
ユーモンドは障害に活路を見出そうと
しましたが、3戦しても勝つことは出来ず、
再び平場に戻って来たものの、9戦して
未勝利に終わり、阪神大賞典での9着を
最後に二度と競馬場に姿を現すことは
ありませんでした。
やはり4歳から5歳にかけての無理が
祟ったのでしょうか、障害まで走らされた
ユーモンドがその後、どのような運命を
辿ったかについての記録が見あたらず
不明となっているのが本当に残念です。
今週、今年はまた中京競馬場で第72回
日経新春杯が行われます。
バトルボーン、メイショウタバル
ホールネス、ショウナンラプンタに注目して
います。
テンポイントの悲劇から今年で47年の
歳月が流れました。
時が流れ、場所は変われど、今年も
テンポイントに想いを馳せながら、そして
全人馬の無事を祈りながらレースを観ます。
明けましておめでとうございます。
皆様にとって2025年が幸せな1年に
なりますよう、お祈り申し上げます。
今年も私が見て来た思い出の名馬達の
ことを書いて行こうと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。
そして、今年も全人馬が無事に過ごせる
ことを心から祈っています。
一昨日、中山競馬場で行われた第74回
中山金杯は4番人気のアルナシームが
直線で鮮やかに抜け出し、昨年の
中京記念以来となる勝利で重賞2勝目を
挙げました。
2着には6番人気のマイネルモーント、
3着には8番人気のボーンディスウェイが
入り、1番人気に推されたクリスマス
パレードは果敢に逃げたものの、直線で
失速して4着に敗れ、トップハンデの斤量
59.5キロを背負ったホウオウビスケッツも
9着に敗退しました。

また、柔道女子48キロ級でパリ五輪の
金メダリスト角田夏実さんが艶やかな
振り袖姿で登場し、中山金杯の表彰式で
プレゼンターを務め、優勝に花を添えました。

今週は中京競馬場で第59回シンザン記念
が行われます。
シンザン記念は戦後初のクラシック三冠を
制し、天皇賞、有馬記念にも優勝した
五冠馬シンザンを称えるため、1967年に
シンザン記念として創設されました。
昭和期においては、シンザン記念に
勝った馬はクラシックに縁がないという
ジンクスがありました。
しかし、近年の優勝馬からは
タニノギムレットやジェンティルドンナ、
アーモンドアイ等のクラシック馬が誕生した
ことから、現在ではクラシックの登竜門と
言われるようになりました。
名馬の功績を称えるため、名馬の名前が
冠となった重賞レースが少なくなる中、
シンザン記念が今も続いていることは本
当に嬉しく思っています。
思い出の馬は、華麗なる一族の1頭
シルクテンザンオーです。
シルクテンザンオーの母はミスマルミチで
姉には悲運の名牝イットー、兄には安田
記念やセントライト記念等に優勝した
ニッポーキングがいる等、まさに華麗なる
一族の馬としてシルクテンザンオーは
誕生しました。
シルクテンザンオーは昭和57年の
クラシック組で同期にはダービー馬
バンブーアトラス、皐月賞馬アズマ
ハンター、菊花賞馬ホリスキー、同じ
華麗なる一族のハギノカムイオーや
ワカテンザン等がいます。
シルクテンザンオーは旧馬齢3歳秋の
阪神で注目される中、1番人気でデビューし
初戦の新馬戦は3着に敗れたものの、
2戦目の新馬戦では2着に10馬身の差を
つけて圧勝劇を演じ、評判通りの素質の
高さを見せつけました。
そして続く条件特別戦でも快勝し、新馬
特別を連勝してエリート街道に乗り、
関西のクラシック候補として名乗りを
挙げました。
年が明けて4歳になったシルク
テンザンオーは4歳の初戦として
シンザン記念に出走しました。
このレースにはもっか3連勝中で、後の
重賞勝ち馬となるエリモローラや流星の
貴公子テンンポイントの甥になる
ワカテンザン、メイショウキング等が出走し
1番人気はエリモローラで、シルク
テンザンオーは2番人気での出走となり
ました。
レースは、この一族が持つ天性のスピード
なのか、シルクテンザンオーが先行して
逃げ、その後ろからエリモローラが
シルクテンザンオーをマークしながら進み
ワカテンザンは中団からという展開となり
ました。
第4コーナーでエリモローラが仕掛けて
シルクテンザンオーと馬体を併せる形で
直線の勝負へ。
直線に入ってシルクテンザンオーが
逃げ込みを図る中、必死にエリモローラも
差を詰め、そして満を持していた
ワカテンザンが大外から、ものすごい脚で
追い込んで来ましたが、シルク
テンザンオーが1/2馬身、ワカテンザンを
おさえて優勝。
重賞初制覇を果たしました。

