こんにちは、たまこです。
先週、たまこは築1年の妹宅におじゃまして出張お片付けサービスごっこをしてきたのですが(笑)。
一応、家中の収納は全て見せてもらって、できる所までは妹に確認しながら物の追加、削除、移動をしてきました。
その中でも今回特に大きく変えたのがキッチン収納だったので、
皆さまのご参考になる所があればと思い、数回に分けて記事にしてみました。
(よろしければ、ご覧くださいね)
さて、今回はお玉やトング、皮剥きやおろし金など「キッチンツール」の収納についてです。
前回もお話しましたが、これらの細長かったり小さかったりする道具たちについては、
ヘルパー時代の経験からしてもだいたいのご家庭では調理スペース下の浅型引き出しにまとめて放り込まれている場合が非常に多いです。
もしくは、最近ではフックを使って見やすく出し入れしやすいように、壁掛けや吊り下げ収納にしているキッチンも良く見かけます。
どちらもメリット、デメリットがありますので、「キッチンツール」でなんとなくひとまとめにせず、
それぞれのツールでどのような収納がベストなのかを考えた事があるかないかで、キッチンの使い勝手は全く変わるというのが、たまこの持論なんですよー。
たまこは2年ほど前に、ボランティアで知的障がいの方が暮らすグループホームの
共用部分(キッチン、リビング、浴室など)の整理収納を担当させていただいた事があります。
その時は、複数の世話人さんが毎日入れ替わりで調理するキッチンなので、なるべくわかりやすい定位置を決めて、使ったら必ず戻す事が徹底できる収納を目指しました。
(当時の記事です)
この時は、お玉やフライ返しなどの柄が長いツールは、壁にフックを付けて掛ける収納にしました。
これはパッと見でわかりやすくて、調理のアクションも最低限で済む収納なんですが、欠点は壁(キッチンパネル)の掃除がしづらいという事ですね。
コンロ周りはどうしても壁に油汚れが飛び散りますので、その都度拭き掃除をするのがベストですが、壁に物が掛かっていると掃除の頻度が劇的に下がります(笑)。
理由はもちろん、掛かっている物を外して拭くのが面倒くさいからですが、
グループホームでは一応「お仕事」としての調理や掃除ですから多少掃除しづらくてもそこは頑張ってもらうという事で、わかりやすさや調理中の効率の良さを優先しました。
それに、掃除しづらいとは言っても最低限の物しか掛けないのは大前提ですから、コンロ周りの拭き掃除としては毎日拭くだけなら5分もかからない、、はずです。
まあそれでも自宅となると、コンロや調理スペースなどの平面まではなんとか拭いても、壁などの垂直面まではできないというか、しんどいから見てみぬフリというのは仕方ない事かなと。
となると、やっぱり自宅用キッチンではあまり壁掛け収納に頼らない方が掃除がしやすいのは、事実です。
でも、引き出しに寝かせて収納すると、今度はごちゃごちゃして使いたい道具がスッと取り出せない、、というジレンマが発生する訳です。
となると、残った選択肢は筒状のツールスタンドに「立てて」収納する事になります。
妹宅でも、見直し前は壁にフックを付けてお玉やフライ返しなどを掛けて収納していましたが、今回は掃除のしやすさを優先する為に今回全て撤去して、立てる収納に変更してみました。
ちなみにツールスタンドとして使っているシルバーの入れ物は、妹が何かのイベントで景品として貰ったタンブラーだそうです(笑)。
専用のものをわざわざ買わなくても、使っていないマグカップやコップ、花瓶などでも充分代用できると思いますが、バランスが悪くてすぐ倒れるものだとストレスになりますから、ある程度重さがある入れ物を選んだ方が良いと思います。
(やっぱり理想は、スコープさんのキャニスターかなー、素敵だなー笑)
それから、使いたい物を出した時に別の何かまでいちいち絡まって出てくるのもめっちゃストレスですので、入れる物は厳選して何でもかんでも放り込まない事(笑)。
まあ、それは引き出し収納でも同じ事なので、、↓
これはたまこ家のやり方ですが、引き出しに仕切りをつけて並べてひとつずつ取り出しやすく工夫していれば、柄の長いキッチンツールも寝かせて収納しても問題ないかと思います。
(セリアの小さいアクリル仕切りを使っていますが、3〜4アイテムくらいなら仕切り無しでも絡まないと思うので、これは見た目の自己満かな 笑)
たまこは妹より調理の頻度が多いので掃除もこまめにしたいけど、何か物があると絶対やらない自信があるので(笑)、とにかくなるべく上には物を出さず引き出しに入れる事にこだわっていますが、
たまに料理するくらいなら調味料ケースもツールスタンドも上に出しておく方が使いやすいと思うんです。
ですから、毎日使う物は上に出しつつ、掃除もそれなりにやるというのが最強なんでしょうけど、そこはまあ自分の性格や家事スキルとの兼ね合いで、
どちらかを優先したらもう一方は諦めるしかないかなと(笑)。
ただ、ここで間違えないで欲しいのは、自分の面倒くさがりな性格や家事スキルが低い事を責めたり、根性論でせめて人並みになれるように頑張らなきゃ!と思っても意味がないというか。
むしろ、自分がどういう性格で、どこまでならできて何が不得意かという事を正確に把握して認める方がよっぽど大事だと思います。
たまこも昔は、だらしなくて面倒くさがりな自分にはオシャレなインテリアや綺麗なキッチンなんて夢のまた夢、、と諦めていましたが、実際は面倒くさがりでもいくらでも綺麗なキッチンやインテリアをキープできる方法はありますよ(笑)。
とにかくたまこが思うのは、今までの思い込みとか固定観念とかに囚われないで、
「自分」がラクにできるにはどうすればいいか?をひたすら追求するのが一番です。
そして、「ラク」というのは例えば掃除をサボっても良いって意味とかじゃなくて(笑)。
「面倒くさがりな自分でも、ラクに掃除ができるようにするにはどうすればいいか?」って事を、ちゃんと真面目に考えるって事です。
それがキッチンツールの収納の仕方などにも直結していると実感しているからこそ、たまこは自宅もグループホームも妹宅も、それぞれめちゃくちゃこだわっている訳で。
なんて、またしても熱く語ってしまったので、今回は長さのあるキッチンツールの収納だけでめっちゃたくさん書いてしまいました(笑)。
本当は皮剥きやおろし器などの細かいキッチンツールの収納も一緒に記事にするつもりでしたがこれは次回という事で、よろしければまた見に来てくださいね。
おまけ。
昨日ダイソーで購入した、キッチンツールたち。
まさに「細かい道具たち」ですねー。
これらをたまこはどこに収納するのか?
興味ある方は、お楽しみに、、。
ではまた!