募集総額 3,200万円
一口価格 80,000円
牝馬 リアルインパクト産駒
母 シンハリーズ （ファミリーナンバーは、6－e）
母父 Singspiel ノーザンファーム産
育成 ノーザンファーム早来
栗東 斉藤崇史 厩舎
2020年3月2日生まれ
体高 156.0 cm、胸囲 174.0 cm、管囲 19.5 cm、馬体重 437 kg
母親の実績としては、英国産で主にアメリカでの実績、３勝馬でＧⅠ馬。
産駒は、ポロンナルワは未出走も、２番仔からアダムスピーク、
リラヴァティ、シンハライトがいて、近年もライティア、
そして昨年の募集馬は、先日デビュー勝ちのスリーパーダ。
ディープインパクトを付けてきた経緯があるが、
それ以外の産駒も走っていることから、
名繁殖牝馬としても素晴らしい。
母１８歳、３月生まれの１１番仔。
２月後半なんで、３月生まれの考えでイイだろう。
この産駒から、ＧⅠ馬のシンハライトを出してますし、
その他にも、コンスタントに勝ち馬を出している点はイイ。
これまでの産駒で、牡馬、牝馬共、走っているので、
何も言うことが無いでしょう。
ただ、年齢的にそろそろ限界のラインに差し掛かってるし、
元々小さいタイプの産駒が多くて、脚元の不安も出やすい血統ので、
測尺は、大事ですね。
産駒は、石坂厩舎がメイン厩舎だったが、
昨年のスリーパーダが、斉藤崇史厩舎になりました。
ちなみに今回も、関西となりましたので、
そういうことでしょう。
斉藤崇史 厩舎なら、関西だと中堅ですが、
年々成績を伸ばしている若手の厩舎。
昨年は３０勝の成績。
重賞馬、ＧⅠ馬は、もちろん大将格のクロノジェネシス。
完全に芝が強いイメージ。
血統は、リアルインパクト × 母父 Singspiel
この配合は、たった１頭のみ。
タツハグンセイという馬で、１１戦２着１回で、引退となっています。
サンプルなしですね。
母父が、Singspiel なので、どうしてもディープをはじめ、
有力どころに付けられた経緯があり、
ようやく、リアルインパクトに回ってきたというべきかも。
実績が無いだけに、未知数ではある。
ただ、勝ち星が多い順に行くと、
やはりサンデー系が上位に並ぶので、
この産駒で１発あるのかもしれない。
ファミリーナンバー的には６号族で極軽系。
“6－e”でのＧⅠ馬は、半姉のシンハライトがいるくらい。
日本では全くと言っていいほど走らないが、
同じ兄弟なので、気にする必要は無いと考える。
静止画は、立ち姿はよくて、バランスも良し。
動画は、柔軟性もあり、踏み込みも良く、ブレが少ない。
まっすぐ歩けてるし、問題はない。
スリーパーダが今後活躍するかで決まってくるが、
短距離志向の父を付けても、スピードがあるように感じられたので、
この産駒に変わっても、可能性は大いにある。
違う産駒だからと言って、マイナスには捉えてない。
しかも、小倉２歳Ｓでも２着でしたので、
やはり子の産駒の能力は高い。
そしてサイズ的に小さいのが気になるが、
産駒のシンハライトをはじめ、かなり小さい馬が多く、
スリーパーダは、小倉２歳Ｓでも、増えて４０６ｋｇ。
全く持って、気にする必要はないし、むしろこれぐらいあるなら、
全然問題なさそう。
むしろ気になるのは、母馬の年齢が高齢だという点。
それが産駒に影響しそうなので、ここは少し気になります。
それと父親は、主流からハズれた血統で、産駒もそれほど走ってないし、
気になる部分ですが、こういうマイナー系は、
ノーザンだけ走る傾向があり、もちろんこの馬もノーザンなので、
心配はないと考えている。
これで募集価格は、３,２００万円 １口 ８０,０００円
ディープ産駒の募集額は高かったけど、
まぁまぁ～少し高いイメージですが、
これくらいは許容範囲。
牝馬と考えると、少し高い気もするが、
デキが良ければ、何の問題も無し。
ただ、この馬は、金額的にもメチャクチャ高いわけでも無い。
兄弟馬の成績としても、
母親の高齢がマイナスポイントになればいいが、
字づらからすると、どうしても人気になってしまいそう。
すでに、中間発表でも出てしまってるし、
さすがに最優先以上じゃないと厳しいかな。
できれば、取りたい１頭ですが、一般だとアウトでしょうね。
下手したら、×が必要なラインになるかもしれない。