その後、シルクテンザンオーは弥生賞を
目指して東上しましたが、熱発を発症して
出走を断念。
更に脚部不安を発症したため、クラシックを
断念し、長期休養に入りました。
年が明けて古馬となったシルクテン
ザンオーは約1年ぶりに阪神のオープン
競走で復帰して4着、続くマイラーズカップ
ではロングヒエンの4着となりました。
そして迎えたサンケイ大阪杯では有馬
記念馬ヒカリデユールの2着に入り、
復調の兆しが見え始めましたが、再び
脚部不安を発症したため、休養を
余儀なくされてしまいました。
そして懸命の治療の甲斐なく、シルク
テンザンオーが再び競馬場に姿を見せる
ことはありませんでした。
引退後、北海道で種牡馬となった
シルクテンザンオーは、少ない産駒の中
から、重賞勝ち馬を輩出するなどしましたが
華麗なる一族を代表する産駒を輩出する
ことは出来ませんでした。
記録によりますと1994年まで種牡馬として
繋養されましたが、1996年4月3日付で
用途変更となり、それ以降の動向に
ついては不明となっていることが、とても
残念です。
今週は中京競馬場で第59回シンザン記念
が行われます。
アルテヴェローチェ、タイセイカレント
マイネルチケット、リラエンブレムに注目して
います。
今年は、このレースからクラシック馬が
誕生するのか、名馬シンザンへの敬意を
表すると共に、今週も全人馬の無事を
祈りながらレースを観ます。
昨日、中山競馬場で行われました
2024年中央競馬のラストを飾るG1競走
第41回ホープフルステークスは1番人気の
クロワデュノールが直線で抜け出して
圧勝し、無傷3連勝でG1初制覇を
果たしました。
2着には6番人気のジョバンニ、3着には
17番人気のファウストラーゼンが入り
ました。

また有馬記念後にディープボンドと
スタニングローズの引退が発表され
ましたが、更に新たにダービー馬
シャフリヤールと牝馬クラシック二冠馬
スターズオンアースの引退が発表され
ました。
第二の馬生での活躍を心から期待して
います。
本当にお疲れさまでした。
2024年もあと2日を残すのみとなり、
競馬を見ていると時が経つのは本当に
早く感じられます。
そして、今年も数々の功績を残した
名馬達が天国へと旅立っていきました。
ハナズゴール(15歳) 1月6日 没
第19回チューリップ賞、第48回京都牝馬
ステークスや豪州でのオールエイジド
ステークスに優勝しました。
蹄葉炎のため亡くなりました。

ロジック(21歳) 1月20日 没
第11回NHKマイルカップに優勝しました。

カルストンライトオ(26歳) 2月7日 没
韋駄天と呼ばれ、第38回スプリンターズ
ステークスに優勝しました。
老衰のため、亡くなりました。

ビートブラック(17歳) 2月14日 没
14番人気という低評価を跳ね返し、
第145代天皇賞・春に優勝しました。
重度の骨折が原因で亡くなりました。

ドリームパスポート(21歳) 2月14日 没
第43回きさらぎ賞、第54回神戸新聞杯に
優勝し、皐月賞と菊花賞で2着、ダービー
では3着と頑張りました。

サンテミリオン(17歳) 3月4日 没
第71回優駿牝馬(オークス)で、この年の
牝馬クラシック三冠馬アパパネと歴史に
残る同着優勝し、そして第24回フラワー
カップにも優勝しました。
病気のため、亡くなりました。

