本日、阪神競馬場で行われました第73回鳴尾記念で

このレースを最後に引退する10歳馬サイモンラムセスが

4着と大健闘しました。

昭和期でいえば11歳馬であり、私も長年競馬を見てきましたが、

11歳馬が重賞で4着になったのを見た記憶がありません。

例えばオンワードガイなど、当時の表記は7歳馬で、現在は

6歳馬になりますが、昭和期ではもう老齢馬とか、古豪とか

言われていました。

昔から「○○は、このレースを最後に競馬場を去ります」と実況

されると、その馬の過去のレースを思い浮かべながら胸が

ジーンとしてしまいます。

サイモンラムセスは今年に入り、しんがり負けばかりで鳴尾記念

の人気も最低人気でしたが、馬がラストランということが判った

のでしょうか。

サイモンラムセス最後の意地の怒涛の追込みに感動しました。

どうかゆっくり休んで下さい。

長い競走馬生活、本当にお疲れさまでした。

先日、無観客の中で行われました日本ダービーは

コントレイルが圧勝し、無敗のダービー馬、そして二冠馬に

輝きました。

そして、そのダービーの後には、歴史ある伝統のレース

目黒記念が行われました。

長年競馬を見てきたオールドファンとしては、目黒記念の

開催時期と取り扱いに対し、大いに不満があります。

目黒記念は、昭和期には春と秋に行われ、優勝場には

数々の競馬史に名を残す名馬達が連なっています。

 

1984年にグレード制が導入された時に目黒記念は、

GⅠではなく、GⅡ扱いになり、開催も年1回となり、挙句の

果ては、ダービーの後にレースが行われ、地上波での

テレビ中継もありません。

この位置に持ってきた理由は、ダービー後の混雑の緩和とか

売上促進のためとか言われていますが、そもそも目黒記念は

88年の歴史を持ち、中央競馬に現存する重賞競走としては

最古とされ、更に日本の競馬におけるハンデキャップ競走と

しても最古の競走でもあります。

そのような日本の競馬史上に輝く伝統あるレースに対しては、

最大限のと敬意を払うべきだと思います。

大阪杯や伝統の無いホープフルステークスをGⅠにするならば、

目黒記念をGⅠとして、開催時期と扱いをもっと考えるべきだと

思います。

例えば、外国馬が参加しないような意味のないジャパンカップを

廃止し、代わりに凱旋門賞と同じように、国際競走目黒記念と

するとか、中距離向けの秋の天皇賞の前日のメイン競走として

開催するとか、もっと考慮すべきであり、日本競馬の歴史と

伝統を大切にして欲しいと思います。

 

昨日行われました第87回東京優駿競走(日本ダービー)は

コントレイルが圧倒的な強さで優勝。

父ディープインパクト以来、15年ぶりに無敗のダービー馬に

なりました。

関係者の皆様、本当におめでとうございます。

私もオールドファンなので長年に渡ってダービー見てきましたが

これ程、飛びぬけた2頭が皐月賞とダービーで1、2番人気

となって、その人気どおりの着順になったというのは、記憶に

ありません。

まさに完璧な予想どおりの絵にかいたようなダービーでした。

また、ウイニングランを行い、正面スタンド前でヘルメットを

取って、深々と感謝の気持ちを込めてお辞儀をした福永騎手

にも感動しました。

 

コントレイルは、三冠馬を目指して菊花賞に挑みます。

これまでの歴史を見る中で、ダービーを制覇し、三冠確実と

言われたタニノムーティエ、ヒカルイマイ、カブラヤオーや

トウカイテイオーは、夏を無事に乗り越えることは出来ずに

三冠馬になることは出来ませんでした。

コントレイルは、脚部がまだ固まっていないところがあるよう

ですが、何とか夏を無事に乗り切って、三冠を目指して

欲しいです。

また、夏を境に急成長する馬、昔の言い方をすれば第二の

アカネテンリュウやグリーングラスのような馬が出現して、

コントレイルやサリオスに挑戦してもらいたいと思います。