7月31日に亡くなったビワハヤヒデに続いて1997年の
菊花賞馬マチカネフクキタルが余生を送っていた山梨県の
小須田牧場で亡くなりました。26歳でした。
同馬は、ユニークな馬名で有名なマチカネ軍団の1頭で
更にサイレンススズカ世代であって、同期にはサニブー?の
愛称で知られたダービー馬サニーブライアンやメジロブライト、
シルクジャステスがいます。
1997年の春のクラシック路線では、サニーブライアンの後塵を
拝しましたが、夏を超して本格化を果たし、神戸新聞杯、
京都新聞杯に連勝、その勢いで三冠レース最後の菊花賞に
見事優勝し、春の無念を晴らしました。
古馬になって更なる飛躍を期待されましたが、蹄の病気に
悩まされるなどしたため、苦戦を強いられたため、満足な成績を
あげることは出来ませんでした。
また1頭、名馬が亡くなり淋しい限りですが、天国でゆっくり
休んで下さい。本当にお疲れさまでした。
ビワハヤヒデ、マチカネフクキタルが亡くなったことで、
1900年代の全ての菊花賞馬がこの世を去りました。
(但し1991年優勝馬レオダーバンは行方不明のため、生死の
確認は不明ですが。、生存していれば32歳)
時代の流れとはいえ、名馬達の訃報を聞くたびに、またひとつの
時代が終わったかと思ったり、淋しい気持ちになります。
昭和に続いて平成もこうしてだんだん遠くなって行くんですね。