サクラプレジデント(24歳) 3月19日 没
第78回中山記念、第39回札幌記念、
第37回札幌2歳ステークスに優勝しました。

リーチザクラウン(18歳) 3月29日 没
第41回マイラーズカップ、第49回
きさらぎ賞に優勝しました。
肺水腫のため亡くなりました。

フラワーパーク(32歳) 4月6日 没
第26回高松宮杯、第30回スプリンターズ
ステークス等に優勝し、1996年
最優秀短距離馬、最優秀父内国産馬に
選出されました。
老衰のため、亡くなりました。

シルクフェイマス(25歳) 4月27日 没
第51回日経新春杯、第97回京都記念
第47回アメリカジョッキーカップ優勝等
3度の重賞制覇の他、2004に年は
天皇賞・春3着、宝塚記念2着、有馬記念
3着等とGⅠ競走でもたびたび上位争いに
加わりました。
心不全のため、亡くなりました。

ノーリーズン(25歳) 5月7日 没
15番人気という低評価を跳ね返し
第62回皐月賞に優勝しました。
2010年に種牡馬を引退後は相馬野馬追の
騎馬隊として活躍する等、第二の馬生でも
注目を集めました。

ロジャーバローズ(8歳) 6月25日 没
12番人という低評価で挑んだ第86回
東京優駿(日本ダービー)に優勝しました。
疝痛の悪化により亡くなりました。

イシノサンデー(31歳) 8月18日 没
四白流星のグッドルッキングホースで
第56回皐月賞、第35回京都金杯等に
優勝しました。
老衰のため、亡くなりました。

ゼンノエルシド(27歳) 9月1日 没
第18回マイルチャンピオンシップ、
第46回京成杯オータムハンデに
優勝しました。
老衰のため、亡くなりました。

ヴァーミリアン(22歳) 9月12日 没
第25回フェブラリーステークスをはじめ
帝王賞、ジャパンカップダート等に優勝し、
長期間にわたってダート王の座に君臨、
当時の日本競馬史上最多となるGI/JpnI
9勝をマークしました。
疝痛のため、亡くなりました。

マグナーテン(28歳) 9月16日 没
第53回毎日王冠、第44回アメリカ
ジョッキーカップ、第36、37回関屋記念に
優勝しました。

デルタブルース(23歳) 10月8日 没
第65回菊花賞や第39回ステイヤーズ
ステークスに優勝、そして豪州で行われた
メルボルンカップに日本馬として初めて
優勝を飾りました。
蹄葉炎のため、亡くなりました。

メイショウサムソン(21歳) 11月26日 没
野武士の異名を持ち、第73回東京優駿
(ダービー)、第135回天皇賞(春)
第136回天皇賞(秋)、第66回皐月賞、
第51回産経大阪杯等に優勝し、
2006年最優秀3歳牡馬、2007年
特別賞に選出されました。
心不全のため、亡くなりました。

馬1頭1頭それぞれにはいろいろな思いを
込めて応援している多くのファンがいます。
私達は、競走馬達から夢や勇気や希望と
感動をもらいました。
私達はあなた達の名前や功績をこれからも
けっして忘れることはありません
天国でゆっくり休んで下さい。
本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
今年も私の拙いブログを見に来て
頂いた方、そしてコメントや「いいね」を
して頂いた方、本当にありがとうござい
ました。
来年も自分が見て来た名馬達の功績や
思い出をブログに書いていこうと思い
ますので、今後ともよろしくお願い致します。
2025年も皆様にとって良い年であります
ことを心から祈っています。
どうか良い年をお迎えください。

